Cp-1. Microsoft Visual Studio 2019 C++ の使い方 (C プログラミング演習,Visual Studio 2019 対応) https://www.kkaneko.jp/cc/adp/index.html 金子邦彦.

Slides:



Advertisements
Similar presentations
オブジェクト指向 プログラミング 第二回 知能情報学部 新田直也. 講義計画(あくまで予定) 第 1 回 プログラミング言語の種類と歴史 第 2 回 eclipse の基本操作 第 3 回 eclipse のデバッグ機能 第 4 回 構造化プログラミングの復習 第 5 回 演習 第 6 回 構造化指向からオブジェクト指向へ.
Advertisements

応用コース:ワープロを活用する WORD2000 1回目 基礎コースの復習(第1章と付録) 2回目 文字の入力(第2章と第4章)
プログラミングとは Q.プログラムとは何か? A.コンピュータを制御するための,コンピュータに対する命令(指示)の集まり.
エクセル(1)の目次 起動法、ブック、シート、セル ブックの開き方 エクセル画面 マウスポインターの種類 シート数の調節 データの入力法
Microsoft PowerPoint98 Netscape Communicator 4.06[ja]
コンピュータ プレゼンテーション.
情報処理演習C2 ファイル操作について (2).
数理情報工学演習第一C プログラミング演習 (第3回 ) 2014/04/21
ゲームプログラミング講習 第1章 DXライブラリ入門
システムプログラミング 第5回 情報工学科 篠埜 功 ヒアドキュメント レポート課題 main関数の引数 usageメッセージ
第14章 ファイル操作 (コマンドプロンプト版)
第13回 プログラミングⅡ 第13回
プログラミングとは Q.プログラムとは何か? A.コンピュータを制御するための,コンピュータに対する命令(指示)の集まり.
情報工学科 二宮 洋・鈴木 誠 小林 学・高畠俊徳 火曜日 1コマ目
初年次セミナー 第2回 文字の出力.
マイクロソフト Access を使ってみよう 第1回
マイクロソフト Access を使ってみよう 第4回
情報処理基礎 2006年 6月 22日.
第2回 Microsoft Visual Studio C++ を使ってみよう
Borland Delphi 6 でビジュアルプログラミング
Cプログラミング演習 中間まとめ2.
Microsoft Visual Studio 2005 の使い方
Cプログラミング演習 第6回 ファイル処理と配列.
プログラミング 2 ファイル処理.
プログラミング論 ファイル入出力
C言語講習 第0章 Hello, world!.
Cプログラミング演習.
プログラミング応用 printfと変数.
VBA ( Visual BASIC for Application) を使えるようにする方法
情報・知能工学系 山本一公 プログラミング演習Ⅱ 第2回 ファイル処理 情報・知能工学系 山本一公
Cプログラミング演習 第7回 メモリ内でのデータの配置.
第14章 ファイル操作 (コマンドプロンプト版)
高度プログラミング演習 (02).
プログラミング論 ファイル入出力
湘南工科大学 2013年10月8日 プログラミング基礎1 湘南工科大学情報工学科 准教授 小林 学.
Cの実行モデル.
四則演算,変数 入力文,出力文,代入文, ライブラリ関数
Visual Studio 2005の使用方法 新入生セミナー 
地域情報学 C言語プログラミング 第1回 導入、変数、型変換、printf関数 2016年11月11日
2013年度 プログラミングⅡ ~ はじめてのプログラミング ~.
第14章 ファイル操作 14.1 ファイルへの書き込み 14.2 ファイルからの読み込み 14.3 ファイルへの追加書き込み
2017年度 プログラミングⅡ ~ はじめてのプログラミング ~.
オブジェクト指向 プログラミング 第二回 知能情報学部 新田直也.
2014年度 プログラミングⅡ ~ はじめてのプログラミング ~.
実数列を生成する際の注意 数学関数の利用 Excel によるリサージュ図形描画 Excel による対数グラフ描画
第14章 ファイル操作 14.1 ファイルへの書き込み 14.2 ファイルからの読み込み 14.3 ファイルへの追加書き込み
C言語 はじめに 2016年 吉田研究室.
高度プログラミング演習 (01).
表計算 Excel 演習 1.Excel を使ってみる.
vc-3. ダンプリスト,配列 (Visual Studio C++ の実用知識を学ぶシリーズ)
vc-2. Visual Studio C++ のデバッガー (Visual Studio C++ の実用知識を学ぶシリーズ)
ファイルの読み込み, ファイルからのデータの取り出し, ファイルの書き出し
vc-1. Visual Studio C++ の基本操作 (Visual Studio C++ の実用知識を学ぶシリーズ)
vc-3. ダンプリスト,配列 (Visual Studio C++ の実用知識を学ぶシリーズ)
実数列を生成する際の注意 数学関数の利用 Excel によるリサージュ図形描画 Excel による対数グラフ描画
標準入出力、変数、演算子、エスケープシーケンス
Visual Studio 2013 の起動と プロジェクトの新規作成 (C プログラミング演習,Visual Studio 2019 対応) 金子邦彦.
ca-9. 数の扱い (コンピュータアーキテクチャとプロセッサ)
cp-15. 疑似乱数とシミュレーション (C プログラミング演習,Visual Studio 2019 対応)
cp-3. サブクラス,継承 (C++ オブジェクト指向プログラミング入門)
cp-2. 属性,アクセサ (C++ オブジェクト指向プログラミング入門)
cp-1. クラスとメソッド (C++ オブジェクト指向プログラミング入門)
ファイル操作について (1).
cp-3. 計算 (C プログラミング演習,Visual Studio 2019 対応)
モジュール分割.
C言語プログラミング・課題 ファイルを読み込んで、その内容を表示するプログラムを作成せよ。
四則演算,変数 入力文,出力文,代入文, ライブラリ関数
printf・scanf・変数・四則演算
第14章 ファイル操作 14.1 ファイルへの書き込み 14.2 ファイルからの読み込み 14.3 ファイルへの追加書き込み
第1章 文字の表示と計算 printfと演算子をやります.
Presentation transcript:

cp-1. Microsoft Visual Studio 2019 C++ の使い方 (C プログラミング演習,Visual Studio 2019 対応) https://www.kkaneko.jp/cc/adp/index.html 金子邦彦

プログラム実行の体験 コンピュータを役に立つ道具として実感 「例題」プログラムを使用 Microsoft Visual Studio でのプログラム実行までの手順を体験

例題プログラムの機能 計算の繰り返し キーボードからのデータ読み込み ファイルへの書き出し

キーボードからの データ読み込みを 行っている部分 計算を行っている部分 ファイルへの書き出し を行っている部分 #include <stdio.h> #include <math.h> #pragma warning(disable:4996) int main() { double x; double y; char buf[256]; int i; double start_x; double step_x; FILE* fp; printf( "start_x =" ); fgets( buf, 256, stdin ); sscanf_s( buf, "%lf\n", &start_x ); printf( "step_x =" ); sscanf_s( buf, "%lf\n", &step_x ); fp = fopen( "d:\\data.csv", "w" ); for( i = 0; i < 20; i++ ) { x = start_x + ( i * step_x ); y = sin( x ); printf( "x= %f, y= %f\n", x, y ); fprintf( fp, "x=, %f, y=, %f\n", x, y ); } fprintf( stderr, “file created\n" ); fclose( fp ); return 0; キーボードからの データ読み込みを 行っている部分 計算を行っている部分 ファイルへの書き出し を行っている部分

Microsoft Visual Studio での プログラム実行までの手順 step 1 step 2 step 3 step 4 実行 プロジェクト の新規作成 ソース ファイルの 編集と保存 ビルド

Microsoft Visual Studio の起動(1/2) Windows のスタートメニューで,   Visual Studio 2019 を選ぶ

Microsoft Visual Studio の起動(2/2)

Visual Studio 2019 の初回起動設定(初回起動時のみ) ① 「後で行う。」 を選んでおく ② 「Visual Studio の開始」をクリック ③ 作業の種類を選ぶ画面が開く 初回起動時設定

Microsoft Visual Studio での プログラム実行までの手順 step 1 step 2 step 3 step 4 実行 プロジェクト の新規作成 ソース ファイルの 編集と保存 ビルド

プロジェクトの新規作成(1/7) 「新しいプロジェクトの作成」を選ぶ

プロジェクトの新規作成(2/7) プロジェクトの種類を選べる画面が現れる

プロジェクトの新規作成(3/7) ①「コンソールアプリ」を選ぶ ②「次へ」をクリック

プロジェクトの新規作成(4/7) 「プロジェクト名」が自動設定される.確認.

プロジェクトの新規作成(5/7) 「場所」も自動設定される ※ ネットワークドライブなどを 使いたいときは,ここを書き換える

プロジェクトの新規作成(6/7) 「作成」をクリック

プロジェクトの新規作成(7/7) 先ほど確認した「プロジェクト名」が現れるので,確認する

Microsoft Visual Studio の画面構成 操作の1ボタン実行 各種の操作 メニュー ファイル一覧など が表示される ソースファイルの編集はここで行う ビルド結果が現れる

Microsoft Visual Studio の終了 「ファイル」 →「終了」を選ぶ

プロジェクトの新規作成 ① プロジェクトの種類 「コンソールアプリ」を選ぶ ② プロジェクト名 確認する ③ 場所 ※ ネットワークドライブなどを使うときは,各自で設定する

Visual Studio のプロジェクト プロジェクトは,1つのソフトウエアに関するファイルの 集まり プログラムが格納されたファイル(ソースファイル) 設定ファイル など ある Visual Studio のプロジェクトのファイルとフォルダ

Microsoft Visual Studio での プログラム実行までの手順 step 1 step 2 step 3 step 4 ビルドと 実行 プロジェクト の新規作成 ソース ファイルの 編集と保存 ビルド

ソースファイルの編集と保存(1/3) ソースファイルの編集は,この画面を使う

ソースファイルの編集と保存(2/3) 編集する

ソースファイルの編集と保存(3/3) 保存のボタンをクリックして保存 メニューを使って保存することもできる

Microsoft Visual Studio での プログラム実行までの手順 step 1 step 2 step 3 step 4 実行 プロジェクト の新規作成 ソース ファイルの 編集と保存 ビルド

ビルド(1/2) 「ビルド」 →「ソリューションのビルド」を選ぶ

ビルド(2/2) 「ビルド:1 正常終了,0 失敗・・・」 のように表示されるので確認する ※ 表示が違う場合は,ソースコードにミスがある

手戻り やり直す ビルドや実行の段階で問題が分かった ときは,編集からやり直す step 1 step 2 step 3 step 4 実行 プロジェクト の新規作成 ソース ファイルの 編集と保存 ビルド やり直す

Microsoft Visual Studio での プログラム実行までの手順 step 1 step 2 step 3 step 4 実行 プロジェクト の新規作成 ソース ファイルの 編集と保存 ビルド

実行(1/4) ビルドが正常終了したら、 実行できる 「デバッグ」→「デバッグなしで開始」と操作する

実行(2/4) 実行画面が現れる

実行(3/4) 数値を入れる (プログラムに数値データを与える)

実行(4/4) さらに数値を入れると, 計算結果が現れる (何かキーを押して終了)

実行結果 キーボードから,データ「0」,「0.1」を読み込んでいる 計算を20回繰り返して,計算結果を表示している

ビルドと実行 ① 「ビルド」→「ソリューションのビルド」を選ぶ ビルド結果が現れる ② 「デバッグ」→「デバッグなしで開始」を選ぶ    ビルド結果が現れる ② 「デバッグ」→「デバッグなしで開始」を選ぶ    実行画面が現れる ③ 実行画面で,数値を入れる    順次,計算結果が現れる

文字が格納されたファイルで、各文字がコード化さている プログラムに関する2種類のファイル プログラムが格納 されたファイル (ソースファイル) その中身は マシン語 (機械語) 実行型 ファイル マシン語(機械語)とは コンピュータに指令を与える 命令言語 ソースファイルは、 テキストファイルの一種. 文字が格納されたファイルで、各文字がコード化さている

ビルド(コンパイル) ビルド(コンパイルともいう)とは、ソースファイ ルから、実行型ファイルを生成すること ビルド (コンパイルともいう) ソースファイル 実行型ファイル

例題2.他のソフトとのデータ連携 例題のプログラムによって書き出されたファイルを使い, Microsoft Excel を使って折れ線グラフを作成する ファイル名: d:\data.csv

Microsoft Excel でグラフ作成 (1/4) data.csv をダブルクリックする

Microsoft Excel でグラフ作成 (2/4) が現れる

Microsoft Excel でグラフ作成 (3/4) ②「挿入」をクリック ③「マーカー付き折れ線」を選ぶ ①グラフを書きたい範囲を選ぶ

Microsoft Excel でグラフ作成 (4/4) グラフが現れる

プログラムの機能 計算等の実行手順を記述したもの 多量の計算の繰り返し 計算は自動で繰り返し キーボードからの読み込み 自動で読み込み ファイルへの書き出し ファイルを介して,他のソフトと連携 など

課題1.Microsoft Visual Studio での プログラム作成と実行 #include <stdio.h> #include <math.h> #pragma warning(disable:4996) int main() { double x; double y; char buf[256]; int i; double start_x; double step_x; FILE* fp; printf( "start_x =" ); fgets( buf, 256, stdin ); sscanf_s( buf, "%lf\n", &start_x ); printf( "step_x =" ); sscanf_s( buf, "%lf\n", &step_x ); fp = fopen( "d:\\data.csv", "w" ); for( i = 0; i < 20; i++ ) { x = start_x + ( i * step_x ); y = sin( x ); printf( "x= %f, y= %f\n", x, y ); fprintf( fp, "x=, %f, y=, %f\n", x, y ); } fprintf( stderr, "file created\n" ); fclose( fp ); return 0;