Social Entrepreneur (社会起業家)の研究 1/15 芸術情報プロジェクト演習 Social Entrepreneur (社会起業家)の研究 児玉徹 准教授 指導 1DS05172E 赤司圭 1DS05182T 粕谷重広
2/15 社会起業家とは
3/15 社会起業家の台頭の事実背景
4/15 NPOと企業の違い
5/15 社会起業家台頭までの流れ
旧世代 ロック・フェラー 松下幸之助 ・スタンダード・オイル創設(世界最大の石油会社に) ・ロックフェラー財団設立 6/15 旧世代 ロック・フェラー ・スタンダード・オイル創設(世界最大の石油会社に) ・ロックフェラー財団設立 ・後に巨額の資産を慈善事業に費す 松下幸之助 ・松下電器創設 ・「会社は社会の『公器』」の信念 ・松下財団設立、多くの起業家を支援
社会起業家の先駆け モハメド・ユヌス ・グラミン銀行創設(1983年、バングラデシュ) ・マイクロクレジット 7/15 社会起業家の先駆け モハメド・ユヌス ・グラミン銀行創設(1983年、バングラデシュ) ・マイクロクレジット =貧困層への低金利・無担保の小額融資 ・返済率約99% ・ノーベル平和賞受賞(2006年) 「慈善でなく事業」⇒社会起業家の原点
社会起業家の火付け役 【教育機関】 デューク大学 ― ディーズ教授 【ファンド/財団】 ビル・ドレイトン(アショカ財団) 8/15 社会起業家の火付け役 【教育機関】 デューク大学 ― ディーズ教授 オクスフォード大学 ― ジェフ・スコール 【ファンド/財団】 ビル・ドレイトン(アショカ財団) NPOバンク(apバンクなど) 2004年2月23日付 日本経済新聞掲載
新世代の社会起業家の例1(日本) 駒崎弘樹(1979年生まれ 、NPOフローレンス代表理事) 9/15 新世代の社会起業家の例1(日本) 駒崎弘樹(1979年生まれ 、NPOフローレンス代表理事) NPO法人の形態で社会的課題のビジネス解決を目指す。病児保育・病後児保育事業を展開。 しかし、経営は赤字。
新世代の社会起業家の例2(日本) 佐野章二(ビッグイシュー日本の代表) 10/15 新世代の社会起業家の例2(日本) 佐野章二(ビッグイシュー日本の代表) ビッグイシュー(BI)・・・月2回発行、定価200円の雑誌。首都圏中心に販売。ホームレスに販売員として仕事提供し、自立を支援。 都市・地域問題のリサーチを仕事としていた佐野氏は、ホームレス問題を地域社会としての視点で取り組む。 「救済ではなく仕事をつくること」 →モハメド・ユヌスと同じ観点。
新世代の社会起業家の例3(海外) ヴェラ・コルデイロ(ブラジル) 11/15 新世代の社会起業家の例3(海外) ヴェラ・コルデイロ(ブラジル) 『ヘナセ(再生)』という組織を設立 病気の子供とその母親を対象に、退院後のケアをする。「病院⇔スラム街」の悪循環の解消を目指す。 アショカの支援を受けている。
社会起業家が抱える問題1 資金調達の問題 銀行 資金難 市民バンク 行政、 (NPOバンク) 自治体 ソーシャルファイナンスの登場 12/15 社会起業家が抱える問題1 資金調達の問題 銀行 ソーシャルファイナンスの登場 資金難 自分たちで資金貸出 融資制度の強化 市民バンク (NPOバンク) 行政、 自治体
社会起業家が抱える問題2 社会起業家の育成 ●欧米のビジネススクール→教育体制あり ●日本の大学→教育体制未発達、認知度低 13/15 社会起業家が抱える問題2 社会起業家の育成 ●欧米のビジネススクール→教育体制あり (ハーバード大学、スタンフォード大学等) ●日本の大学→教育体制未発達、認知度低
参考文献 14/15 「社会起業家(ソーシャルアントレプレナー)の台頭とその機能」(神座 保彦) 「ソーシャル・ベンチャーとガバナンスの構造」(神座 保彦) 「新しい公共におけるNPOを中心としたパートナーシップの形成と社会起業家の創出」(松行 康夫 ・ 松行 彬子) 「社会課題解決のための政策手段としての企業-NPO間のパートナーシップ形成について」(児玉徹) 週刊東洋経済 GQ Japan(コンデナスト・ジャパン発行) ETIC (http://www.etic.or.jp/social/index.html) CAC (http://cacnet.org/) 「ソーシャル・ファイナンスと社会起業家」(神座 保彦) 「NPO・コミュニティビジネスに対する創業融資」(SCB産業企業情報)
15/15 社会起業家の研究 完