Q3 On the value of user preferences in search-based software engineering: a case study in software product lines Abdel Salam Sayyad (West Virginia University, USA) Tim Menzies (West Virginia University, USA) Hany Ammar (West Virginia University, USA) ・・・ と題しまして,ツノダが発表いたします. Abdel Salam Sayyad, Tim Menzies, and Hany Ammar. 2013. On the value of user preferences in search-based software engineering: a case study in software product lines. In Proceedings of the 2013 International Conference on Software Engineering (ICSE '13). IEEE Press, Piscataway, NJ, USA, 492-501.
プロダクトラインの機能選択は難しい ソフトウェアプロダクトロインでは、多数の機能が含まれ、複雑な依存関係がある。 Q3 ソフトウェアプロダクトロインでは、多数の機能が含まれ、複雑な依存関係がある。 開発時に必要な機能を選ぶことは容易ではない。 機能選択の方法が提案されているが、問題点がある。 複数の目的の最適化を考 慮していない。 目的: コストを最小にする、 品質を最大にする、機能数 を最大にする 依存関係の考慮が容易で はない(手動で行う必要が ある)。
IBEAを適用することにより、問題点を克服する Q3 Indicator-Bases Evolutionary Algorithm (IBEA)を適用する。 多目的進化的アルゴリズムの一種。 Hyper Volume Indexという、多目的最適化の評価指標が最良になるように実行される。 従来法はHyper Volume Indexを直接最良にはできない。 評価実験 中規模と大規模のシステムに適用し、従来法と比較した。 目的: 依存関係の維持、機能数、コスト、利用実績、信頼性 目的の数を2~5に変化させて実験した。 評価指標: 解の中で、依存関係を維持できた割合、Hyper Volume Index, Spread
多目的の場合、IBEAを適用するとよい 実験結果 感想 3目的以上の場合、特に依存関係を維持できた割合に大きな差があった。 Q3 実験結果 3目的以上の場合、特に依存関係を維持できた割合に大きな差があった。 従来法: 0~24%, IBEA:52~82% 依存関係を維持できた割合が50%とは、解100個のうち、50個が依存関係を維持できたということ。 従来法(NSGA-II, SPEA2などのメジャーな手法)よりも、IBEAの方がプロダクトラインの機能選択に適している。 感想 他分野で優位性が明らかにされているIBEAをそのまま持ってきて適用している。 依存関係を維持できた割合に着目した点は上手いと感じた。 関連研究、考察などは丁寧に書かれている。