画像ファイルの形式とデータサイズ
準備 1.ファイルの保存場所として「デスクトップ」に「practice」フォルダをつくろう.(参考:HWB 13.3.4) 2. http://lecture.ecc.u-tokyo.ac.jp/johzu/joho/imageformat/imageformat_0.html を開こう. 画像はみな640*480のサイズ
準備 3.画像またはアンカをクリックして画像を大きく表示した後,「ファイル」→「別名で保存」を選び,「practice」フォルダにダウンロードしよう
準備 「場所」に「practice」フォルダをうまく選べない時は,このマークをクリックしてみよう
準備 4.画像をダウンロードできた事を確認しよう 「practice」フォルダに「image01.jpg」ファイルがあるのが確認できる(参考:HWB 13.3)
入手した画像を見てみよう 「デスクトップ/practice」にあるimage01.jpgのアイコンをダブルクリックしてみよう 画像を見ることが出来ただろうか?
ファイル形式 convertコマンドにより,入手したjpgファイルからpngファイル,gifファイルを作る jpg (Joint Photograph Experts Group) 約1670万種(24ビット)の色を表現できる. 写真の形式として適していると言われている png (Portable Network Graphic) 最大280兆色を表現できる. 圧縮率が高い.可逆圧縮である. gif (Graphics Interchange Format) 256色の色を表現できる. 平坦な画像に向いていると言われている
convertコマンド ファイル形式の違うファイルをつくる時や画質の異なるファイルをつくる時に使うコマンド 「ターミナル」から使う (参考:HWB12.2.1など) jpgファイル(sample.jpg)からpngファイル(sample.png)をつくる時には以下のように打ち込む ca00000$ convert sample.jpg sample.png 拡張子によりファイル形式を判断している
convertコマンドを使ってみよう 1.「ターミナル」を起動する(HWB 13.4.1) 2.「practice」フォルダへ移動する 「practice」フォルダへ移動する(HWB13.4.3) 「practice」フォルダの内容を確認しよう.「image01.jpg」があるか?(HWB13.4.6)
convertコマンドを使ってみよう 3.convertコマンドを使用する 「image01.jpg」ファイルから「image01.png」ファイルを作る 実際に「image01.png」が出来ていることを確認する 同じようにして「image01.jpg」から「image01.gif」を作ってみよう
「practice」フォルダにあるpng形式の画像ファイル,gif形式の画像ファイルを見てみよう ファイル形式の違う画像を見てみよう 「practice」フォルダにあるpng形式の画像ファイル,gif形式の画像ファイルを見てみよう アイコンをダブルクリック ファイル形式の違いによる,目に見える見え方の違いはあるだろうか?
lsコマンドに-lをつけて入力するとファイルの大きさなどの詳しい情報を知ることが出来る (HWB 13.4.6) 画像ファイルの大きさを調べる lsコマンドに-lをつけて入力するとファイルの大きさなどの詳しい情報を知ることが出来る (HWB 13.4.6) gif形式のファイルはどのくらいの大きさになったか?
画質を変えたファイルをつくる convertコマンドにqualityオプションを付けて入力すると画質の異なる画像ファイルをつくることができる 「image01.jpg」からqualityを10と指定した「image01_q10.jpg」をつくる時には以下のように打ち込む ca00000$ convert –quality 10 image01.jpg image01_q10.jpg 同様にして,qualityで指定する値を変えていくつかのファイルを作ってみよう できたファイルの画質とファイルサイズを見てみよう
画質を変えたファイルをつくる ファイルサイズはどのように変化しただろうか. 見え方はどうだろうか. qualityにどの程度の値を設定したものならば許容できるか? 一般にデータサイズを小さくするためには,画質の低下を許容しなくてはならない
不可逆圧縮と可逆圧縮 現在利用されているjpg圧縮のほとんどは不可逆圧縮.また,png形式で用いられる圧縮は可逆圧縮である. qualityに指定する値を操作して不可逆圧縮と可逆圧縮について体験しよう
元となるファイルの用意 image01.jpgとimage01.pngから,それぞれqualityの値に50を指定したファイルを作ろう
元となるファイルの確認 作ったファイルの見え方を確認しよう
画質を下げてみる qualityに50を指定して作ったファイルから,qualityを1に指定して,ファイルを作ろう
qualityを1に指定して作ったファイルから,qualityを50にして,元のファイルと「同じ」ファイルを作る事を「試みて」みよう 画質を「元に戻す」事を試みる(jpg) qualityを1に指定して作ったファイルから,qualityを50にして,元のファイルと「同じ」ファイルを作る事を「試みて」みよう 元のファイル 両方の画像のサイズが異なる.つまり「元」に戻せていない. 元のファイルと「同じ」に戻そうと試みたファイル
画像を比較してみよう(jpg) 「元」に戻っていない事が分かる
同じような操作をpng形式のファイルに施して「元に戻す」事を試みてみよう 両方の画像のサイズが同じになっている.「元」に戻せている. 画像を確認しても「同じ」事が実感できるだろう
2.自分で作った図記号,自分で撮った写真などで同様の操作をしてみよう 自分でやってみよう 画質を変更せずに,各サンプルファイルからjpg,gif,png形式のファイルを作ってみよう.それぞれのサンプルファイルについて,最もファイルサイズの小さくなる形式はどれだろうか. 2.自分で作った図記号,自分で撮った写真などで同様の操作をしてみよう ファイル形式を変えてみよう.見え方やファイルサイズはどうなるか? qualityオプションに色々な値を入れてできあがりを見てみよう