平成24年度要介護認定適正化事業 認定調査員の能力向上を 目的とした研修会 実施概要

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平成24年度要介護認定適正化事業 認定調査員の能力向上を 目的とした研修会 実施概要 平成24年度要介護認定適正化事業 認定調査員の能力向上を 目的とした研修会 実施概要

平成24年度に研修会を企画する上での問題意識 ○ 過去には、認定に関する研修会では、委託先事業所も含め、すべての調査員を対象とした研修会も実施してきたが、受講者間の理解レベルに大きな差がある場合が多く、 「初心者には難しく、指導者層には得るものが少ない」といった問題もあった。 ○ 調査員への指導は主に自治体職員が担当しているが、数年毎の異動があることなどから、知見が蓄積しにくく、短期間で充実した研修を企画・実施するのは難しい。 ○ 都道府県職員には研修講師の機会があるものの、県内を丁寧に指導するには、人的に余裕がない。こうしたことから、「研修講師のなり手がいない」、「研修がマンネリ化している」といった問題が発生している。 ○ こうした状況から、都道府県所属の専門調査員や、各保険者や事務受託法人で比較的長期間調査業務に従事している職員または嘱託職員等の 「認定調査員の中間指導者層」 の育成・充実を図ることで、よりきめ細かな指導が地域内で定着することが期待できるほか、自治体職員の指導・研修における負担軽減も図ることが可能である。

研修会の対象者の選定 ・平成24年度要介護認定適正化事業の研修会では、都道府県職員(専門調査員を含む)、市区町村職員、指導的立場の認定調査員(自治体の嘱託職員・事務受託法人の職員も含む)を対象者とする。 ・受講者を選定する際の参考基準は以下の通り。  ① 指導的立場としての業務経験を有する(または今後、指導的立場として従事する)  ② 今後も一定期間は継続的に認定調査に従事することが見込まれる

研修会のプログラム(案) ・受講者が地域で指導的立場を担うためには基礎から応用までを網羅した集中的な研修が必要であることから、連続2日間のプログラムとする。 日時 セッション ねらい・到達目標 第一日目 10:00-10:10 (10分) 【開会の挨拶】 ・研修会の趣旨/オリエンテーション ― 10:10-11:50 (90分) 【講義①】認定調査の基本的な考え方 ・認定調査における3つの評価軸 ・介護の手間の考え方 認定調査全体を理解するために必要な基本事項を確認するとともに、指導のポイントを確認する。 13:00-14:40 【演習①】一次判定のメカニズム ・樹形図を使った手動による一次判定結果算出演習 ・参考例の選択項目修正による樹形モデルへの影響  (3ケース程度)を演習 選択項目が樹形モデルにどう影響し、結果的に一次判定につながっているかを理解する 14:50-15:50 (60分) 【講義②】審査会での判定手順 ・一次判定の修正・確定/二次判定等 ・審査会における基本調査と特記事項の関係 ・特記事項に求められる記載内容 認定調査の結果が審査会でどのように扱われるかを、特に基本調査と特記事項の関係で理解する 16:00-17:30 【演習②】模擬審査会の開催 ・受講者によるロールプレイング  (約6-8人で1チーム) 審査会委員の立場に立つことで、適切な選択項目や特記事項の記載について理解を深める 9:30-10:40 (70分) 【講義③】調査項目の落とし穴 ・よくある誤解と正しい選択の考え方  (失禁等、5ケース程度) 調査項目の誤選択のうち頻出ケースの修正方法を理解する 10:50-12:00 【講義④】業務分析データの解釈 ・業務分析データの読み方 業務分析データから各自治体における認定調査の課題を発見する手法について理解する。 第二日目 13:10-14:10 【演習③】業務分析データの解釈 ・業務分析データ例の解釈(2ケース程度) 偏りが発生している選択項目を発見し、課題解決のための仮説構築ができるようになる 14:20-16:00 (100分) 【演習④】伝わる特記事項の書き方 ・特記事項の記載例を用いた演習 ・審査会にとって分かりやすい記載のポイント 特記事項に記載すべきポイントを掴み、他の調査員に指導できるようになる 16:10-16:50 (40分) 【質疑応答】 参加者からの質疑応答を行うが、同時に、指導者としての回答方法についても参加者の理解を深める 16:50-17:00 【閉会の挨拶】 -

例 受講者の調整方法 ・各都道府県に会場ごとの受講者数を割り当て、都道府県担当者が、市町村との調整に基づき受講者を選出・指名していただく。 ・調整結果は都道府県で取りまとめの上、適正化事務局にご報告いただく。 例

都道府県ごとの受講者割り当て数 都道府県ごとの受講者割り当て数 (参考)都道府県別要介護者 介護保険事業状況報告(平成23年10月)より作成(単位:千人)

開催候補地 名称 開催日 開催場所 参加者数 合計14回 計606名 東京会場① 8月23日(木) ~24日(金) TKP新宿 ビジネスセンター 計45名 新潟会場 9月9日(水) ~6日(木) マリオス 計34名 盛岡会場 9月12日(水) ~13日(木) 盛岡グランドホテル アネックス 計41名 札幌会場 9月26日(水) ~27日(木) TKPガーデンシティ 札幌きょうさいサロン 計33名 名古屋会場 10月2日(火) ~3日(水) TKP名古屋 計47名 東京会場② 10月10日(水) ~11日(木) TKP東京八重洲 カンファレンスセンター 横浜会場 10月15日(月) ~16日(火) 横浜 計38名 広島会場 10月24日(水) ~25日(木) 広島 大阪会場 11月8日(木) ~9日(金) TKP大阪梅田 計65名 埼玉会場 11月12日(月) ~13日(火) 大宮ソニックシティ 計58名 四国中央会場 11月21日(水) ~22日(木) 紙産業技術センター 計29名 神戸会場 11月28日(水) ~29日(木) TKP三宮会議室 計51名 鹿児島会場 12月12日(水) ブルーウェーブイン 鹿児島 計31名 福岡会場 12月19日(水) ~20日(木) 博多 計52名 合計14回 計606名

都道府県別・会場別の受講者割り当て数