フィールドセンシング最終課題 総合政策学部2年 吉村 拓 70409634
課題の概要 Google Earth/MapsをベースにしてどんなWebサービスが作られるか →今回はこちらを選択した →今回はこちらを選択した Google技術をもとに収集した情報には,どんな問題が起こりやすく,それをどのように回避し,高度に利用できるようにするか
はじめに 2005年度の犯罪発生件数は、去年に比べて1割以上も減少している(総務省、2005) しかし、治安に関しては、多くの人が「心配」だと感じている(体感治安) これは、犯罪の質が悪くなっているのとともに市民の犯罪に対する関心の高さが伺える →では、犯罪の体感治安を減らすにはどうすればいいのか?
目的 地域防災、防犯対策の一環として、地域における犯罪、事故などの情報を提供する場所を設ける。そのために、Google Earthを活用した、防災、防犯webサービスを作成する
現在の状況1 ・神奈川県警の例 街頭犯罪マップとして、過去の犯罪発生率を表示している ・栃木県警の例 街頭犯罪マップとして、過去の犯罪発生率を表示している ・栃木県警の例 街頭事故マップとして、過去の死亡事故を表示している
現在の状況2 事例1でも見たように、基本的に過去の事例は見ることは可能だが、リアルタイムでの犯罪、災害の発生についてはあまり触れられていない
Google earth Google earth proでは、GISデータとの連携が可能となっている。
警察 これを利用して… 発生した事件などを、リアルタイムで住民に知らせることが可能なのではないか? 閲覧&把握 事件発生 反映 データの取得 Google earth case 反映 事件発生 データの取得 住民 閲覧&把握
Google earthを利用するメリット リアルタイムで更新することが可能なため、より早く情報を住民に知らせることができる。 繊細な地図を閲覧可能なため、より詳しい情報を住民に知らせることができる。
問題点と解決案1 住民は常時アクセスしているわけではないので、警察から住民への情報伝達速度にロスが出るのではないか。あるいは見ない人も出るのではないか →事件が発生した周辺には、メールなどでそのことを連絡する。詳細に関しては、google earthを確認してもらうことを知らせる
問題点と解決案2 ・犯罪が多い地域では、チェックされるポイントが多くなるので、混乱してしまわないか →レイヤーごとに区切って、必要な情報だけ表示する.その表示方法は、個人に任せる.
終わりに 事件に対する関心が高い現在、その発生はいち早く把握されなければならない。そのためのツールを作成することは、早急な命題である。