次世代PETにむけたプロトタイプ 液体キセノン検出器の開発と現状

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次世代PETにむけたプロトタイプ 液体キセノン検出器の開発と現状 藤井祐樹 東京大学 液体キセノン開発グループ 高エ研, 佐賀大, 東大, 横国大 日本物理学会2009年秋季大会 甲南大学岡本キャンパス 2009年9月11日

Contents Introduction Status of 2009 Prototype detector Motivations 2019/5/11 Introduction Status of 2009 Prototype detector Motivations Alpha source study Demonstration of tracking Conclusion Future’s prospects JPS fall meeting @ Kohnan university 次世代PETのイメージ図

Introduction 液体キセノンTime Projection Chamber 次世代PETへの応用の可能性 2019/5/11 液体キセノンTime Projection Chamber キセノンシンチレーション光による信号 非常に速い信号 シンチレーション光によるエネルギー情報 電離電子による遅い信号 正確な3次元位置情報 電荷量によるエネルギー情報 次世代PETへの応用の可能性 比較的容易な大型化 大アクセプタンス 高い位置分解能による精細な画像 癌の早期発見 JPS fall meeting @ Kohnan university

Status of 2009 ~Mar. 2009 宇宙線の観測 1ch 読み出し Run終了間際にアルファ線による信号が見えた 2019/5/11 ~Mar. 2009 宇宙線の観測 1ch 読み出し Run終了間際にアルファ線による信号が見えた JPS fall meeting @ Kohnan university

Status of 2009 Jan. 2009 ~ Aug. 2009 アルファ線信号の測定 1ch → 4ch 読み出し 2019/5/11 ~Mar. 2009 宇宙線の観測 1ch 読み出し Run終了間際にアルファ線による信号が見えた Jan. 2009 ~ Aug. 2009 アルファ線信号の測定 1ch → 4ch 読み出し 宇宙線ミューオンの2次元飛跡検出 JPS fall meeting @ Kohnan university

Prototype Detector 3 4 1 2 PMT 上下2本のPMT (R5900-06AL12S-ASSY,28mm×28mm) 2019/5/11 上下2本のPMT (R5900-06AL12S-ASSY,28mm×28mm) トリガー用の速い信号 液体キセノンの波長領域で高感度(Q.E.~20 %) TPC pad 4枚のパッドのほぼ中心にエネルギー較正用Am線源を設置(~200 Bq , 直径 5 mm) ↓アノードパッドデザイン 3 4 1 2 1.5 ×1.5 cm2 読み出しパッド(FR-4基板) JPS fall meeting @ Kohnan university 1cm 100MW Cathode Anode pad -H.V. GND 2kV/cm

Prototype Detector 3 4 1 2 外部feed back 内部feed back : パッド背面にJFET直付け PMT 2019/5/11 上下2本のPMT (R5900-06AL12S-ASSY,28mm×28mm) トリガー用の速い信号 液体キセノンの波長領域で高感度(Q.E.~20 %) TPC pad 4枚のパッドのほぼ中心にエネルギー較正用Am線源を設置(~200 Bq , 直径 5 mm) ↓アノードパッドデザイン 3 4 1 2 1.5 ×1.5 cm2 読み出しパッド(FR-4基板) JPS fall meeting @ Kohnan university 1cm 100MW Cathode Anode pad -H.V. GND 2kV/cm 外部feed back 内部feed back : パッド背面にJFET直付け

Motivations 2019/5/11 液体キセノン中でfeed backを行ったときと、フィードスルー 外までケーブルでひっぱってfeed backを行ったときのノイズ 状況の違いを調べる 内部feed back : ノイズの影響を最小限にしてfeed backができる 外部feed back : キセノンを汚さずにシンプルなデザインで増幅可能 アルファ線によるデータが妥当な値であるか評価する 多チャンネル読み出しを行う JFET 2SK152 JPS fall meeting @ Kohnan university

2019/5/11 Alpha Source Study JPS fall meeting @ Kohnan university

Electric Field Dependency 2019/5/11 PMTからのシンチレーション光による信号を電荷積分型ADCで、TPCか らの電離電子による信号をPH-ADCで測定し、電場依存性を調べる 0 ~ 3.0 [kV/cm] の間で 0.25 [kV/cm] で電場の大きさを変化させて測定を行った 文献値との比較を行う PMTの信号はアルファ線ピークのmeanの位置で評価し、TPCからの信 号はpulse heightから電荷量を、σ の大きさから分解能の評価をする # of event Pulse height[ch] JPS fall meeting @ Kohnan university # of event PMT charge[ch]

電場強度との相関 光量に関しては 2 kV/cmで約 3 % の減少 電離電子数に関して文献と同様の振る舞いが見られた Peak channel[ch] 放電現象 Electric field[kV/cm] Pulse height[mV] Resolution(FWHM) Electric field[kV/cm] 2019/5/11 電場強度との相関 光量に関しては 2 kV/cmで約 3 % の減少 その割合が再結合を免れる電離電子数の割合となるはず 文献値では4 %であり、1 %の差は大きい 電離電子数に関して文献と同様の振る舞いが見られた ただし数としてはまだ足りていない → 後で述べる 電荷量増加とともに分解能の改善が見られた ノイズの改善などでまだまだよくなるはず JPS fall meeting @ Kohnan university

TPC Expected Value 液体キセノンで電離されるイオン対の数は 1 ion/15.6 eV 2019/5/11 液体キセノンで電離されるイオン対の数は 1 ion/15.6 eV アルファ線のエネルギー5.5 MeVより 5.5e+6[eV]/15.6[eV] ~ 3.5e+5 ionが期待される そのうちの3 (4)%の電子が再結合を免れてパッドに到達すると 3.5e+5 * 0.03 ~ 1.06e+4 electron 1.06 e+4* 1.602e-19[C] * 1.e+15[mV/C] ~ 1.7 mV 1.7 mV にポストアンプゲインをかけた値がPH-ADCで信号 ピークとして期待される ただし、文献値である4 %を採用すると4/3倍して期待値は ~2.3 mVとなる 以下、4 %で計算した場合の値も同時に示していく JPS fall meeting @ Kohnan university 素電荷 Pre-Amp 増幅率

1ch read out PH-ADCを用いてsingle padでアルファ線信号の測 定を行った 2019/5/11 PH-ADCを用いてsingle padでアルファ線信号の測 定を行った ペデスタルとアルファ線信号ピークが観測された ペデスタルを差し引くとポスト アンプで約72 mV ポストアンプゲインは80倍なので期待値は 136 mV (181 mV) 7月上旬 の時点では期待値 の約54 % (40 %) # of event # of event Pulse height[ch] Pulse height[ch] JPS fall meeting @ Kohnan university

4ch read out 4chデータ取得時の状況( 8 月上旬 ) アルファ線信号 ポストアンプゲインは約70 倍 2019/5/11 # of event 4chデータ取得時の状況( 8 月上旬 ) アルファ線信号 ポストアンプで約77 mV ポストアンプゲインは約70 倍 期待値は約120 mV ( 160 mV) 純化を続け、期待値の約 64 % ( 48 % ) 1か月の純化で約10 %の電 荷量増加が見られた この状態で4chすべての信 号を測定する… Pulse height[ch] JPS fall meeting @ Kohnan university # of event Pulse height[ch]

4ch data 2019/5/11 ch1-2 と ch3-4 の違い 結果… 1-2ch → good signal 3-4ch → noisy やはり現在のノイズ状況およ びセットアップではJFETは パッドに直付けが望ましい ch3 ch4 JPS fall meeting @ Kohnan university 3 4 1 2 1.5 ×1.5 cm2 読み出しパッド(FR-4基板) ch1 ch2

Demonstration of Tracking 2019/5/11 Demonstration of Tracking JPS fall meeting @ Kohnan university

Demonstration of tracking by using Cosmic Ray Muon (CRM) 2019/5/11 4chを用いた宇宙線ミューオン信号の解析 複数パッドで電荷信号を検出できる 再結合による電離電子の損失が少ない ( 電子で近似すると ~ 50 % @ 2 kV/cm ) パッドに近い場所で反応が起きるため、不純物の影響を減らせる 1 cm で40% の電荷減少とすると、宇宙線の場合は平均で20% の減少のみ ノイズの多い3,4 channelでも十分大きな信号が期待される 天頂角での角度分布 パッド4枚でノイズもあり、宇宙線のイベントレートもかなり小さいため、正確な角度を求めるのは難しい 今回は以下の3通りにイベントを分ける → Error は about 30° JPS fall meeting @ Kohnan university =0° =90° =45°

Energy Distribution of CRM 2019/5/11 各パッドのゲインを較正し、 4chすべてのPreAmpでの 電圧和をとる 液体キセノン中でミューオ ンが2パッド以上通過したと きに測定される最小の PreAmp電圧値でスレッ ショルドをかける 4chの中で信号の大きい パッドを2枚選択し、前頁の 分類方法で角度を求める # of event here! JPS fall meeting @ Kohnan university PreAmp pulse height[mV]

Zenith Angle Distribution of CRM 2019/5/11 結果 右図の天頂角分布が得られた 宇宙線ミューオンは天頂角でcos2θ に従うことが知られている パッド上で角度を求めているので、 cos2θ の分布を平面に射影した分布と比較する 赤い線のヒストグラムがモンテカルロ 不完全ではあるがモンテカルロと近い傾向が見られる ちゃんと議論するには壁や天井の効果も考慮して比較する必要があるが、今回の目的からはそれる # of event JPS fall meeting @ Kohnan university angle[degree]

Conclusion アルファ線信号を測定した パッドの4チャンネル読み出しに成功した 宇宙線による飛跡検出を行った 2019/5/11 アルファ線信号を測定した ドリフト距離 1 cm で期待される電荷量の ~64 (48) % までの測定に成功した 文献値との相違に関しては今後調査する必要がある パッドの4チャンネル読み出しに成功した JFETはやはりパッドに近い方がよい 宇宙線による飛跡検出を行った 4チャンネル読み出しのデモンストレーションとしては成功 JPS fall meeting @ Kohnan university

Future’s prospects Analysis Detector Electronics シミュレーションとの比較 3次元位置再構成 2019/5/11 Analysis シミュレーションとの比較 Detector 3次元位置再構成 グリッド+Flash ADC を用いた読み出し ドリフト距離をより長くする ex. 1cm → 5cm ガンマ線源を用いて実験を行う 純化速度の向上 ノイズ状況の改善 多チャンネル化(4chよりさらに増やす)+パッドの細分化 パッド平面の位置分解能向上 Electronics TPCパッドの多チャンネル化の困難およびノイズ状況改善のため、低温で安定して動作するフロントエンドエレクトロニクスASICチップの開発を行う → 次のtalkの内容 JPS fall meeting @ Kohnan university

2019/5/11 Back Up JPS fall meeting @ Kohnan university

2019/5/11 JPS fall meeting @ Kohnan university

DAQ ロジック回路 +HV supply Cable delay charge-ADC Gate generator PMT top input +HV supply Cable delay charge-ADC gate 2019/5/11 Gate generator PMT top divider Discriminator Coincidence PMT bottom divider Gate generator -HV supply gate input TPC ch1 Pre Amp ch1 Shaper Amp ch1 JPS fall meeting @ Kohnan university PH-ADC Gain: 1015 mV/C DAQ ロジック回路 NIM CAMAC Others

DAQ ロジック回路 +HV supply Cable delay charge-ADC Gate generator PMT top input +HV supply Cable delay charge-ADC gate 2019/5/11 Gate generator PMT top divider Discriminator Coincidence PMT bottom divider Gate generator -HV supply gate input TPC ch1 Pre Amp ch1 Shaper Amp ch1 JPS fall meeting @ Kohnan university PH-ADC TPC ch2 Pre Amp ch1 Shaper Amp ch2 TPC ch3 Pre Amp ch1 Shaper Amp ch3 TPC ch4 Pre Amp ch1 Shaper Amp ch4 DAQ ロジック回路 NIM CAMAC Others

← Electric field dependency 2019/5/11 JPS fall meeting @ Kohnan university ← Electric field dependency of alpha signal resolution

Xenon Parameters Muon Energy loss by ionization in LXe 種類 BGO GSO LSO 2019/5/11 種類 BGO GSO LSO LXe 元素 Bi Ge O Gd Si O Lu Si O Xe 密度 [g/cm3] 7.13 6.71 7.4 2.95 光子数(1MeV) 8200 9000 25000 43000 波長[nm] 480 440 420 178 減衰時間[ns] 330 56 47 45 JPS fall meeting @ Kohnan university Muon Energy loss by ionization in LXe

About CRM CRMのエネルギー分布 → 宇宙線ミューオンがcos2θ に従うのはなぜか 2019/5/11 CRMのエネルギー分布 → JPS fall meeting @ Kohnan university 宇宙線ミューオンがcos2θ に従うのはなぜか 通過する大気の厚さ、ミューオンの寿命、平均自由行程などと関係 ← cos2θ に従う分布のモンテカルロ