コンピュータの歴史 〜計算速度の進歩〜 1E15M009-3 伊藤佳樹 1E15M035-2 柴田将馬 1E15M061-1 花岡沙紀
電子計算機 Mark Ⅰ(1943年) 真空管2,500本 ・23ケタの計算に5秒の計算スピード
電子計算機 ENIAC(1946年) 真空管17,468本 ・Mark Ⅰの誕生から3年で 23ケタの計算に足し算なら1/5000秒 真空管17,468本 ・Mark Ⅰの誕生から3年で 23ケタの計算に足し算なら1/5000秒 の計算スピード
コンピュータの歴史 ~1970年代前半~ 初期のスーパーコンピュータの時代 代表例 代表例 1972年 イリノイ大学「ILLIAC IV」 最初のスカラー型のスーパーコンピュータと言われている。 単一のプロセッサの能力ではできることに限界がある。 そのため、256個のプロセッサを4つの制御ユニットで制御する形にした。 また、並列処理の効果をあげるために、 専用のプログラミング言語「FORTRAN」や「ALGOL」を開発した。 価格性能比が悪く量産ができる段階ではなかったが、 その後の研究に大きな影響を与えた。 引用 http://www.kogures.com/hitoshi/history/super-computer/index.html
コンピュータの歴史 ~1970年代後半~ CRAYの時代 代表例 代表例 1976年 クレイリサーチ社の「CRAY-1」 最初のベクトル型スーパーコンピュータ。 CDCシリーズの主要開発者だったクレイはCDC社を退職して、 スーパーコンピュータに特化したクレイリサーチ社を設立。 その最初の製品がCRAY-1である。 今までになかった画期的な方法により高速化を実現した。 ・ベクトル型CPUの開発 ・配線の短距離化による高速化を図るために筺体を円筒形にした。 ・高速化のため高電圧にすると発熱が大きくなる。 その冷却のために液体フレオンを使用した。 これらのために高額になり、初期の販売価格は800万ドルもしたが、 80台以上売れていた。 (本体の台は座れるようになっており、「世界で最も高いイス」といわれた)
富士通「FACOM VP-100/200」、日立「HITAC S-810」 国内初のスーパーコンピュータ 1980年代~1990年代 富士通「FACOM VP-100/200」、日立「HITAC S-810」 日立:630MFLOPS 富士通:500MFLOPS (MFLOPSとは、コンピュータの処理性能を表す単位のうち、浮動小数点演算を1秒間に100万回行うことを示す単位である。) 1992年 日立スパコンHITAC S-3800/180 は 8~32GFLOPS. ⇒10年間で500倍速くなった!!
2000~2010に普及したもの ~2000~ PlayStation2(Sony) DVD ~2001~ Mac OS X(Apple) iPod(Apple) ~2004~ Mozilla Firefox 1.0(Mozilla Foundation) ~2006~ PlayStation3(Sony) ~2007~ iPhone(Apple) ~2008~ Android(Google) ブルーレイディスクドライブ搭載
2001年で世界最速のコンピュータ NEC SX NEC SX-6 とは? ベクトル型スーパーコンピュータとして、世界で唯一生き残っている NEC SX-6 ・1ノードのレンタル料金→月280万円 ・1ノードの最大CPU数→64GFLOPS ・・・毎秒640億回の浮動小数点演算が処理できる 128 ノード構成時には 64GFLOPS×128 =8TFLOPS の処理性能を発揮 メモリは最大 8TB=8000ギガ
量子コンピュータ 従来のコンピュータ(スーパーコンピュータ)の計算速度の1億倍にもなるといれている 人工知能への応用や、交通渋滞の解消、医薬品の開発などに役立てられることを期待されて いる 仕組みの違い