第4回 統計処理(1) 表計算ソフトの基本操作 塩浦 昭義 東北大学全学教育科目 情報基礎 A 1セメスター 木曜1,3講時

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第4回 統計処理(1) 表計算ソフトの基本操作 塩浦 昭義 東北大学全学教育科目 情報基礎 A 1セメスター 木曜1,3講時 経済学部・法学部 第4回 統計処理(1) 表計算ソフトの基本操作 担当:大学院情報科学研究科     塩浦 昭義

今後の予定 5/10,5/17,5/24の3回にわたって統計処理の講義 毎回レポートを出します レポートの締め切りは5/31 レポート提出はSTUDENT機能を利用

表計算ソフトとは? 数値データの集計・分析に用いられるソフトウェア 出来る事 事務等で行なわれる集計計算  出来る事 事務等で行なわれる集計計算 統計分析・予測・複利計算等の応用的な計算 計算結果の可視化(グラフ化) データベース機能 作業を自動化するプログラム(マクロ)の作成 3

統計分析の基本 データの記述 データは表やグラフとして表現する 平均値 全てのデータを足してデータ数で割った値 学籍番号 成績 S01 76 35 S03 95 S04 43 S05 87 平均 67.2 標準偏差 100 50 S01 S02 S03 S04 S05 平均値 全てのデータを足してデータ数で割った値 4

統計分析の基本 データの記述 データは表やグラフとして表現する 分散と標準偏差 データのばらつきを定量化した指標 分散 標準偏差 学籍番号 成績 S01 76 S02 35 S03 95 S04 43 S05 87 平均 67.2 標準偏差 23.94 100 50 S01 S02 S03 S04 S05 分散と標準偏差 データのばらつきを定量化した指標 分散 標準偏差 5

今日の課題:次の表を作成せよ 各学生の平均点・合計点を求めよ  ただし,平均点は小数点第2位で四捨五入 各科目ごとのの平均点と標準偏差を求めよ 各科目の最高点と最低点を求めよ

セルの指定 アクティブセルの番地名 列(Column) 行(Row) アクティブセル(選択されたセル)

データの入力 数式バー アクティブセルのデータが数式バーにも表示される

複数のセルの指定と操作 [CTRL]キーを押しながら 選択することで複数の  セルを同時に指定可能 複数セルに対して同時に同じ操作が可能

複数のセルの指定と操作 中央寄せ 左寄せ 右寄せ 中央寄せを選択

罫線を引く(1) 【表示】⇒【ツールバー】⇒【罫線】を選択 選択!

罫線を引く(2) 罫線の作成 削除 線の種類 色の指定 罫線の作成(削除)を選択,セルの枠をクリック

合計点を求める(1)  数式(      )を記入して合計を計算 数式中でのセル指定は直接記入またはクリック選択

合計点を求める(2) 関数を用いて計算 関数sumの書式 =sum(セルの範囲) セルの範囲 合計点を求める(2)  関数を用いて計算 関数sumの書式 =sum(セルの範囲) セルの範囲 「C6:E6」でC6からE6のセル「C6, D6, E6」でも同じ

平均点を求める(1) 【 方法1 】数式を直接記入 = (C5+D5+E5) / 3 【 方法2 】関数 sum を利用 = sum(C5:E5) / 3

平均点を求める(1) = G5 / 3 【 方法3 】既に計算した結果の利用 【 方法4 】専用の関数の利用 = average(C5:E5)

関数の検索  ②   をクリック ①セルの選択 ③キーワード入力 ④クリック ⑤選択 ⑥決定

平均点を求める  表示する小数点 以下の桁数を設定 したい

セルの書式設定 小数点表示桁変更 太字 斜体 下線 フォントサイズ セルの背景色 フォントの種類 フォントの色 選択 を4回クリック

セルの書式設定 別の修正方法 書式設定を行うセル(範囲)をアクティブにする 「書式→セル」を選択 「表示形式」を選び,「小数点以下の桁数」を修正する

セルのコピー ①セルのコピー ②同じ計算をするセルへ貼り付け 数式・書式がコピーされる

セルのコピー ①セルのコピー =average(C5:E5) ②貼り付け =average(C6:E6) =average(C9:E9)

様々な関数 =STDEVP (引数):引数の標準偏差を返す =MAX(引数):引数の最大値を返す =MIN(引数):引数の最小値を返す

STUDENT機能によるレポートの提出方法 端末を使って説明します 教科書「Digital Campus 2007」p.153参照