事業名:スマートかき養殖IoTプラットフォーム事業 (代表者: 国立大学法人 東京大学) (1/4)

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平成26年度「浪江町 タブレットを利用したきずな再生・強化事業(システム設計・開発)」 ( 様式6 ) 提案書雛型 (提案者名を記載) ○○○○ 受付番号 平成 26 年度「浪江町 タブレットを利用したきずな再生・強化事業(システム設計・開 発)」 企画提案書.
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平成27年度SCOPE(重点領域型研究開発(先進的通信アプリケーション開発型)) 研究開発課題 ○○の研究開発
③新たな作目や品種の特徴を活かした需要拡大
コア企業:株式会社篠田興業(標津郡標津町:一般土木建築工事業)
平成24年度オープンデータ実証実験 水産物情報(概要)
平成28年度SCOPE(重点領域型研究開発(先進的通信アプリケーション開発型)) 研究開発課題 ○○の研究開発
平成27年度補正予算IoT推進のための新産業モデル創出基盤整備事業 (企業保険者等が有する個人の健康・医療情報を活用した行動変容促進事業)
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(新エネルギー等の導入・普及に当たっての評価方法や基準への適合性評価の課題)
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神奈川大学大学院工学研究科 電気電子情報工学専攻
公共ブロードバンド移動通信システムの利用シーン (災害現場での活用例)
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標準空間情報の整備及び 異種データベース間のデータ交換手法 に関する研究開発
事業の全体概要図イメージ例 事業区分:①新たなヘルスケアサービス創出支援事業 コンソーシアム等名称; 1-① 事業の背景・目的
~スマートフォン利用~ 店舗管理システムのご提案 サイボウズ中国.
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長崎県五島市沖で国内初となる2MWの浮体式洋上風力発電施設を建造・設置・運転・評価
(事業名) 事業概要を表す図・イラスト等を記載 提案者 (株)○○、○○大学、○○市 事業費 ○○,○○○千円 (千円未満切り捨てで記載)
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添付図-1:課題⑦-2-1 「巨大都市・大規模ターミナル駅周辺地域における複合災害への対応支援アプリケーションの開発」
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電話と ICT インフラ融合をもたらすクラウド PBX クラウド移行に関する課題の提示と解決手段のご提案
長期滞在型テレワークの誘致及び導入検討調査
平成19年度青年部会「第2回~第4回研修会」(人材育成研修会)実施計画書
平成27年度補正予算IoT推進のための新産業モデル創出基盤整備事業 (企業保険者等が有する個人の健康・医療情報を活用した行動変容促進事業)
○○○○○○○○○○○○○○○○○○ の要素技術開発
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「沖縄におけるスポーツサイエンスの拠点化に向けた
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最先端ICT都市の実現に向け、「ICTの徹底活用」と「ICTの適正利用」を基本に取組をすすめます
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平成27年度SCOPE(重点領域型研究開発(スマートネットワークロボット)) 研究開発課題 ○○の研究開発
GoNET-MIS のご紹介 2015年04月 アイビーソリューション株式会社 Ver 2.1.
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大阪バイオ戦略2017のポイント 重点取組 主な取組 オール大阪で事業推進 規制改革 治験促進
平成26年度先進的通信アプリケーション開発推進型研究開発(新規提案課題) 開発課題 ○○の開発
業務課題の改善に向けた必要データ コンサルティング
しごと創生:農林水産品の輸出拡大等の農林水産分野
**************のための****技術実証研究
「スマート農業加速化実証プロジェクト」に係る技術・体系提案会 資料(一貫技術体系)
「地域経済産業活性化対策調査(沖縄市が整備するアリーナ施設を核としたまちづくり等に関する基礎調査)」
○○○○○○○○○○○○○○○○○○ の要素技術開発
○○○○○○○○○○○○○○○○○○ の実証事業
(新エネルギー等の導入・普及に当たっての評価方法や基準への適合性評価の課題)
陸奥湾の海水温分布とその長期変化傾向 児玉安正・清水和也(弘前大・理工) 清藤真樹・扇田いずみ (青森県産業技術センター・水産総合研究所)
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広島県商工労働局イノベーション推進チーム
事業名:海の共創基盤~せとうちマリンプロムナード~
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「モノ」を見失わずに回収できる! 温度・加速度管理付 追跡サービス
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研究開発名称 (対象とする技術のイラストや図) 提案者:○○株式会社 研究開発の概要 概算経費
高度人材・中小企業活用推進事業 【大阪府商工労働部雇用推進室人材育成課】
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JACICにおけるCALS/ECの推進及びICT導入に係る取り組みについて
(別紙1) 提案書雛型 令和元年度 沖縄型テレワーク実装推進調査 ー提案書ー                        (日付)                        (企業名)                        (連絡先等)
調査項目:(事業環境/健康投資/品質評価から選択) コンソーシアム等名称:
研究開発名称 (対象とする技術のイラストや図) 提案者:○○株式会社 研究開発の概要 概算経費
+ AI・IoT等の導入に向けた総合的支援 H 3 0 取組内容・実績 H 3 1 取 組 内 容 H30の取り組みの検証及びH31の方針
代表申請社名:〇〇 実施体制:〇〇〇/〇〇〇/…
(対象とする技術のイラストや図を必要に応じて挿入してください)
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事業名:スマートかき養殖IoTプラットフォーム事業 (代表者: 国立大学法人 東京大学) (1/4) (アイ・オストレア) プロジェクト命名: ■事業概要 「データドリブンIoT漁業」 を用いた広島県かき養殖の飛躍的発展 海洋の各種情報(温度,風速,海の栄養状態,ドローンからの画像情報など)やかき養殖に関する情報(「海中に漂う幼生数の分布」など)を「センシング」・「収集」を行う 収集したデータをAIにより高速に「処理・分析」し、現場支援型データの「配信」を実現 ICTインフラ構築・運用コストの削減を可能にし、働き方の最適化も追求するプラットフォーム技術確立 ■コンソーシアム体制・役割 東京大学 無線方式LoRa・sXGPを搭載したデータ収集デバイス ・技術とりまとめ、無線技術・養殖向けIoTセンサー開発 シャープ株式会社 スマートフォン機能開発 位置情報および取得したデータの見える化 業務効率化のアプリケーション提供など プライベートLTE対応端末提供 広島県・江田島市 内能美漁業協同組合・平田水産 広島の水産業を活性化させるための活動・実験  漁業・養殖などが盛んな江田島市をメイン実験フィールドとして協力・支援 ルーチェサーチ株式会社 ドローンを一から設計、開発ができる技術力を保有 上空からのデータ収集から分析までをトータルでサポート 中国電力株式会社 株式会社セシルリサーチ 長年の研究からかきをはじめとする付着生物幼生検出技術を保有。本技術で蓄積した知見を活用し、新たに簡易に実現する技術開発を今後行っていく。 株式会社NTTドコモ ICTブイ 海洋定点観測専用水上ブイ技術を保有 センサー・通信モジュールを搭載し、スマートホンから見える化実現

事業名:スマートかき養殖IoTプラットフォーム事業 (代表者: 国立大学法人 東京大学) (2/4) ■課題と解決に資するAI/IoTサービス かき養殖生産量の安定と生産の効率化 ⇒ IoTデータに基づく生産の変革と、 消費形態の変化に合わせた「高付加価値の養殖方法」を新たに探求する 安定的なかき幼生の採取(採苗) 養殖海域の水質状態のデータ化 ⇒ ドローンによる画像情報や、IoTセンサ情報を収集し、AI分析 リアルタイムな情報通信環境がない ⇒ 低コストな通信インフラと漁業IoTプラットフォームの確立 ■スケジュール・実証成果目標 【H30年度】 データドリブンIoT漁業の現地調査と基本検証 要件ヒアリング・要件定義 データドリブンIoT漁業の基本システム設計 データ取得解析方法検討(ICTブイデータの評価・分析、ドローンテスト) 【H31-32年度】 産業促進のためのデータドリブンIoT漁業の実用化推進 H31年度 開発とプリサービス(システム・データ配信基盤開発) H32年度 総合実証実験

事業名:スマートかき養殖IoTプラットフォーム事業 (代表者: 国立大学法人 東京大学) (3/4) ■事業実施のアピールポイント等 ① かき情報収集 広島県・広島市水産振興センター ドローン海上観測 S-4 ICTブイ 既存情報 水温・塩濃度、貝毒・ノロウイルス情報 など AI・データ分析 S-5 S-6 D-1 B-1 I-8 スマートかき養殖IoTプラットフォーム わかりやすい新情報 既存情報+かき幼生情報、 産卵位置情報 など I-9 I-10 水中監視センサー I-1 S-1 I-4 I-2 I-11 I-5 I-3 I-6 漁業協同組合 かき幼生検出 S-7 I-7 S-2 アンライセンス無線ネットワーク GW 各組合員への情報配信 緊急事態連絡等にも活用 行動情報収集 情報配信 S-3 FLARE FLARE FLARE 無線 カバーエリア

事業名:スマートかき養殖IoTプラットフォーム事業 (代表者: 国立大学法人 東京大学) (4/4) ■事業実施のアピールポイント等 ② 採苗不調時の種苗購入費用: 広島県全体で25億円の削減が見込める 作業効率化における効果試算 A)ICT活用による採苗効率上昇 B) 殻付きかき生残率向上 C) 見回り稼働・ガソリン経費・人件費低減、労働効率向上 採苗: 産卵タイミングと潮流から採苗場所を予測し採苗の効率化を図る 平成以降採苗率の低下・ 不安定傾向 本垂下・育成: 海中の水質をリアルタイムに分析し、ヘイ死率を下げ、殻付きかきの生産効率を向上させる 抑制: 海中の監視センサーのデータを分析し、食害生物を識別検知し直ちに通知する 収穫: ICTブイ・監視センサーの情報を元に、収穫効率を向上し、作業効率化を図る 洗浄・出荷: 市場とリアルタイムに連動した情報を活用し、労働効率の最適化を行う