グローバリゼーションは 国際的画一化なのか

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前回までの授業内容を詳しく理解 したい人は郭洋春著『アジア経済 論』(特に、第2部(中央経済 社)を参照のこと。
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専門特殊講義 2009/12/10 担当:内藤. I 、ポスト・フォーディズム 1 、制度の重要性 (1) 制度の階層性 ある制度が支配的、主導的であるため、 安定したシステムの場合は他の制度との 間に相互補完的、首尾一貫したシステム が形成される 単なる制度の補完性だけではない.
1 国際金融市場 伝統的金融市場 オフショア市場 ユーロ市場 デリバティブ市場. 2 国際金融市場の意義 資金過剰部門から資金不足部門への, 国際的な資金の調達や運用が行われる 場 個別経済次元 ①再生産に関わる資本 の節約や有給貨幣資本の動員 ②ヘッ ジ,投機,裁定のための取引 ③手数 料稼ぎ 国民経済次元.
制度経済学Ⅰ ①. 制度経済学とは何か 制度 institutions 最も根本的な制度は・・・・ 言語、法、貨幣 いずれも経済、そして経済学に関係する それらなしに、経済は成立しない.
1.欧州. 特許会社  特許会社とは …. 経営権が国に保留されている事業の、 一部または全部の経営権を、法律などに より付与された会社。  世界で最初の特許会社 モスクワ会 社.
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民営化とグローバリゼーション 国家の役割は何か.
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グローバリゼーションは 国際的画一化なのか

グローバリゼーションの変容? 911 イスラム世界の存在主張(ハッチンズ『文明の衝突』(グローバルな価値は不在か)  グローバリゼーションの変容? 911 イスラム世界の存在主張(ハッチンズ『文明の衝突』(グローバルな価値は不在か) リーマンショック(フリードマン「大恐慌はおきない」は本当か) ナオミ・クライン『ショック・ドクトリン』の影響(グローバリゼーションは民主主義なのか) トランプの「アメリカ第一主義」の登場(グローバリゼーションは崩壊するのか)

グローバリゼーションとは何か 包括的な定義 「人・物(汚染物質も含む)・通貨・情報が全地球的規模で流動化している現象」 単なる交通ではなく、特定のシステムの拡大 経済的概念 自由主義経済(市場経済)の採用と公的経営の否定・縮小(民営化) 政治的概念 世界の警察としてのアメリカの政治的影響力(民主主義) 文化的概念 欧米の文化の拡大現象ハリウッド映画、コカコーラ、マクドナルド、インターネット

歴史的概観1古代~近代の曙 中華帝国(漢字文化・儒教・統治システム) ローマ帝国(ローマ法・キリスト教) イスラム帝国(イスラム教) 貿易は主に奢侈品で民衆の生活への影響はほとんどなかった モンゴル帝国(単なる政治支配→分裂・同化) スペイン(イスラム支配からの脱却→アメリカ大陸の発見→銀の大量流入→世界経済の発展→キリスト教が世界に拡大)

歴史的概観2市民・産業革命 イギリス(世界帝国の交代) アメリカ 原料供給地(植民地)と生産地(先進国)との分離→安価な日常必需品の普及(衣料)(植民地のモノカルチャー化) 運輸手段の発達(船舶・鉄道→車・飛行機)→植民地への移民の増大→先進国生活様式の拡大 アメリカ 30年戦争としての世界大戦→米英の覇権 ブレトンウッズ体制 国際連合

歴史的概観3 20世紀の世界体制 21世紀への変化 30年戦争としての世界大戦→米英の覇権 米ソ冷戦 冷戦の集結→新宗教戦争?民族紛争 国際連合による世界調整 ブレトンウッズ体制によるアメリカの世界経済主導(IMF,WB,GATT→WTO)ケインズ主義が主流 21世紀への変化 冷戦の集結→新宗教戦争?民族紛争 インターネット(メディア融合と瞬時の情報)

資本主義様式の拡大(経済) 自由主義(営業・職業選択・所有の自由) フォーディズム ケインズ主義 対抗勢力としての社会主義(ロシア革命) 大量生産と大量消費 アメリカ的生活スタイルの国際的浸透 ケインズ主義 ベバリッジ報告による福祉政策(ゆりかごから墓場まで) 様々な分野での公的経営(鉄道・学校・郵便) 対抗勢力としての社会主義(ロシア革命)

民主主義(複数政党と選挙) 身分→選挙(制限選挙→普通選挙) 途上国への「選挙システム」の輸出 対抗勢力としての社会主義 徴兵制・義務教育と不可分の関係 途上国への「選挙システム」の輸出 ベトナム・チリ(傀儡政権)→アラブの春 対抗勢力としての社会主義 指導的勢力(一党支配) 単なる特権階級? プロレタリア民主主義

文化 スポーツ(オリンピック・**国際大会) 食べ物(コカコーラ・マクドナルド) 映画(ハリウッド映画の席巻) ベルリン大会からロサンゼルス大会へ 食べ物(コカコーラ・マクドナルド) 映画(ハリウッド映画の席巻) コンピューター(インテル・マイクロソフト、アップル・グーグル・・) 対抗的社会主義文化の不在 効率的なplayerの育成 宗教の抑圧

韓国のマクドナルド

フランスのマクドナルド

オランダのマクドナルド

チェコのマクドナルド

スウェーデンのマクドナルド

メキシコのマクドナルド

ウィーン・ニューイヤコンサート 1月1日に行なわれ、国際的に同時中継される演奏会 1943年から毎年開催、1959年に最初のテレビ中継(オーストリア) ウィキペディアでは、1973年から録画による放映が日本ではじまり、1980年からライブ放送となっている。 実際はもっと早かった。 日本の最初の国際テレビ放送1963年

ワールドカップの試合時間 コートジボワール vs 日本(レシフェ 現地時間6月14日22時) 2014年6月15日は、日曜日 ブラジル現地時間(19時から22時に変更) → 日本時間10時(7時から10時に変更)

サッチャー・レーガンの攻勢80‘s 「グローバリゼーション」論 戦後福祉政策への攻勢 失業者の増大(政策的) 社会保障費はむしろ増大 ビッグビジネスのための規制緩和 累進税の緩和・消費税アップ 市場原理主義 公営の民営化 機軸通貨特権による金融改革

冷戦の終焉 (最も平等主義の国家の崩壊) ソ連や東ドイツ・東欧の社会主義の崩壊 「市場主義」の増大 放送・メディアのグローバル化 中国・ベトナムなど社会主義国も市場経済導入 WB,IMF,WTOが金融・経済面での促進 放送・メディアのグローバル化 CNN,BBC インターネット FTA(自由貿易協定),EPA(経済連携協定)の増加 cf TPP

グローバリゼーションの変容? 911 イスラム世界の存在主張(ハッチンズ『文明の衝突』(グローバルな価値は不在か)  グローバリゼーションの変容? 911 イスラム世界の存在主張(ハッチンズ『文明の衝突』(グローバルな価値は不在か) リーマンショック(フリードマン「大恐慌はおきない」は本当か) ナオミ・クライン『ショック・ドクトリン』の影響(グローバリゼーションは民主主義なのか) トランプの「アメリカ第一主義」の登場(グローバリゼーションは崩壊するのか)