クラウドコンピューティング チーム　ありがとうさぎ

クラウドコンピューティングとは

クラウドコンピューティングの定義 NIST(National Institute of Standards and Technology) の定義によれば、 クラウドコンピューティングとは、コンフィグレーション可能 なコンピューティング資源の共有プールへのネットワーク アクセスをユビキタスに便利にそしてオンデマンドに実現 することにより、最小限のマーネージメント努力もしくは サービス提供者とのやりとりだけで、一定時間の十分な 需給とその利用を迅速に可能にするモデルのことである。

クラウドコンピューティングの特徴 オンデマンドなセルフサービス 適用範囲の広いネットワークアクセス プールされた資源 迅速で柔軟な供給 管理されたサービス

サービスモデル サービスとしてのソフトウェア: サービスとしてのプラットフォーム: サービスとしてのインフラ: 　　Cloud Software as a Service (SaaS) サービスとしてのプラットフォーム: 　　Cloud Platform as a Service (PaaS) サービスとしてのインフラ: 　　Cloud Infrastructure as a Service (IaaS)

具体的なサービス

消費者向けクラウド端末（1/2） •Apple •google クラウド端末「iPhone」「iPad」を提供 クラウド端末「アンドロイド」を提供 「グーグル検索」「Gメール」「グーグルドキュメント」を展 開

消費者向けクラウド端末（2/2） •Adobe Systems •Micro Soft クラウド端末のアプリ実行基盤「フラッシュ」を開発 クラウド端末「ウインドウズフォン７」提供 検索サービス「Bing」オフィスソフトの一部昨日を無償提 供する「Office Web Apps」展開

消費者向けクラウドサービス •facebook 利用者４億人のSNSサービス。ソーシャルアプリが人気 •twitter １４０字のミニブログ •evernote データ保存サービス

IaaS(Infrastructure as a Service)

SaaS（サース、Software as a Service） 必要な機能を必要な分だけサービスとして利用できるようにしたソフトウェア（主にアプリケーションソフトウェア）もしくはその提供形態のこと。一般にはインターネット経由で必要な機能を利用する仕組みで、シングルシステム・マルチテナント方式になっているものを指す。

PaaS（Platform as a Service) 開発者は、プラットフォーム上で構築したサービスを自分の顧客に 提供することができる。 具体的には、インフラ、DBMS、ユーザーイ ンターフェースなどのシステム開発手段となるツールや、開発した システムを運用するための環境をインターネットを通じて「サービ ス」として提供し、月額使用料などの形で収入を得る事業モデルで ある。

国内のクラウドサービス（1/2） •富士通 •NEC IaaS型サービスを世界の拠点で２０１０年秋から順次開始。 子会社のニフティは国内でIaaS「ニフティクラウド」を展開。 •NEC クラウドの次世代基盤となる通信技術「オープンフロー」 を開発。

国内のクラウドサービス（2/2） •IIJ(インターネットイニアティブ） •日立製作所 •ソフトバンクテレコム IaaS「IIJ GIO」を展開 •日立製作所 独自の仮想化ソフト「バタージュ」を開発 •ソフトバンクテレコム IaaS「ホワイトクラウド」を展開

クラウドが 企業にもたらすメリット ➀会計面 ➁時間面 ➂機能面

メリット➀会計面 初期費用がかからない 資産計上されない（オフバランス）

メリット➁時間面 インフラ構築 アプリケーション開発 　　　→必要ない！

メリット➂機能面 自社で自前で開発できない機能や サービスが安価で利用できる

例）アマゾンのサービス クラウドを利用して成功した企業 Amazon Web Service S3(Simple Storage Service) Simple DB EC2(Elastic Computing Cloud) ほか クラウドを利用して成功した企業 Youtube スカイプ など

クラウドが 個人にもたらすメリット ➀金銭面 ➁時間面 ➂機能面

メリット➀金銭面 ソフトウェアの初期費用はなく、使った分 だけ払えばよい 高性能なハードウェアを買いなおさなくて よい

メリット➁機能面 ソフトウェアのインストールが必要ないの で、高機能なCPUが必要ない 大容量のデータはクラウドに預けてしま えばよい

メリット➂サービス面 バージョンアップはクラウド側でやって くれる

クラウドでもたらされる未来

これから 「サービスを仲介する」サービス へ 「自分ですべてやる」時代は終わり ↓ 「サービスを仲介する」サービス　へ http://www.venture.nict.go.jp/node_2672/node_2730/node_28003

クラウドが引き起こす変化 パソコン 企業経営 ITビジネス 時代 働き方 インフラ

パソコン 「軽い」パソコンが常識に どんなデバイスからでもクラウドとつながる 大量の記憶領域や高度な処理機能が不要 OSを起動する前にブラウザが立ち上がる 軽量化 どんなデバイスからでもクラウドとつながる カーナビ インターネットテレビ http://pota1.blog63.fc2.com/blog-category-14.html http://freesoftdownload.seesaa.net/category/2320412-1.html

ビジネス 提供と消費が同時に起こる「ITのサービス化」 サービス間の乗り換えが前提に 自由度が高い！ 使いやすさ重視！ http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080514/301711/

企業経営 IT資産を「所有」から「利用」する時代に 多くのことをクラウドに任せることができる 社内サーバーの管理などが不要になり より付加価値の高い業務に専念できる！

働き方 オフィス外でも仕事ができるように クラウドを通じて誰とでもコラボできる クラウド コラボレーション（協働） ※テレワーク…週に８時間以上オフィス以外の場所で勤務すること クラウドを通じて誰とでもコラボできる コラボレーション（協働） http://www.venture.nict.go.jp/node_2672/node_2730/node_28003 クラウド

インフラ 電子政府の実現 電気自動車、電力確保 インターネットを通じて、様々な公的審査手続きや 書類審査を提供する行政サービス http://blogs.yahoo.co.jp/itinnovationconsulting/61928982.html

時代 「誰がどんな知識を持っているか」が重要ではなくなる ∵クラウド上に様々なデータベースがある ⇒ 「どのような行動をとるのか」が重要 (｀・ω・´) クラウドはエコ時代の象徴

そして クラウドそのものも変わっていく …高機能デバイスの時代 …オフィスの壁がモニターに etc… http://japan.cnet.com/news/tech/20405849/ http://www.hitachi.co.jp/products/it/harmonious/cloud/demo/verification.html

http://www.geed.co.jp/pj_media.html

参考文献 書籍 Web ニコラス・G・カー 『クラウド化する世界』 翔泳社 八子知礼 『図解 クラウド早わかり』 中経出版 八子知礼　『図解　クラウド早わかり』　中経出版 大藪卓也　『ホントにわかる日商簿記３級』　中央経済社 森洋一　『米国クラウドビジネス最前線』　オーム社 日本経済新聞社編　『日経業界地図2011』　日本経済新聞出版社 Web Peter Mell and Timothy Grace, "The NIST Definition of Cloud Computing (Draft)," http://www.docpdf.info/articles/i+definition.html IBM developerWorks 「AmazonWebサービスを利用したクラウド・コ ンピューティング」 http://www.ibm.com/developerworks/jp/architecture/library/ar- cloudaws1/ Kotobank.jp 「オフバランス」 http://kotobank.jp/word/オフバランス Wikipedia 「クラウド・コンピューティング」 http://ja.wikipedia.org/wiki/クラウドコンピューティング