第2回独習Javaゼミ 第3章 セクション4~5 発表者 直江 宗紀.

Slides:



Advertisements
Similar presentations
山元進.  for 文  while 文  do ~ while 文  文のネスト  break 文  continue 文.
Advertisements

第6回 JavaScript ゼミ セクション3-6 発表者 直江 宗紀. 組み込み関数  JavaScript に予め用意された関数  特定のオブジェクトに依存していない  単に関数名で呼び出すことが可能.
第10章:自分自身の関数を書く 10月31日(金) 発表者:紺野憲一
4章 制御の流れ-3.
プログラミング入門2 第4回 配列 for文 変数宣言 初期化
情報理論2 注意!! 11月26日(火)は休講 (小林が学会出張のため) 湘南工科大学情報工学科 准教授 小林 学 湘南工科大学
C言語 配列 2016年 吉田研究室.
プログラミング基礎I(再) 山元進.
第13回構造体.
ファーストイヤー・セミナーⅡ 第8回 データの入力.
配列(2) 第10回[平成15年6月26日(木)]:PN03-10.ppt 今日の内容 1 素数を求める(教科書の例):復習
6/19 前回復習 for文による繰り返し計算 演習1:1から10まで足して画面に結果を表示する 提出者: 1人
第12回構造体.
プログラミング入門2 第10回 構造体 情報工学科 篠埜 功.
プログラミング入門2 第10回 構造体 情報工学科 篠埜 功.
プログラミング基礎I(再) 山元進.
プログラミング基礎I(再) 山元進.
プログラミング入門 第5回講義 第5回講義 制御の流れ(1) ループ(その1) - while - インデント(3) ループとは(7)
C言語 配列 2016年 吉田研究室.
プログラミング言語論 第6回 型 情報工学科 篠埜 功.
第2回:Javaの変数と型の宣言 プログラミングII 2007年10月2日.
プログラミング言語論 第4回 式の構文、式の評価
繰り返し プログラミング 第4回 繰り返し プログラミング第4回.
湘南工科大学 2013年12月10日 プログラミング基礎1 湘南工科大学情報工学科 准教授 小林 学.
精密工学科プログラミング基礎 第9回資料 (12/11 実施)
プログラミング入門2 第3回 繰り返し文 芝浦工業大学情報工学科 青木 義満
第6回独習Javaゼミ 第6章 セクション4~6 発表者 直江 宗紀.
第7回 条件による繰り返し.
情報基礎及び演習 プログラミング基礎① 電気・佐藤亮一.
岩村雅一 知能情報工学演習I 第8回(後半第2回) 岩村雅一
プログラムの制御構造 選択・繰り返し.
第7回独習Javaゼミ セクション 1~4 発表者 直江 宗紀.
繰り返し計算 while文, for文.
関数と配列とポインタ 1次元配列 2次元配列 配列を使って結果を返す 演習問題
アルゴリズムとプログラミング (Algorithms and Programming)
プログラミング演習I 2003年5月7日(第4回) 木村巌.
岩村雅一 知能情報工学演習I 第8回(C言語第2回) 岩村雅一
第7回 条件による繰り返し.
精密工学科プログラミング基礎Ⅱ 第4回資料 今回の授業で習得してほしいこと: 文字列の扱い ファイル入出力の方法 コマンドライン引数の使い方
情報処理Ⅱ 第2回:2003年10月14日(火).
復習 一定回数を繰り返す反復処理の考え方 「ループ」と呼ぶ false i < 3 true i をループ変数あるいはカウンタと呼ぶ
プログラミング入門2 第10回 構造体 情報工学科 篠埜 功.
地域情報学 C言語プログラミング 第2回 変数・配列、型変換、入力 2017年10月20日
3.1 ifステートメント 3.2 if-elseステートメント 3.3 コードのブロック 11月14日(金) 発表者:藤井丈明
IF文 START もしも宝くじが当たったら 就職活動する 就職活動しない YES END NO.
オブジェクト指向言語論 第三回 知能情報学部 新田直也.
プログラミングⅡ 第2回.
プログラミング入門2 第6回 関数 情報工学科 篠埜 功.
復習 Cにおけるループからの脱出と制御 break ループを強制終了する.if文と組み合わせて利用するのが一般的. continue
復習 if ~ 選択制御文(条件分岐) カッコが必要 true 条件 false 真(true)なら この中が aを2倍する 実行される
情報処理Ⅱ 2006年11月24日(金).
プログラミング入門2 第5回 配列 for文 変数宣言 初期化
情報処理Ⅱ 第7回 2004年11月16日(火).
~sumii/class/proenb2009/ml6/
変数を一度にたくさん宣言するよ! それだけじゃないよ!
ループだよ! 第7章 for(ループ応用);.
岩村雅一 知能情報工学演習I 第8回(後半第2回) 岩村雅一
岩村雅一 知能情報工学演習I 第8回(C言語第2回) 岩村雅一
プログラミング入門2 第6回 関数 情報工学科 篠埜 功.
情報処理Ⅱ 2005年11月25日(金).
プログラミング演習II 2004年11月 2日(第3回) 理学部数学科・木村巌.
プログラミング入門2 第5回 配列 変数宣言、初期化について
ねらい 数値積分を例題に、擬似コードのアルゴリズムをプログラムにする。
信号データの変数代入と変数参照 フィードバック制御系の定常特性 フィードバック制御系の感度特性
情報処理Ⅱ 小テスト 2005年2月1日(火).
計算技術研究会 第5回 C言語勉強会 関数(function)を使う
情報処理Ⅱ 第3回 2004年10月19日(火).
情報処理Ⅱ 2006年10月20日(金).
第3回Bashゼミ for文処理について 発表者 直江 宗紀.
プログラミング 2 静的変数.
Presentation transcript:

第2回独習Javaゼミ 第3章 セクション4~5 発表者 直江 宗紀

3.4 forステートメント(1) ループステートメントの一つ forループには様々なバリエーションがある 一般形式例(単一ステートメント実行時) for(initialization; test; increment) statement ; initialization :ループ制御変数の初期化 test :ループ制御変数と目標値の比較 increment :ループ制御変数を一定量増減

3.4 forステートメント(2) 複数のステートメントを実行させたい場合 →コードブロック「{~}」により囲う 例(1~9までの和と積を求めるプログラム) int Sum=0,Prod=0 ; for(int i=1; i<10; i++){ Sum += i ; Prod *= i ; }

3.4 forステートメント(3) forの一般形式例のincrementの部分は増減が 1刻みでなくても構わない。 例(10刻みで100までカウントするプログラム) for(int i=0; i<=100; i+=10) System.out.print(i+” ”) ; System.out.println(””) ;

3.5 インクリメント演算子と デクリメント演算子(1) 3.5 インクリメント演算子と デクリメント演算子(1) forステートメントなどのループ処理におけるループ制御変数の記述を簡単にできないか →インクリメント演算子、デクリメント演算子を使う インクリメント、デクリメントとは? 「increment:増加」、「decrement:減少」 英語の通り、変数値を1ずつ増減させる演算子 i=i+1 → i++ (左の式と同じ意味を持つ) i=i-1 → i-- (左の式と同じ意味を持つ)

3.5 インクリメント演算子と デクリメント演算子(2) 3.5 インクリメント演算子と デクリメント演算子(2) 演算子を変数の前に置くか後ろに置くかで 処理が変わる。 ++i 式の実行前にインクリメントを行う。 i++ 式の実行後にインクリメントを行う。

3.5 インクリメント演算子と デクリメント演算子(3) 3.5 インクリメント演算子と デクリメント演算子(3) 変数の前に書くことを前置、変数の後ろに書くことを後置と呼ぶ。 前置、後置の時の違いについてのプログラム例 int i=10,j=0 ; j = ++i ; //iが計算されてからjに代入 System.out.println(”j:i=”+j+”:”+i) ; //11:11 i=10,j=0 ; j = i++ ; //jに代入されてからiを計算 System.out.println(”j:i=”+j+”:”+i) ; //10:11

練習問題 コマンドラインにより1つのint型引数を受け取り、 その引数の数値までの総和を求めるプログラムを作成せよ。ただし、結果がint型で表現できる数値の範囲内までとする。 コマンドラインにより1つのint型引数を受け取り、 その引数の数値の持つ因数をすべて出力するプログラムを作成せよ。 (ただし、以上の問において作成されるプログラムでは、インクリメント演算子、デクリメント演算子が使用可の場合はそれらで表現することとする)