Servlet ソフトウェア特論 第7回.

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Servlet ソフトウェア特論 第7回

ここでの内容 Servlet の概要について学ぶ。特に、HTTPの要求と応答との関係に着目する。 Servlet の動かし方を学ぶ。

Servlet とは HttpServlet というクラスを継承したクラス。必要なメソッドをオーバーライドする。 CGIと同じように、プログラムの中から HTML を出力できる。 JSPも、Tomcatの内部では Servlet に変換される。

Servlet のメソッド HTTPのGETメソッドに対して  doGet public void doGet(HttpServletRequest req, HttpServletResponse res) HTTPのPOSTメソッドに対して  doPost public void doPost(HttpServletRequest req,

HttpServletRequest と HttpServletResponse HTTPの「要求」に対応する HttpServletResponse HTTPの「応答」に対応する

HTMLの出力 HttpServletResponse 型のオブジェクトである response から PrintWriter オブジェクトを取り出す。 HTTPの応答で、HTMLの出力を行うから PrintWriter オブジェクトの println() あるいは print() メソッドで HTML を書き出す PrintWriter out = response.getWriter(); out.println(“<html>”);

ヘッダ情報の取得 HttpServletRequest 型のオブジェクトである request から ヘッダ情報の Enumeration を取り出す。 Enumeration e = request.getHeaderNames();

Enumeration について オブジェクトを「つぎつぎと」処理していくためのオブジェクト Enumeration e = request.getHeaderNames(); while (enum.hasMoreElements()) { String name = (String)enum.nextElement(); out.print(name + ": "); }

クエリーの処理 HttpServletRequest 型のオブジェクトである request を取得する。 request.getParameter(“familyName”) を実行。

Servlet のコンパイル 次のパッケージはJ2SEには入っていない。 javax.servlet パッケージ javax.servlet.http パッケージ Tomcat にはこのパッケージが含まれているので、classpath に含めてコンパイル Java –classpath “%CATALINA_HOME%”\common\lib\servlet.jar” LoopServlet.java

Tomcat への配置 Servlet はコンパイルしておくこと。 WEB-INF/classes フォルダに置く。 WEB-INF/ --- web.xml |- classes/ --- LoopServlet.class | |- DateServlet.class |- lib/

web.xml の編集 Servlet を置いただけでは動かない。 web.xml を編集する必要あり。

web.xml の例 (抜粋) <servlet> <servlet-name>loop</servlet-name> <servlet-class>LoopServlet</servlet-class> </servlet> (中略) <servlet-mapping> <url-pattern>/loop</url-pattern> </servlet-mapping>

Servlet へのアクセス web.xml の url-pattern 要素で指定した URL にアクセスする。 http://localhost:8080/test/loop http://localhost:8080/test/date

第1回レポート課題について 12月5日(金)まで。 詳しくは http://www.wakhok.ac.jp/~tomoharu/tokuron2003/ を参照のこと。