4.「血液透析看護共通転院サマリーVer.2」

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1 STAS-J 導入プロセスと 看護師への影響 宮城千秋(沖縄県立精和病院) 神里みどり(沖縄県立看護 大学)
第 2 章 子どもの成長・発達と看護 3. 幼児期の子どもの成長・発達と看護( 2 ) 学習目標 1 .幼児の睡眠と規則正しい生活の必要性を理解する. 2 .幼児の健康維持に対する取り組みとしての清潔行動確 立に向けた援助を理解する. 3 .幼児にとっての遊びの意義と発達を促すために必要な 遊びへの援助を理解する.
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4.「血液透析看護共通転院サマリーVer.2」 の説明
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2007年10月14日 精神腫瘍学都道府県指導者研修会 家族ケア・遺族ケア 埼玉医科大学国際医療センター 精神腫瘍科 大西秀樹.
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2011/9/29 おもてなしマイスター制度 研 修 「観光とADL」 理学療法士  川本 淳一.
4.「血液透析看護共通転院サマリーVer.2」
経済情報処理ガイダンス 神奈川大学 経済学部.
学習目標 1.栄養代謝機能に影響を及ぼす要因について説明することができる. 2.栄養代謝機能の障害による影響を,身体,精神機能,社会活動の三側面から説明することができる. 3.栄養状態をアセスメントする視点を挙げることができる. 4.栄養状態の管理方法について説明することができる. SAMPLE 板書.
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在宅医療をご存じですか? 編集:○○○○○ 訪 問 診 療 往 診 在宅医療を利用できる方(例) 在宅医療で受けられる主なサービス
図15-1 教師になる人が学ぶべき知識 子どもについての知識 教授方法についての知識 教材内容についての知識.
人事労務 NEWS 令和元年 7月発行 休職の取扱いについて
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在宅医療をご存じですか? 編集:○○○○○ 訪 問 診 療 往 診 在宅医療を利用できる方(例) 在宅医療で受けられる主なサービス
映像を用いた 「からだ気づき」実習教材の開発
私のカルテ 発熱性好中球減少に対する予防的G-CSF製剤使用のための地域連携パス(通称:G連携)
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4.「血液透析看護共通転院サマリーVer.2」 の説明  2)看護に関する項目の   作成過程とその内容

自己管理と実施した教育内容の項目が誕生!! 自己管理・実施した教育    内容を入れた理由 透析患者にとって自己管理は重要 でも、転院によって継続した患者教育を  実施できるのか? また、どこまで教育が実施できているのかを把握することは困難! 透析患者にとって、自己管理は重要です。しかし、いくら自己管理に対する教育を行っても、転院によって継続した教育が行えないことがあります。また、どこまで実施できているのかも把握することが困難なことがあります。そこで、今回群馬県腎不全看護セミナーでは、共通の転院サマリーを作成し、その中に自己管理と実施した教育内容の項目を作成しました。 転院サマリー内に、    自己管理と実施した教育内容の項目が誕生!!

「看護問題とそのアセスメント・対策」, 「安全に関わる評価」をいれた理由 「看護問題とそのアセスメント・対策」,    「安全に関わる評価」をいれた理由 今まで、転院前の透析室ではどんな問題があり、どんな看護が展開されていた? 業務的な視点による情報伝達がメインで、看護の視点にたった情報がない! 看護者間の看護における情報伝達、共有をし、そして何よりも患者さんに継続した看護の提供を! また、我々看護者は透析室で様々な看護を展開しています。しかし、その看護が転院によって継続できないことがあります。その原因として、今までのサマリーでは業務的視点での情報伝達がメインで、看護の視点に立った情報伝達、すなわちどのような看護が行われていたのかについての情報伝達ができていませんでした。そのため、看護者の視点に立ったサマリーが重要ではないかと考えました。そのことにより、看護者間の看護における情報伝達、共有をし、そして何よりも患者さんに継続した看護の提供に繋がるのではないかと考えたのです!そこで、転院した後も看護が継続できるように、看護問題や安全に関わる評価をサマリーに内に入れました。特にこの「看護問題とそのアセスメント・対策」で強調した部分がアセスメントの部分です。看護者は看護問題を抽出し、それをアセスメントしその対策を日々行っていますが、現状では、このアセスメントの部分が特に言語化されていませんでした。しかし、看護を学問的視点かつ科学的根拠を持って実施するためには、現象のアセスメントとそのアセスメントからなぜこの対策が導かれたのかを明らかにする必要があります。また、明確に言語化することで、他の看護者にも意図を明確に伝えることができ、質の高い看護の継続や一般化にも繋がる可能性があります。そこで、この「看護問題とそのアセスメント・対策」を我々は重要視しています。そのアセスメント能力を高めていく取り組みを今後群馬県腎不全看護セミナーでは推進していきます。 様々な問題を把握し、共有していこう!  それもトータルに! (身体、心理、社会的問題)

「看護問題とそのアセスメント・対策」の項目 「自己管理」の項目  【自己管理】  ・必要性の認識     ・実行への意欲     ・家族からの支援     ・実施状況       以下のように回答    □ない/良くない  □あまりない/あまり良くない     □まあまあ/まあ良い □ある/良い 「看護問題とそのアセスメント・対策」の項目 自己管理に関する項目としては必要性の認識・実行への意欲・家族からの支援 ・実施状況の4項目としました。また、これらの項目については ない/良くない、あまりない/あまり良くない 、まあまあ/まあ良い、ある/良いの4件法で答えていただくようにしました。 また、看護問題そのアセスメント・対策の項目では身体・心理面・社会面の3側面から自由に記述できるようにしました。詳しい記述方法に関しては、事例集をご参照下さい。 ・身体面 ・心理面 ・社会面

「実施した教育内容」の抽出項目 「安全に関わる評価」の抽出項目 ・腎臓 ・血液透析 ・バスキュラーアクセス ・食事 ・栄養士からの指導 ・水分 ・日常生活上の注意点 「安全に関わる評価」の抽出項目  ・ADLの評価 ・視力の評価 ・聴力の評価 ・中枢症状の評価 ・問題行動の評価 実施した教育内容としては、腎臓、血液透析、バスキュラーアクセス、食事、栄養士からの指導、水分、日常生活上の注意点の7項目としました。 内訳としては、 腎臓では、(□未・□済:□解剖、□働き、□腎不全、□その他)、 血液透析では、(□未・□済:□仕組み、□検査データの見方、□合併症、□その他)、 バスキュラーアクセスでは、(□未・□済:□シャント音聴取、□感染、□保護の仕方、□異常時の対応、□その他)、 食事では(□未・□済:□塩分、□P・Ca、□K、□タンパク質、□その他 )、 栄養士からの指導では(□未・□済)、 水分では (□未・□済:□ドライウェイト、□水分制限、□その他) 日常生活上の注意点では(□未・□済:□服薬管理、□入浴、□睡眠、□活動、□その他)としました。 また、透析中の安全にかかわる評価の項目としては、ADLの評価・視力の評価・聴力の評価・中枢症状、問題行動の評価の4項目としました。 ADLの評価では、麻痺等の有無、両足での立位保持、歩行、移乗、移動の項目を確認します。 視力の評価では、普通(日常生活に支障がない)、約1㍍離れた視力確認表の図が見える、目の前に置いた視力確認表の図が見える、ほとんど見えない、見えているのか判断不能を確認します。 聴力の評価では、普通、普通の声がやっと聞き取れる、かなり大きな声なら何とか聞き取れる、ほとんど聞こえない、聞こえているのか判断不能を確認します。 中枢症状では、生年月日や年齢を答える、自分の名前がいえる、自分がいる場所を答えるを答えられるかの有無を確認します。 問題行動では昼夜逆転・不穏などがあるかないかを確認します。

そのことが、患者の自己管理能力の向上のみならず、看護者のアセスメント能力、患者教育実践能力の向上にも繋がる! 「自己管理・教育内容」項目について 自己管理に関する教育内容が統一されると サマリーも使用しやすくなる  教育内容を統一することで、今までどこまで教育していたのか、どの程度の理解度なのかを把握でき、継続かつ一貫した教育が行えるようになるのではないか?  そのことが、患者の自己管理能力の向上のみならず、看護者のアセスメント能力、患者教育実践能力の向上にも繋がる! 自己管理・教育内容に関する教育内容を県内で統一することで、サマリーも使用しやすくなり、また今までどこまで教育していたのか、どの程度の理解度なのかを把握でき、継続かつ一貫した教育が行えるようになるのではないかと考えます。また、そのことが患者の自己管理能力の向上のみならず、看護者のアセスメント能力、患者教育実践能力の向上にも繋がる!と考えられます。

透析看護のレベル向上にも繋がるのではないか?(まずは、群馬県から!) 「看護問題・安全に関わる評価」        項目について 看護問題を共通に伝達していきたい 看護問題を共通にして、継続したい 看護問題やケアを文章で残す   これらの継続が、患者への質の高いケア 提供に繋がるのではないか? 透析看護のレベル向上にも繋がるのではないか?(まずは、群馬県から!) また、今までの転院サマリーでは、透析業務における情報の伝達という部分に着目した書式となっており、看護問題や教育内容、透析中の安全にかかわる評価については統一した情報伝達が行えていなかった。今回、病院間の共通転院サマリーを作成し統一できることで、看護者にとって把握が必要な看護問題や教育内容などの情報伝達に加え、看護職者間の情報共有と患者に対する質の高いケアにも繋がると考える。そして、それをここ群馬から全国に発信できればとも考えています。