TA 山本純平 E-mail: jum-p@ht.sfc.keio.ac.jp ユビキタスシステムアーキテクチャ 第8回 09,06,04 TA 山本純平 E-mail: jum-p@ht.sfc.keio.ac.jp.

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TA 山本純平 E-mail: jum-p@ht.sfc.keio.ac.jp ユビキタスシステムアーキテクチャ 第8回 09,06,04 TA 山本純平 E-mail: jum-p@ht.sfc.keio.ac.jp

アウトライン Sun SPOT紹介 インストールの確認 Net Beansの使い方 Sun SPOT演習 タームプロジェクト 課題 実装例 インストールの確認 ドライバのインストール アップデート Net Beansの使い方 サンプルプログラム 焼き込み方法 実行方法 Sun SPOT演習 サンプルのDL サンプルの説明 照度,加速度の取得 自由にプログラム タームプロジェクト スライドの作成について 課題 なし!

Sun SPOTとは? 一言で言うと センサ Javaでのプログラミングが可能 Javaでプログラミング可能なセンサ端末 照度,加速度,温度センサ内蔵 8つのLED,2つのスイッチ さらに実装することも可能 Javaでのプログラミングが可能 Ex)センサデータの送信間隔を変更

実装例 温度計 照度計 Sun SPOTに温度センサを実装 温度によってLEDの光り方が変化 明るさによってLEDの光り方が変化 暑いと赤,寒いと青 照度計 明るさによってLEDの光り方が変化 明るいと激しく光り,暗いと消灯 Sun SPOTに温度センサを実装 皮膚温度と気温を同時に測定できる ここでおもしろ話を1つ

ドライバのインストール Sun SPOT配布します USBに接続してインストール 自動的にインストールされるはず…

端末のアップデート Sun SPOT managerを起動

Sun SPOTsを選択

Sun SPOTの認識を確認

Upgrade

Net Beansの使い方 サンプルプログラムの起動方法 焼き込み方 実行方法

サンプルの起動 ファイル→プロジェクトを開く

サンプルの起動 サンプルコードの場所 SunSPOT/sdk/Demos/AirText

焼き込み AirTextを右クリック Build Project + Deploy to Sun SPOT

実行方法 プロジェクトを右クリックして実行 コンソールにデータが表示されるようになる

ここからが演習 サンプルコード 照度に応じてLEDの明るさが変わるアプリケーション http://www.ht.sfc.keio.ac.jp/~jum-p/usa09s/StartApplication.java

Java基礎 コンソールに出力 場合分け 繰り返し 半永久的に繰り返す System.out.println(“hoge”); if(条件A){ System.out.println(“A”); }else if(条件B) System.out.println(“B”); } 繰り返し for(int i=0; i<5; i++){ System.out.println(i); } 半永久的に繰り返す While(true){ System.out.println(count + “回目”); count++;

インスタンスの作成 LEDのインスタンス作成 照度センサのインスタンス作成 ITriColorLED[] leds = EDemoBoard.getInstance().getLEDs(); 照度センサのインスタンス作成 ILightSensor lightSensor = EDemoBoard.getInstance().getLightSensor();

照度の取得とLEDの点灯 照度の取得 LEDの点灯 lightValue = lightSensor.getAverageValue(); leds[i].setRGB(lightValue, lightValue, lightValue); leds[i].setOn();

プログラミング演習 他のセンサデータも取得してみる 取得したセンサデータに応じてLEDを変化させるプログラムを書いてみる 気温センサ 加速度センサ 取得したセンサデータに応じてLEDを変化させるプログラムを書いてみる 色で表示される温度計 Ex)寒いと青・暑いと赤 激しく動くとLEDが強く点灯,立ち止まると消灯

コンテクスト取得のコツ 取得したいコンテクストの発見 センサの設置場所 取得するセンサデータの選択 センサデータの変化を取得 そりゃ当たり前 Ex)歩行を取得したい場合 センサの設置場所 人に付けるのか物に付けるのか Ex) 鞄の中,靴,足,手,etc 取得するセンサデータの選択 Ex) 加速度,照度,温度, etc センサデータの変化を取得 Ex) 立ち止まってる時,走ってる時との違いを発見

気温センサ インスタンスの作成 気温データの取得 ITemperatureInput tempSensor = EDemoBoard.getInstance().getADCTemperature(); 気温データの取得 tempSensor.getCelsius(); (double)

加速度センサ インスタンスの作成 加速度データの取得 Iaccelerometer3D accel = EDemoBoard.getInstance().getAccelerometer(); 加速度データの取得 accel.getAccel();

あとは自習! 自由にプログラム書いてみて

TA 山本純平 E-mail: jum-p@ht.sfc.keio.ac.jp タームプロジェクト  スライドテンプレート TA 山本純平 E-mail: jum-p@ht.sfc.keio.ac.jp

システムのタイトル 〜忘れ物検知システム〜 グループ名 所属 氏名1 所属 氏名2

システム概要 忘れ物をユーザに警告してくれるシステム 忘れ物を防止!!

アウトライン 背景と問題 システム提案 アプローチ システム構成 スケジュール コメント 忘れ物が本当にひどい どうにか直したい でも直らない こっそり教えてほしい システム提案 忘れ物をこっそり通知 忘れ物検知 こっそり通知 アプローチ センサの装着と忘れ物検知 メールでユーザに通知 システム構成 スケジュール コメント 発表の流れがわかるように

背景 一日に3回は忘れ物をする センサの小型化やタグの普及 コメント もう自分じゃ直せない メモを書いても,メモをなくすから意味がない センサの高機能化と小型化 Sun SPOT, u-part, etc 照度,温度,加速度etc 1つ1つのモノがsmart化 コメント この研究をやるにあたっての動機を書く

問題意識 自分自身の意思はあてにならない 他人も使えない 忘れ物検知システムは普及してない コメント お母さんはいっつも怒るしこれ以上頼めない 忘れ物検知システムは普及してない 周りに忘れ物したことがばれると恥ずかしい コメント 現在研究の目的が達成されていない理由を書く

システム 目的 忘れ物をなくす! 周りに気づかれないようにこっそり伝える 概要 忘れ物しそうになったら通知してくれる 周りにばれないように

シナリオ 星くんはいっつも忘れ物する このシステムを導入 コメント もうなおらない,だってあほだもん 忘れ物した状態で外に出ようとすると警告 こっそりと通知が来る 何喰わぬ顔して忘れ物を取りに行く クールに外出! コメント このシステムを利用してハッピーな物語を描く

機能要件 忘れ物を検知 鍵,財布,時計を対象 こっそりと通知する 他人にばれないように コメント システムを実現するために必要な機能を書く

アプローチ センサを使った忘れ物検知 メールで通知 コメント 振動センサを利用 外出時に対象物が振動していなかったら警告 靴と対象物に設置 外出時に対象物が振動していなかったら警告 メールで通知 内容は他人にはばれない 友達からメール来たかように装う コメント 機能要件を実現するための手法を述べる =システムのウリ

システム構成図

実装環境 PC Winows vista 振動センサ U-part 携帯端末 ユーザの携帯電話を使用

スケジュールと役割分担 山本担当 星担当 忘れ物検知モジュール 6月中 7月中 こっそり通知モジュール 6月中 7月中 センサの設置 センサデータの取得 データの変化を確認 7月中 忘れ物判断アルゴリズム こっそり通知モジュール 6月中 メール送信モジュール 7月中 メアド登録インタフェース作成

スライド作成のコツ 話の軸を通すこと イラストを多用する おもしろおかしく説明 流れがわかりやすいように 問題意識からアプローチまで,筋を通す イラストを多用する 言葉で伝わりにくい部分をイラストや図で説明 インパクト おもしろおかしく説明 イラスト,背景画像など