コンクリート構造物の維持管理活動インパクト 統一評価モデルの構築 戴 建国(維持管理システム研究室) 佐藤雄大(循環計画システム研究室) 堀 邦紘(資源再生工学研究室)
こんなキーワードが出ました。 コンクリート構造物の補強 円滑な住民合意 コンクリート構造物の life cycle 解析 事例分析 統計処理 Fuzzy Set Theory ・・・戴 建国(維持管理システム研究室) ・・・佐藤雄大(循環計画システム研究室) ・・・堀 邦紘(資源再生工学研究室)
背景 <補修・補強活動の評価の視点> インパクト 経済 社会 環境 ★21世紀は維持管理の世紀である。マスコミは、社会資本投資、管理活動への関心度および環境に対する社会の意識を高めつつある。政策決定者、技術者、業者にとって、膨大な社会資本をいかに管理するかは非常に重要な課題である。 今回の着眼点 : コンクリート構造物の補修・補強 <補修・補強活動の評価の視点> インパクト 経済 現状は主に『経済』的な側面のみを評価 定量評価の 統一モデル 社会 環境
コンクリート構造物の維持管理活動インパクト 統一評価モデルの構築 目的 補強活動のインパクトを、 『経済』・『社会』・『環境』 の3つの側面から総合的に評価 補強方法の 比較が可能 説明責任の 実現 コンクリート構造物の維持管理活動インパクト 統一評価モデルの構築
研究手順 ①評価項目の列挙と整理 環境影響 (CO2の排出など) コスト 最終処分場への負荷 使用寿命 住民ニーズ、抵抗、反応など 資源の再生 使用する資源量 法律の制限 新材料の使用 ・・・ ⇒最終的に、 ソフト部分とハード部分を融合するモデルの構築を目指す <手法> ・KJ法、 ・事例調査、 ・ヒアリング調査
研究手順 ②評価その1 コスト 補修・補強方法A 寿命 環境影響 ・・・ <手法> ・アンケート、 ・Fuzzy Set Theory 例えば、 コスト 1.0 補修・補強方法A 寿命 環境影響 2 3 5 コスト ・・・ コストは「約3」 <手法> ・アンケート、 ・Fuzzy Set Theory
研究手順 ②評価その2 コストの満足度 <手法> ・Fuzzy Set Theory 例えば、 満足度は、 コスト3以下で1.0 コスト5以上で0 1.0 コストの満足度 3 5 コスト <手法> ・Fuzzy Set Theory
研究手順 ③評価結果の統合 ⇒重み付けをして評価結果を統合(数値も実際はファジー表示) ◎ 補修・補強方法A 0.625 △ 補修・補強方法B 0.545 × 補修・補強方法C 0.223