人権とは
自分を大切にし、他の人も大切にすること 自分を大事にすること、これは権利。権利の裏には、必ず義務があるから、他の人を大事にすることも義務としての人権です。
左右の全体主義では、人権や自由が抑圧される 私たちの運動のルーツでもある河合栄治郎も賀川豊彦も左右の全体主義と対峙し闘いました。 全体主義は、人権を守る自由と民主主義の最大の敵だからです。
共産主義とファシズムは独裁体制になる 「私はあなたの意見には反対だ。だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る」 共産主義(左の全体主義)は、労働者階級独裁の政治体制をつくろうというもので、ファシズム(右の全体主義)も1党独裁体制で、共に、複数の意見や考え方の存在を認めません。 民主主義は、多様な考え方や意見の存在、自由な議論を前提としますから、個人の尊厳(人権)をもっとも大切にします。 「私はあなたの意見には反対だ。だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る」 ※フランスの哲学者ヴォルテールの言葉とされ、民主主義の大原則を言い表した言葉として度々引用されます。
基本的人権の尊重は日本国憲法の柱の一つ 日本国憲法第十一条で、基本的人権が保障されていますが、具体的には「自由」と「権利」の保障のことでもあります。 自由と責任、権利と義務があって、はじめて民主主義は成り立ちます。
参政権は、基本的人権の大事な柱のひとつ 基本的人権には、自由権や平等権、労働基本権、参政権などがあります。 一人ひとりが大切にされ、安全で安心して暮らせる社会づくりのために、選挙権などを通じて政治に参加していくことも、とても大事なことです。