ものづくり産業等I oT化推進研究会セミナー ~製造現場でのI oT活用事例と石川県の補助事業ご紹介~ 講演1:「センサー付き“スマート金型”に よる不良検出の取り組み」 株式会社岐阜多田精機 代表取締役社長 多田 憲生 氏 ※企業概要・講演概要は裏面をご覧ください。 講演2:「IT/IoT 技術を使った鋳造工場 の現場改善事例」 長島鋳物株式会社 久喜事業所 所長 長島 俊輔 氏 ※企業概要・講演概要は裏面をご覧ください。 講演後に石川県商工労働部よりAI・IoTに関連した補助事業等についてご案内します。 日 時:平成30年7月5日(木) 14:30~17:00 場 所:石川県地場産業振興センター 新館 第10研修室 (金沢市鞍月2丁目1番地) 定 員:先着100名 参加費:無料 ※参加申込は、下記にご記入の上、メール又はFAXにてお送りください。 (お申込締切/平成30年6月28日(木)) 会社名 役職 氏名 電話番号 E-mail 所属団体 申込 ・ 問合先 一般社団法人 石川県情報システム工業会 TEL:076-267-4741 FAX:076-267-4499 MAIL:jimukyoku@isa.or.jp
講演1:株式会社岐阜多田精機(岐阜県岐阜市) 企業概要 創 業:1964年 資本金: 5,500万円 従業員数:85人 事業内容:創業以来、一貫してプラスチック射出成形用金型及びダイカスト金型に取り組んできた設計製作の専業メーカーです。主力製品は、自動車部品(ドアハンド ル・ドアミラー等)や水栓関連(シャワーノズル等)の金型です。同社では、多彩な金型技術を研究開発と人材育成で強化し、新たな分野に挑戦しておられます。 ●当社は2回にわたってサポイン事業を活用し、 『高精度金型製造技術の開発』に取り組むなど、豊かな発想力と企画力でものつくりの原点であり、基盤である金型技術の高度化に挑み続けておられます。 ● 岐阜大学を中核とした次世代金型研究会で中心的な役割を果たしておられます。 講演概要 岐阜多田精機では、射出成形用金型にセンサーを取り付け、温度や圧力、振動といったデータをセンサーで確認することで製品の成型状態や金型の劣化度合いなどを推定しています。こうした自社の製造プロセスのIoT化の取り組みや考え方、今後の展望についてご紹介いただきます。 講演2:長島鋳物株式会社(埼玉県川口市) 企業概要 創業:1945年 資本金: 2,880万円 従業員数:140人 事業内容:マンホールの鉄蓋メーカー。近年は、長年に渡り蓄積 された精密な鋳造技術を生かして産業機械の分野へも進出。また、同社は、経済産業省・中小企業庁が取り組む「はばたく中小企業・小規模事業者300社」2018年版(平成30年3月26日発表)に選定されました。IoTによる生産設備のデータ収集・管理による品質の向上と電気代の削減、 IT/IoTに精通する社員と現場作業に精通する社員の情報を一元化するシステム、地域の特色の発信や下水道事業PRにマンホールを活用する取り組みが評価されました。 講演概要 日本の鋳造工場は経験と勘で作業することが多いといわれており、当社でも古くからのナラワシが多く、あまり効率的でない作業や無駄な作業が一部に残っていました。このような作業を様々な方法で改善していく中で、IT/IoT 技術を利用し、改善できた事例をご紹介いただきます。 石川県商工労働部:AI・IoTに関連した補助事業等の紹介 ①AI・IoT等の省力化・自動化技術の導入支援(補助金) AI・IoTを活用したシステム等の導入を支援(採択件数を2017年度比3倍増) ②AI・IoT技術支援工房(仮称)の新設 工業試験場内にAI・IoTの実機を使用した導入事例の展示コーナを設置 ③モノづくり企業のためのAI、IoT人材教育実践セミナーの開催 AI・IoTの基礎技術から、実践を通して自社での導入を検討できる人材を育成