福井大学大学院工学研究科機械工学専攻 川谷 亮治 Voyage200 基本操作法 単4電池4本を正しくセットしてください 福井大学大学院工学研究科機械工学専攻 川谷 亮治 http://feedback.mech.fukui-u.ac.jp/ttt/ 2019/5/8 福井大学工学部機械工学科
カーソルキー 2NDキー 液晶画面 ファンクションキー 四則演算キー テンキー 2NDキー 注意 ダイヤモンドキー 2019/5/8 福井大学工学部機械工学科
Q キーボード(p.12~) ? 一つのキーには複数の機能が割り付けられています ◆ + Q 2ND + Q ダイヤモンドキーを押した後,Q CALC HOME ダイヤモンドキーは左下にあります Q 2NDキーは左下と液晶画面の右上の2箇所にあります このキーを押しただけのときはQ 2019/5/8 福井大学工学部機械工学科
電源のオンオフ 電源オン ON (左下) 電源オフ ◆+ON 2ND+ON 一定時間操作しない場合,電源は自動オフ お勧め! 次に電源をオンにしたときの画面が異なる 2ND+ON この画面が現れたとき,Home を選択するか,◆+Q 2019/5/8 福井大学工学部機械工学科
画面の明るさの調整 ◆+ ーキー (四則演算キー) ◆+ +キー 2019/5/8 福井大学工学部機械工学科
基本画面の構成(p.16~) どのような状態からでも ◆+Q で基本画面が表示 ツールバー 履歴エリア 入力行 ステータス行 2019/5/8 福井大学工学部機械工学科
入力例 1/4+2/3 sin(2*π) exp(-3) 12 -8 次に示すように入力行に入力した後 ENTER を押してください 5 正確に分数が計算されている ◆+ENTER (APPROX) sin(2*π) sinキーを押すと入力が楽 exp(-3) マイナスの取り扱いに注意 (-)キー 5 12 過去の履歴が履歴エリアに表示されることに注意 -8 2019/5/8 福井大学工学部機械工学科
MODE設定(p.34~) MODE キー を押すことでモード画面が表示 2019/5/8 福井大学工学部機械工学科
変数への代入 1→a 2→b a+b なお,1→a:2→b:a+b としてもよい 一般のコンピュータ言語と異なり,Voyage200 では STO キー(画面上では→が表示)を使用する 1→a 2→b a+b 結果は? なお,1→a:2→b:a+b としてもよい 2019/5/8 福井大学工学部機械工学科
プログラムの作成(1) (p.269~) 同じ処理を繰り返し行う必要がある場合,プログラムを利用すると便利 Voyage200 上でプログラムを作成することが可能 Function これらの相違点については p.279 参照 Program ここでは Function を対象とします 2019/5/8 福井大学工学部機械工学科
プログラムの作成(2) 1~n までの整数の和を求めるプログラムを作成する。なお,n は 1以上の整数であり,引数として与えるものとする。 基本方針 プログラム名は wa とする 繰り返し計算を行なわなければならないので For 文を利用する 2019/5/8 福井大学工学部機械工学科
プログラムの作成(3) APPS キーを押す Program Editor へ移動し ENTERキーを押す New… を選択 Type: を Function,Folder: を main,Variable: にプログラム名 wa を入力 ENTERキーを押す 2019/5/8 福井大学工学部機械工学科
プログラムの作成(4) 下記の例を参考にプログラムを入力してください。終了後,基本画面に戻ってください(◆+Q) 。 2019/5/8 福井大学工学部機械工学科
プログラムの実行 wa(5) 基本画面で下記のように入力することで,プログラムを実行させることができます。 2019/5/8 福井大学工学部機械工学科
If 文の使用例(1) 引数で与えた非零の整数が奇数であるか偶数であるかを判定するプログラム(Function) を作成します。 基本方針 プログラム名は iseven とする 与えられた整数を 2 で割り,余りが 1 か 0 かで奇数か偶数かを判定する Hint:余りを求める関数 remain(n,2) 2019/5/8 福井大学工学部機械工学科
If文の使用例(2) 2019/5/8 福井大学工学部機械工学科
応用問題 Σ 1 i! 引数として与えた非零の整数 n に対して,0 ~ n に含まれる偶数のみを足し算するプログラムを作成せよ。 2019/5/8 福井大学工学部機械工学科
様々な機能 ファンクションキー(F1~F2):よく使用する関数が登録されています。 2ND+5 (MATH):様々な関数が登録されています。 2ND+6 (MEM):メモリの使用状況を確認できます。 2ND+- (VAR-LINK):登録されている変数名等を確認できます。 変数やフォルダの管理などが行えます 2ND++ (CHAR):特殊文字を入力できます。 2ND+2 (CATALOG):登録されている関数の一覧が表示されます。 引数に関する簡易ヘルプ機能 2019/5/8 福井大学工学部機械工学科
行列の入力方法 例 1 2 3 [1,2,3;4,5,6] 4 5 6 2019/5/8 福井大学工学部機械工学科
グラフ機能 Voyage200 の最大の特徴の一つが液晶画面を利用したグラフ表示機能です。これについては,時間の関係で説明は省略します。 グラフを表示するための手続きの概要 ◆+W(Y=) で関数 y(x) を登録 ◆+E(WINDOW) で座標軸の設定 ◆+R(GRAPH) でグラフ表示 2019/5/8 福井大学工学部機械工学科
TI-Connect Voyage200 上で作成した変数やプログラムはメモリ上に置かれますが,電池のトラブルなどでリセットが生じた場合,すべて消えます。このような状態を回避する一つの方法が,VAR-LINK 画面上で Lock もしくは Archive Variable 指定を行うことです。 あるいは,TI-Connect というソフトを利用して, Voyage200 上の変数等をパソコンに取り込むことが可能です。 2019/5/8 福井大学工学部機械工学科
その他 プログラムミスにより,無限ループに入ってしまった場合, ONキーを長押しすることで,実行を終了させることができます。 すぐにリセットが生じてしまうなど,動作が不安定な場合,ボタン電池の消耗の可能性があります。 トラブルや質問があったら川谷まで 2019/5/8 福井大学工学部機械工学科