緊急連絡SMS導入について (2009年9月運用訓練報告 及び 今後の送信対象者拡大) チョンブリ・ラヨーン日本人会 安全部会 Oct 16, 2009
1-1. 緊急連絡SMSとは? CRJAでは、緊急時を想定した会員間の緊急電話連絡網に代わる情報連絡ツールとして、インターネットサービスを利用し、会員の携帯電話へ一斉同時にメッセージを送信するSMS(Short Message Service)の検討・導入を進めてきたが、今般準備が整ったので2009年9月から運用を開始する事とした。 従来の緊急電話連絡網と違い、人から人へ電話で伝達する必要がなく、CRJA安全部会から一斉同時に緊急情報を発信し、会員個人の携帯電話に直接お知らせするサービスである。 ➣泰国日本人会は2006年からSMSの運用を開始している。
2-1.2009年度 緊急連絡SMS運用訓練の概要 昨年までは年1回の緊急電話連絡網運用訓練を実施してきたが、これに代わり緊急連絡SMS運用訓練を2009年9月に実施した。 1.目的 実際に緊急事態が発生した際にこのSMSが適切に機能し、スムーズに情報伝達できる事を確認するため。 2.訓練日程 2009年9月24日(木)午前10時SMS発信(一斉同時送信) 3.SMS送信対象者 1)企業会員(連絡先1及び連絡先2) 2)個人会員(本人のみ) 3)CRJA役員/運営委員 合計375名
2-2.2009年度 緊急連絡SMS運用訓練の結果 【まとめ】平均1分で335人(実質96.5%)がSMSを受信 ➣概ね良好な結果
3-1.SMS送信対象者の拡大(今後の活動計画) 送信対象者を拡大する。 【現在】 1)企業会員(連絡先1及び連絡先2) 2)個人会員(本人のみ) 3)CRJA役員/運営委員 合計375名 【今後】上記に加えて、下記の方に登録を呼びかける(登録は任意)。 4)会員企業に在籍する邦人社員 5)企業会員の家族 6)個人会員の家族 合計1,200人(80人/地区×15地区) ※想定数値
3-2.SMSへの登録方法(登録は任意) 1. 会員がサービスを受けるためには、下記の方法でCRJAへの携帯電話番号登録が必要。登録事項は「会員ID番号」「氏名(漢字/ふりがな)」「携帯電話番号」の三つ。 新規登録はCRJAのホームページに開設する「(会員専用)SMS登録メニュー」を通じ、登録希望者個人がCRJA安全部会SMS事務局宛に行う。 ➣事前にCRJAホームページへのユーザー登録が必要。 3. 導入当初の補完的な登録ルートとして、企業会員各社(個人会員は家族単位)で取り纏めの上、新規登録のみ各地区委員宛に申し込みできる。2009年11月末まで受け付けする。 4. 登録者が携帯電話番号を変更/解約した際は、上記2の方法で、登録者個人によるSMS登録変更/解約が必要となる。 5. 登録者にとっては登録・維持・受信等の費用はかからない。 6. 受付開始は2009年11月2日(月)とする。
3-3.緊急連絡SMSの運用基準 CRJA会員に危険が及ぶ可能性があると判断される事件・災害(※下記参照)が発生し、かつ緊急性があると判断される場合、CRJA会長が緊急連絡SMSの発信を決定する。 ※①タイ国内における非常事態宣言発令、②チョンブリ県・ラヨーン県・バンコク都における重大事件(デモ、クーデター、テロ、殺人・傷害・強盗事件等)、③世界保健機関(WHO)によるインフルエンザのパンデミック警戒レベル「フェーズ6」決定など。 CRJA役員及び運営委員(地区委員)は、上記のような事件・災害情報を得た場合、至急CRJA会長へ連絡する。 伝達する内容については事実に基づきCRJA会長が決定し、かつ速やかなる第一報を旨とする。送信可能な文字数は144文字、ローマ字表記とする。 CRJA会長は必要に応じ、在タイ日本国大使館・JCC・泰国日本人会等の各機関に状況を確認のうえ取り進める。 安全部会委員はCRJA会長の権限行使及び各地区委員の要請に対して、迅速かつ出来うる限りのサポートを行う。 CRJA会長がタイ国不在等により権限を行使できない状況にある場合、商工部門担当副会長がその権限を代行する。 事件・災害等の緊急連絡情報以外であっても、CRJA会長がCRJAの活動に必要と判断する情報については、SMSを使って発信できる事とする。 (従来からの緊急電話連絡網は2009年10月16日中間総会を以って廃止する。) 以 上