新技術等を活用した生産性の向上・府民サービスの充実 平成31年2月 行政経営課 平成31年度 大阪府行政経営の取組みについて ○行財政改革推進プラン(案)(平成27~29年度)終了後も、「自律的で創造性を発揮する行財政運営体制の確立」に向けた改革の取組みを継続するため ①府のみならず、府民・企業・市町村・国など、社会全体で課題解決する「新たな行政経営の取組み」や、 ②行財政改革の取組みによる「健全で規律ある行財政運営」について、毎年度の府の取組みをとりまとめた。 ○行動指針として、『【発見】多様な「知」と交わる』、『【選択】多様なプレーヤーを束ね、より良い道筋を見出す』、『【実践】「やってみよう」の精神をもち、 果敢に挑戦する』を掲げ、以下の取組みを推進する。 新たな行政経営の取組み ■社会課題に挑戦し続ける活力ある組織づくり ■社会課題解決につながる共創の仕組みづくり ● 多様な企業との対話によるアイデア収集・市場ニーズ把握 ・サウンディング型市場調査 ● 社会課題解決ビジネスについての情報共有、連携・協力 (セミナー・交流会などの民間によるアイデア提案の場の活用 等) ● 民間人材の受入拡大 企 業 等 と の 知 の 交 流 新技術等を活用した生産性の向上・府民サービスの充実 ● AI・RPAの活用による業務の効率化 ・音声認識技術(AI)による議事録作成支援 ・RPAによる単純な繰り返し作業の自動化 ● IoTを活用した社会課題解決 ・高齢者見守りサービスの実証実験 ● データ分析に基づいた広報や政策立案 ● SNS・アプリをはじめとする新たなツールを活用した府民 サービスの向上 ・LINEを活用した教育相談 ・アプリを活用した防災意識の向上 ・広告付案内表示板の設置 ・府営住宅駐車場の空き区画への民間予約駐車場サービスの導入 ● 職員の多様な働き方の支援・促進(テレワークの推進 等) ● 職員の意識啓発・庁内機運の醸成(働き方改革・ITセミナーの開催、 ニュースレターの発信 等) 働 き 方 改 革 ● 公民連携の推進 ○インターネットテレビやSNS等による多様な広報の推進 (OSAKA愛鑑(おおさかめいかん)の取組み) ○複数企業・大学との連携と協働(創発ダイアログの実施) ○社会課題の解決につながるビジネスの創出・成長支援 ○企業や市町村と連携した社会課題解決の取組み ・近未来技術等社会実装事業(自動運転を活用した移動サービス の事業化) ・府営住宅の空室活用(小規模保育事業所の設置 等) ○個人の専門知識を生かした課題解決 ・プロボノによる団体・NPOへの伴走型支援 ● 民間投資を誘導する仕組みづくり(クラウドファン ディング、ソーシャル・インパクトボンド(SIB)の活用 等) 新 た な 連 携 の 追 求 ● 企業等への実証フィールドの提供 ・実証事業検討チーム(大阪府、大阪市、大阪商工会議所)による実証事業の支援 ・ドローンによるインフラ等点検の効率化 ● 規制緩和を通じた事業創造 民 間 の 活 躍 環 境 の 整 備 公民連携で解決すべき行政課題をテーマに設定し、複数の事業者(公・民)間による「対話」から様々なアイデアを生み出す公民連携の新たな仕組み 今まで…企業等と府の1対1の取組み ↓ 今後…今までの取組みに加え、複数 の事業者を巻き込んだ新たな 取組みを推進 【創発ダイアログとは】 ドローンを用いた点検 大阪城公園をフィールド とした実証を支援 超小型電動モビリティ用ワイヤ レス充電システム(イメージ) 寝屋川水系の地下施設を フィールドとした実証を支援 健全で規律ある行財政運営 ■ 組織運営体制 ■ 財政運営 ■ 出資法人等の改革 ■ 公の施設の改革