arXiv: / PASJ Accepted 検出天体 8つのBBG候補天体 コンタミの可能性

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arXiv:1603.08394 / PASJ Accepted 検出天体 8つのBBG候補天体 コンタミの可能性 強い[OIII]@z=4.5 or Ha@z=6 Foregroundのコンタミ より強い制限 BVRizで不検出 24umで不検出 3天体が残る Quiescent galaxyがいつ出現したか? これまでのサーベイは星形成銀河をメインターゲットとしている Passive galaxyは数が少ない 4000A / Balmer breakくらいしか指標がない Z<3くらいまでだと、最近はrest-frame UVJ planeでの選出 Z>3ではまだよくわかっていないが IRAC,MIPS24umも含めた選出がいろいろある Hyper-zによるStacked-SEDフィット BC03 templates Strong Nebular template 結果: Best-fitはz=5.7 0.7Gyr / 7.5e10 Msol / 0.9 Msol/yr / Av=0 Z=2.8 Av=3.5 もacceptableだが、24umで検出できるはずなので× Z=4.8 or 6.5 strong nebular emitterもacceptableだが、3個ともそうである確率は非常に低い Discussion Stellar mass densityの赤方偏移進化はこれまでの観測とconsistent このようなmassive quiescent 銀河はmassive DM-haloにいるはず。周囲の環境を見てみると面白いかもしれない Progenitorは? HFLS3(@z=6.3, 3000Msol/yr)のような天体か? HFLS3のDuty Cycleは? Starformation timescale=1-10Myr ~1%くらいになる Progenitorであっても不思議ではない この論文では Spitzer Extended Deep Survey(SEDS) : 0.34 deg^2 IRAC 4.6, 4.5, 5.8, 8um : 22~25AB MIPS 24um : 19.2AB + UKIDSS-UDS JHK : 24~25AB + Suprime-cam BVRiz : 26~27AB + Hershel/SPIRE 250, 350, 500um : 13.5AB K-[3.6]カラーでz=5-6のbalmer-breakを選出