子どもの貧困撃退  円卓会議   ー 旗揚げ会議 - 「宇都宮会議・円卓会議の骨組みの発表」  とスケジュール                    平成29年7月16日(日)                                   荻津 守.

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子どもの貧困撃退  円卓会議   ー 旗揚げ会議 - 「宇都宮会議・円卓会議の骨組みの発表」  とスケジュール                    平成29年7月16日(日)                                   荻津 守

宇都宮会議 【会議の要点】 ①例として、中学校区で「1000万円の寄付」による試算とすれば、宇都宮は 【会議の要点】   ①例として、中学校区で「1000万円の寄付」による試算とすれば、宇都宮は  24中学校区で、2億4千万円になるので目標に掲げたい。そのためには、  宇都宮でモデル地区として試算してみる必要がある。 ②栃木県で寄付を訴えかけるにはインパクトが必要である。現実的に「子ども  の貧困」が理解や認知がされていない。単に寄付をして助けるという事だけで  なく、放置した場合にはどうなるのか、また、貧困の連鎖を食い止める事によ  り、県民みんなが幸せになることを周知する必要がある。 ③プロジェクトのすべてを少人数で企画する事は出来ないので、内容を分けて  チームを作り進めていく事とする。  例)骨組み、学習支援、母子支援、就労支援、寄付、企画等のチーム

宇都宮会議 【会議の要点】 ④栃木県において、子どもの貧困撃退をどう進めたら良いか?  子どもの貧困や相対的貧困と言っても実態が見えてこないし結び付かない。  世の中全体が、「生活保護」へのイメージが悪い。関係者も貧困という言葉を  使うと口を閉ざす。  差別意識がある。貧困の連鎖への意識も薄く、親の責任や個人の問題と捉え  られ親への批判にも繋がっている。 ⑤子ども食堂に来ない人に本当に支援が必要な人がいる。アンテナ的に繋がる  方策の検討が必要。 そのためには、ディープ版の子ども食堂のようなものが  必要。  簡単に学習支援と口にするが、そんなに生易しいものではない人材育成も必要。  子どもの貧困は「食べ物」とか「塾・学習」ではないのかも。  「学習支援」よりも「質の高い応答」のほうが本質。  学童保育は、経済状況や祖父母がいるといけない等の制限があり、放置されて  いるが結び付かないこともある。

宇都宮会議 ⑥現在、就労支援や居場所の支援を行う際に「送迎」は必要不可欠である。 ⑦ある居場所の提供では年間1000万の予算を必要としている事から金額は  思った以上に必要か? ⑧学童保育と民間やNPO法人とのコラボが重要だが、現代社会では壁がある  かもしれない。  ほんとうに困窮している人は利用料が払えないので学童に来ない家もある。 ⑨制服バンクは、宇都宮市内では一条中が5年前から行っている(参考)。  プロジェクトのすべてを少人数で企画する事は出来ないので、内容を分けて  骨組みチームを作り進めていく事とする。

既存の制度で解決できるのか?   現代の貧困問題に対して   既存の制度では限界がある。   支援の届かない、子どもや家庭が   たくさん存在している。  

骨組み 子どもへの支援 ① 子ども食堂 (一般公開版) <アンテナ機能> ② 子ども食堂 (デープ版) ① 子ども食堂 (一般公開版)          <アンテナ機能> ② 子ども食堂 (デープ版)   <学童保育・自治会・NPO法人等の連携>  子どもへの支援 ③ 学習支援 +  送迎   <学童保育・学校・教育委員会等の連携> ④ 体験格差の支援       <NPO法人・子どもの仕事体験等>   ※支援の届かない子供たちに繋がる仕掛けや仕組み

子どもの貧困とは? 子どもだけの問題ではなく、 親も含めた家庭の問題である。 親だけの問題とも言えない。 社会全体の問題としての視点も必要。 現代の貧困は、経済的問題だけではなく、 多種多様な問題を含んでいる。

骨組み 家庭への支援 ⑤ フードバンク <Vネット・社会福祉協議会等> ⑥ 就労支援 <ハローワーク等> ⑦ 生活支援 ⑤ フードバンク      <Vネット・社会福祉協議会等> ⑥ 就労支援      <ハローワーク等>  家庭への支援 ⑦ 生活支援      <社会福祉協議会・福祉事務所等> ⑧ 制服バンク      <学校・自治会等>  ⑩ 寄付集め    寄付付き商品等 <支援の実現化のために> ⑨ 里親センター      <今後の課題>  

骨組み 1中学校区の試算例 ①+② +③ 840,000円 (家賃やランニングコスト) 5,000,000円 (スタッフ人件費等)   ①+② +③    840,000円  (家賃やランニングコスト)              5,000,000円   (スタッフ人件費等)              1,560,000円  (子ども食堂の食費等)       小計    7,400,000円  (1居場所の費用)       合計   22,200,000円  (3ヶ所の設置とした場合) ※ボランティアや寄付等も考慮し現実の金額の算出が必要

骨組み まず肉付けを 始める事 ① 子ども食堂 (一般公開版) ② 子ども食堂 (デープ版) ③ 学習支援 + 送迎 ⑤ フードバンク ① 子ども食堂 (一般公開版)  まず肉付けを    始める事 ② 子ども食堂 (デープ版) ③ 学習支援 +  送迎 ⑤ フードバンク      <Vネット・社会福祉協議会等> ⑩ 寄付集め    寄付付き商品等 <支援の実現化のために> ⑥ 就労支援      <ハローワーク等>

今後のスケジュール 骨組みグループ 全体の動き グループ活動 試算の算出や企画 全体会 情報の共有や全体会の運営 プロジェクトの実現化

今後のスケジュール 試算の算出 骨組みグループの動き 現状支援の実情の調査 支援内容の確認や企画 何がどうなれば良いのか そのためにいくら必要か 他の支援との連携 既存の制度との連携やコラボ

今後のスケジュール 旗揚げ会議 2017/7/16 全体の動き 報告会議 2017/8/20 シンポジウム 2017/9/23 旗揚げ会議    2017/7/16 全体の動き 報告会議     2017/8/20 シンポジウム   2017/9/23 2018年の2月か3月に 事業の立ち上げを目標 中間報告会    2017/10/15 サンタdeラン    2017/12/23

今後のスケジュール シンポジウム 2017/9/23 3ヶ月に1度位の開催を 予定している 子どもの貧困 生の声発表会 シンポジウム   2017/9/23 3ヶ月に1度位の開催を 予定している 子どもの貧困 生の声発表会 「あなたの知らない子どもの貧困の世界」 相対的貧困と言っても一般に子どもの貧困が見えない 「子どもの貧困」を知ってもらう、メジャーにする。

グループ討議 グループに分かれて話し合いましょう ① 子ども食堂 (一般公開版) ② 子ども食堂 (デープ版) ③ 学習支援 + 送迎 ① 子ども食堂 (一般公開版)  グループに分かれて話し合いましょう ② 子ども食堂 (デープ版) ③ 学習支援 +  送迎 ⑤ フードバンク      <Vネット・社会福祉協議会等> ⑩ 寄付集め    寄付付き商品等 <支援の実現化のために> ⑥ 就労支援      <ハローワーク等>