CERN 出張レポート Ueki Yusuke
内容 PHOSのインストール作業 PHOS shift taking Trigger Region Unit(TRU)の動作確認
PHOSのインストール作業 PHOS1のインストール ケーブル接続の作業を手伝った。 L3 magnet の中に入ってインストールされたPHOS や他のdetector を見物した。
PHOS shift taking 九,十月にPHOS shiftを取った 九月の下旬からPHOSの宇宙線測定がスタート https://alicesms.cern.ch//shift/institute_status/148 全部で3 blocks 取ってきた(1 block = 8 hours × 6 days )
Shift taking Physics run が始まる前は特に仕事無。電話の応対が数回あった程度。 Physics run が始まった後 PHOSのステータスチェック。DCSの画面上で確認する。 HV,LV, クレドル内温度(8℃) クレドル内湿度(15~25%) DCSのメインコントロール画面
Shift taking トラブルの解決 一日に数回程度の割合でPHOSの読み出しができなくなった。(CDH error) 原因は不明だがFEEを再起動(Disarmtrigger, enabletriggerコマンド)すると解消されるとこが分かっているので、errorがおこるたびにFEEを再起動していた。
TRU の動作確認 TRUとは data taking の際のトリガ-を作りだす。 -Level 0 0ne moduleにつき8TRU TRUとは data taking の際のトリガ-を作りだす。 -Level 0 threshold 10 … 230 MeV 40MHz sampling Latency 800ns TRU のADCで足される4つの チャンネルの組み合わせ APD matrix
TRU動作確認 行った作業 1)TRUのShaper +sampling ADCが正しく動作しているか確認 pedestal run とLED runのデータから 2)FEEのsampling ADC の値と比較して1ADC count = ?? MeVか求める。 LED runでFEEの合計値と比較して
TRU動作確認 1) pedestal run 読み出されていないbranchがある LED run 正常な場合pedestal levelは平均512 LED run 高さからエネルギー情報を得る Eventごとのmax-pedeをヒストにしLED signalのADC count の平均値を得る。エネルギー較正はまだなされていない LED run sample
TRU動作確認 2)LED run でmax – pedの値を較正が進んでいる(誤差~10%以下)FEEのADC のmax pedと比べて 1ADC count のエネルギーをchごとに求める 図のTRU ch だと 1ADC count~6MeV TRU ADC 1count=??MeV FEE ADC ×4 1count=5MeV
まとめ PHOSのインストール作業に貢献してきた。 PHOSのshift を取ってきた データを自分で取ってTRUの動作確認を行った。 To do TRU は今回取ったデータを見ただけなので、調整を進めていかなければならない