JDBC J2EE I 第4回 / 2004-12-04.

Slides:



Advertisements
Similar presentations
セッション管理 ソフトウェア特論 第 8 回. ここでの内容 セッション管理の基本を知る。 HttpSession の使い方を知る。
Advertisements

内部ドメイン専用言語支援のため の 型に連動した字句・構文ルールの 変更機構 理学部 情報科学科 千葉研究室 07_02363 市川 和央 指導教員 千葉 滋 教授 1.
年度 J2EE II 稚内北星学園大学 情報メディア学部 専任講師 安藤 友晴. 2 この講義の位置づけ 3年前期の「データベース論 (J2EE I) 」に続く講義。 「データベース論」の講義内容を理解 していることが前提。
ASP 入門2 ー授業でアンケート集計ー. ねらい 総合実習等で、相互評価を行った際の集計を ASP + AccessDB で行う。 相互評価の点数部分は見られないように、感 想部分(テキスト)は見えるようにする。 ( 発表直後のフィードバック ) AccessDB に蓄積した得点は、 Excel.
ユーザ定義演算子による 内部 DSL の構成法 市川 和央 千葉 滋 東京工業大学大学院 1. Domain Specific Language (DSL) 用途に応じたミニ言語 select name from register where age < 30 SQL hello : hello.c.
情報理工学部 情報システム工学科 ラシキアゼミ 3年 H 井奈波 和也
リレーショナル・データベース データベース論 第10回.
情報理工学部 情報システム工学科 3年 H 井奈波 和也
SQLの条件節が動的に構成されることを考慮した データベース接続APIの設計
JPAを利用した RESTful Webサービスの開発
2006年11月15日 植田龍男 Webサービス II (第8回) 年11月15日 植田龍男.
3-1 MySQLについて 発表者:藤村元彦 自然言語処理研究室.
6-2 データベース 1.SQLite SQLを単純化した SQLite を使ってデータベースを操作 表「fruit」
データマイニングのための柔軟なデータ取得、操作を支援するAPIの設計
Servlet J2EE I 第8回 /
SQL J2EE I 第3回 /
情報理工学部 情報システム工学科 4年 H 亀窪祐太 H 纐纈琢真
稚内北星学園大学 情報メディア学部 助教授 安藤 友晴
タグライブラリ ソフトウェア特論 第6回.
セッション管理 J2EE I 第9回 /
タグライブラリとJSP J2EE II 第2回 2004年10月7日 (木).
09 06/23 PHP と SQL (MySQL) の連携 その2
データベース設計 第9回 Webインタフェースの作成(1)
マイクロソフト Access での SQL 演習 第1回 SQL問い合わせ(クエリ)
Javaによる Webアプリケーション入門 第9回
データベースとJavaをつなげよう! ~JDBC~
Javaによる Webアプリケーション入門 第5回
2004年度 サマースクール in 稚内 JavaによるWebアプリケーション入門
2003年度 データベース論 安藤 友晴.
Webサービスを使った クライアント・プログラム
データベースを使ったプログラミング ~JDBCを使ってみよう~
変数のスコープ クラス クラス変数 すべてのメソッドの外側でstaticで定義
サブゼミ第9回 実装編③ 永続化とjava.ioパッケージ.
ネットワークプログラミング論 平成28年12月26日 森田 彦.
第2回.リレーショナルデータベース入門 SQL を用いたテーブルへの行の挿入 SQL 問い合わせの発行と評価結果の確認.
Webサービス II(第3回) 2007年10月10日.
第2回.リレーショナルデータベース入門 SQL を用いたテーブルへの行の挿入 SQL 問い合わせの発行と評価結果の確認.
独習JAVA 6.8 コンストラクタの修飾子 6.9 メソッドの修飾子 6.10 ObjectクラスとClassクラス 11月28日(金)
Webアプリケーションの方向性 データベース論 第13回.
第3回.テーブルの結合 結合条件 SQL を用いた結合問い合わせ.
第3回.テーブルの結合 結合条件 SQL を用いた結合問い合わせ.
Javaによる Webアプリケーション入門 第6回
変数のデータフローを考慮した API利用コード例の検索 井上研究室 竹之内 啓太.
JDBC データベース論 第12回.
データベースアクセス技術 ADO.NET 2.0 開発者カテゴリ ◆NOTES◆
Javaによる Webアプリケーション入門 第7回
09 06/23 PHP と SQL (MySQL) の連携 その1
7.4 intanceof 演算子 7.5~7.9パッケージ 2003/11/28 紺野憲一
2006年11月8日 植田龍男 Webサービス II (第7回) 年11月8日 植田龍男.
ネットワークプログラミング論 平成28年12月19日 森田 彦.
Javaによる Webアプリケーション入門 第11回
JDBC J2EE I (データベース論) 第5回 /
Servlet ソフトウェア特論 第7回.
Servlet J2EE I (データベース論) 第12回 /
Servlet データベース論 第6回.
JDBC ソフトウェア特論 第3回.
プログラミングⅠ 平成31年1月7日 森田 彦.
EntityManager と EJB QL EJB 3.0 コース 第8回 2006年8月5日.
Webアプリケーションと JSPの基本 ソフトウェア特論 第4回.
Javaによる Webアプリケーション入門 第8回
WebアプリケーションとTomcat ― これまでの復習とこれからの予習 ―
関係データベースとSQL MZ Platform講習会(上級).
Action Method の実装 J2EE II 第9回 2004年12月2日.
リレーショナル・データベース J2EE I (データベース論) 第2回 /
Jakarta Struts (1) ソフトウェア特論 第10回.
CO-Client Opeartion 1.1 利用履歴データベースの設計 (スキーマ バージョン 対応)
データベース第3回目 意味ごとにテーブルを分ける
第2回.リレーショナルデータベース入門 SQL を用いたテーブルへの行の挿入 SQL 問い合わせの発行と評価結果の確認.
SQL J2EE I (データベース論) 第3回 /
SQL データベース論 第11回.
Presentation transcript:

JDBC J2EE I 第4回 / 2004-12-04

きょうの内容 JDBCのプログラミングの基本を知る。

JDBCとは何か? JDBCは、Javaを使ってリレーショナルデータベースを利用するためのAPI。 主に java.sql パッケージと javax.sql パッケージに納められている。

JDBCプログラミングの 基本パターン データベースとの接続の確立 SQLの実行 SQLの実行結果の処理 Connection オブジェクトを取得 SQLの実行 Statement オブジェクトを取得し、SQL文を実行 SQLの実行結果の処理 ResultSet オブジェクトのデータを取り出す

データベースとの接続の確立 (1) 必要な情報とJDBCドライバ Connection オブジェクトを取得するのが目標 次の情報が必要になる JDBCドライバ データベースの URL データベースにアクセスするユーザ名とパスワード データベース管理システム (DBMS) に固有の処理をまとめたもの

データベースとの接続の確立 (2) プログラムの流れ // JDBCドライバの指定 Class.forName("org.hsqldb.jdbcDriver"); // URL の指定 String url = "jdbc:hsqldb:hsql://localhost"; // Connection オブジェクトを取得 Connection con = DriverManager.getConnection(url,"sa", "");

データベースとの接続の確立 (3) Connection の取得方法 JDBCドライバの利用 いちばん一般的な方法 「JNDI」というネームサービスの利用 J2EEでは一般的 Connection Pooling の利用 Connection の取得は「重い」処理なので、あらかじめいくつかのConnection をあらかじめ取得しておいてためておく

SQL の実行 (1) 必要なインタフェース Connection を取得したら、次のいずれかのインタフェースを使ってSQLを実行する。 Statement PreparedStatement

SQL の実行 (2) Statement を使った例 String select = "select title from books"; // Statement の取得 Statement stmt = con.createStatement(); // SQLの実行 (結果は ResultSet に) ResultSet rs = stmt.executeQuery(select);

SQL の実行 (3) PreparedStatement を使った例 String insert = "insert into books values( ? , ? , ? , ? , ? , ? )"; // SQL文を設定しておく PreparedStatement st=con.prepareStatement(insert); // パラメータに値を設定 st.setString(1, ndc); st.setString(2, tyosya_hyouji); // SQL文を実行 (select文なら executeQuery) int result = st.executeUpdate(); st.close();

SQL の実行 (4) PreparedStatement とパラメータ String insert = "insert into books values( ? , ? , ? , ? , ? , ? )"; ・・・・・・ // 1番目の“?” に対応 st.setString(1, ndc); // 2番目の“?” に対応 st.setString(2, tyosya_hyouji);

SQL の実行 (5) データベースの検索と更新 // 検索 (select) の場合 ResultSet rs = stmt.executeQuery(selectStatement); // 更新 (insert, update, delte) の場合 // result には更新された行数が返る int result = prepStmt.executeUpdate();

SQLの実行結果の処理 プログラムの流れ // ResultSet には複数の検索結果が返る while (rs.next()) { // 1行分の検索結果のうち、 // “title” という項目のデータを返す String title = rs.getString("title"); System.out.println(title); }

プログラムのコンパイルと実行 実行時にはデータベースが立ち上がっている必要あり。 JDBCドライバが含まれる Jar ファイルを指定する必要あり。 java –classpath %HSQLDB_HOME%\lib\hsqldb.jar;. JDBCTest