情報実習I (第1回) 木曜4・5限 担当:北川 晃.

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情報実習I (第1回) 木曜4・5限 担当:北川 晃

評価方法 レポート:100% プログラミング課題 その他 その他,出席状況などを加味して総合的に判断する. 毎授業,Microsoft Windows 10/8.1(/7)が 動作するコンピュータを持参すること.

情報工学II(月4)にて,文法事項の学習を行う この講義で扱う内容 アルゴリズムとは何か Microsoft Visual Basicを用いた 初歩的なプログラミング Visual Basicの基本的な文法 アルゴリズムの実装の仕方 判断・分岐,飛び越し,繰り返しの処理の仕方 ソースコードを実際に入力し,動作を確認 様々な日常問題への応用 情報工学II(月4)にて,文法事項の学習を行う

参考書

Visual Studio 2017のインストール ‘vs_community__*.exe’をダウンロードし,セットアップする. https://visualstudio.microsoft.com/ja/vs/community/ ‘vs_community__*.exe’をダウンロードし,セットアップする.

Visual Studio 2017のインストール(続き) ダウンロードしながらセットアップが進む.

Visual Studio 2017の起動 初回起動時に,Microsoftアカウントでのサインインが促される.

Visual Studio 2017を使ってみよう ファイルメニューから,新規作成→プロジェクトを選ぶ. Visual Basicからコンソールアプリケーションを選び, ’Hello’と名前をつける.(保存箇所にも注意)

プログラミングの第一歩 ここにプログラムを書く. Sub:サブルーチン, ひとかたまりのプログラム (値を返さない)

プログラミングの第一歩(続き) Sub Main() Dim s As String s = "Hello world" Console.WriteLine(s) End Sub 左のプログラムを入力して保存

プログラミングの第一歩(続き) 「デバッグ」タブから, 「デバッグなしで開始」を選ぶ. コンソールに結果が表示される.

コード記述の基本 ステートメント(文)は1行に1つが基本. 長い文の場合は,文末にスペースと アンダースコアを書くことで,次の行に継続できる. 各行でアポストロフィ(’)をつけた箇所以降は, コメント扱いとなる(何も処理されない). コメントは,プログラムを見る人間向けの説明書き. プログラムのうち,半分程度がコメントであるプログラムがよいとされる. 折に触れ,コメントをつけるよう心がけるとよい.

定数と変数 定数:プログラムで扱うデータを定数という. (プログラム実行中に,その値は変わらない) 変数:データを記憶する場所を変数という. (その値は計算中に変化する場合がある) 変数名の付け方 頭文字は英字. 英字,数字,アンダースコア(_)を使用する. 大文字,小文字の区別はない. 字数は16383字以内.

定数と変数の型 いろいろな型のデータがあるが, 基本的には以下のものを用いる. 整数型:Integer 単精度実数型:Single 倍精度実数型:Double 文字列:String ブール型(論理型):Boolean 日付型:Date

変数の宣言 プログラムの最初に,変数の型宣言を行う. Dim 変数名, … As 型名, 変数名, … As 型名 例: Dim Gokei As Integer Dim a As Single, b As Double Dim moji5 As String Dim L As Boolean Dim sum As Integer=100 宣言時に任意の 初期データを設定可能

四則演算,様々な演算 変数にデータや式の計算結果を 記憶させるには,代入文を用いる. 等号“=”は,右辺の式の計算結果を 左辺の変数に代入するという意味である. 式に用いることのできる演算子は,次の通り. (): かっこ ^: べき乗 -: 負符号 *, /: 乗算,除算 \: 整数除算の商 Mod: 整数除算の余り +, -: 加算,減算 &: 文字の結合