問い合わせ:堀江薫 <horie@lang.nagoya-u.ac.jp> 第23回応用言語学講座公開講演会 会話分析からみた文法研究の新展開 講師:林誠先生(米国イリノイ大学准教授) 後援:国際言語文化研究科教育研究プロジェクト経費、協賛:日本語用論学会中部地区研究会 講演内容 社会学の分野で発展してきた会話分析の方法論は、言語研究、特に実際の場面での言語使用を対象とした文法研究に寄与するところが大きい。本講演では、Sidnell & Enfield (2012)によって提唱された collateral effects(付随効果)という概念を紹介しつつ、会話分析からみた文法研究の近年の動向、今後の展開について議論する。 参考文献 Schegloff, Emanuel A. (1996). Turn organization: One intersection of grammar and interaction. In E. Ochs, E. A. Schegloff and S. Thompson (eds.), Interaction and Grammar, pp. 52-133. Cambridge: Cambridge University Press. Sidnell, Jack & Enfield, N. J. (2012). Language diversity and social action: A third locus of linguistic relativity. Current Anthropology 53, 302-333. ✓日時:2014年9月9日(火) 午後4時半~6時 ✓場所:名古屋大学・東山キャンパス全学教育北棟406室 (http://www.nagoya-u.ac.jp/access-map/) ✓交通案内:地下鉄名城線「名古屋大学駅」①番出口徒歩5分 入場無料・事前申し込み不要 問い合わせ:堀江薫 <horie@lang.nagoya-u.ac.jp>