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10. ご質問. グループホームの取り組み 不可解な行動が修まり 穏やかな生活に戻るまで 事例の状況 76歳 女性 要介護3 GH 入居 ●H12 年頃 (66 歳頃) 軽度認知機能障害でアリセプト開始 ●H17 年 (71 歳 ) 認知機能低下が進み、要介護2と認定 デイサービス開始 ●H20.

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1 10. ご質問

2 グループホームの取り組み 不可解な行動が修まり 穏やかな生活に戻るまで

3 事例の状況 76歳 女性 要介護3 GH 入居 ●H12 年頃 (66 歳頃) 軽度認知機能障害でアリセプト開始 ●H17 年 (71 歳 ) 認知機能低下が進み、要介護2と認定 デイサービス開始 ●H20 年( 74 歳) 在宅介護困難となり、グループホーム入居

4 グループホームでの様子 ◆自分でできること 食事・つかまらずに歩く ◆不可解な行動 夕方になると、荷物をまとめて出て行く ガラスに映った人に話しかけたり、向こうの山から人がこ ちらに来ていると言う 観葉植物を食べる ・暑い日でも6~7枚重ね着 食後の食器を手提げ袋に入れて持ち帰ろうとする ごみ箱の中を探り続け、使用済みペーパーを集める ごみ箱に放尿する ◆うまくできないこと 服を着る順番がわからない

5 実践塾で学び、わかったこと 水分 カップ容量を計 測 水分表を記録 1,300 cc/ 日 失禁を防ぐため水分 を控え目にしていた 栄養 毎食の摂取量 を確認 1,800 Kcal / 日 カロリーは足りてい る BMI 20.6 排便 毎日、観察 4~5日に1回4~5日に1回 便秘である 1 週間出ないこと も 運動 体操や散歩などをこれまで行っていな かった その 他 ごみ箱への放尿について行動観察 ⇒ごみ箱を撤去すると、他の入居者の部屋 に入り、カーテンの影に放尿することがわ かった 〈確認方法〉〈結果〉〈わかったこと〉

6 ケアの工夫と変化 水分水分 いつでも飲めるように飲み物を常 備 一日 1,800cc を目標に気配りした 1,800 ~ 1,900cc / 日 排便排便 排便状況を観察 ⇒水分が増え便秘改善、 2 ~ 3 日に 1 回 便秘薬が不 要に 運動運動 体操、散歩のプログラムを始めた ⇒週3回、体操や散歩 毎回、参加 楽しめる 放尿放尿 昔、農作業の合間に畑の隅や肥溜 めに用を足していたことがわかった ⇒ごみ箱を撤去せず、行動を見守る 放尿・失禁 が無くなり、 トイレでで きるように なる 〈工夫したこと〉〈変化〉

7 不可解な行動に変化が出てきた 夕方になると、荷物をまとめ て出て行く ガラスに映った人に話しかけ たり、向こうの山から人がこ ちらに来ていると言う ときどき、用を足しに外へ 出ようとする 職員が他の入居者に手を取 られ、寂しいと、ガラスに 映った人に話しかける 観葉植物を食べる 食後の食器を手提げ袋に入れて持ち帰ろう とする ごみ箱の中を探り続け、使用済みペーパー を集める ごみ箱に放尿する 暑い日も6~7枚重ね着 暑いと脱ぐ、順番がわかる

8 取り組みから学んだこと 不可解な行動は、認知症の症状なので仕方がない と考えてきた 慢性の脱水を解消し、意識が鮮明になると、不可 解な行動が消え、便秘も改善 生活歴をたどると、ごみ箱への放尿の意味が理解 できた。職員の対応が揺れ動くと、本人の行動も 不安定になっていた 新しい入居者が入ると、それまでの役割や関係に 変化が起き、行動が不安定になることがわかった。 グループホームでは、新入居者が加わった時の配 慮が特に大切

9 現在の様子 グループホーム全体が、入居者一人一人の普段 の体調を意識するようになった。 水分がほしい時にいつでも飲めるよう環境を整 えた グループホームの取組み 職員と一緒 に食事作り 紙細工

10 家族の取り組み

11 母の状況( 83 歳) H16 ( 77 歳) 父が亡くなり、母の一人暮らしが始まる H20. 8( 81 歳) 県外の娘宅に4ヶ月滞在後、自宅に戻る ぼんやりして、表情がなくなる、話をしなくなる。 日にちがわからない、外出を渋る。 薬の飲み忘れ、身の回りの整理が出来ない。 料理の仕方がわからない。薬の管理ができない 娘が毎日訪問 一緒に夕食を作る。 排泄、食事、着替え、散歩はできる。 H20.12 デイサービス週2回開始(要支援2) 。 家族の取り組み 実践塾前工夫したことその後の変化 水 分 1,250cc 飲み物の種類を増やし、飲 みたくなるようにした 1,400 ~ 1,700cc 食 事 1,200Kcal 一緒に献立を立てた 盛りつけを工夫 1,500 ~ 1,600Kcal 排 便 週1~2回週1~2回 便秘薬を減らし、自然排便 を目指した 1 日おきの自然排便 運 動 散歩を 1 回 1 日 2 回の散歩、一緒に体操歩く速度が速くなった 毎日ぼんやりしてる ので娘さんから お母さん、雑巾でも 縫ってみたらどうと 用意はしてみました が・・・

12 現在の母の様子 携帯電話に挑戦 ♪ お年寄りが定期的に 集まる場を地区に作っ た。 ♪ 普段の体調を整える。 ポイントを伝えている ~娘の取組み~ 認知症サポ-タ-養成講座の 啓発に取り組んでいる 簡単な調理 ふだんの体調を整えると 自分から行動できるようになり、 ぼんやりしていたのがはっきりしてきた

13 N さんらしさを 取り戻すために ㈱高知ゆうあい グループホームはなことば四万十 介護福祉士 井口 小百合

14 グループホームはなことば四万十の概要 開設日:平成 26 年 4 月 1 日 ユニット数:1(定員 9 名) 所在地:四万十市古津賀 2 丁目 174 併設事業所:住宅型有料老人ホーム(定員 9 名) ケアプランセンター ヘルパーステーション

15 事例紹介 入居日 平成 26 年 9 月 8 日 介護度 要介護3 年齢 90 歳 性別 女性 病名 アルツハイマー型認知症 (平成 22 年 8 月診断) 入所前の利用サービス デイサービス ショートステイ

16 実践塾参加前の状況① ・水分摂取量 一日平均 12 2 0ml ・排泄 トイレの場所が認知できず、誘導のタイミングが わない時には自室のゴミ箱や自室の床に排泄され ることがあった。 排便は 3 日に 1 回下剤服用 ・更衣 声かけで更衣され、パジャマの上にズボンをはい たりする。 ・入浴 時々嫌がることがあり、気をそらしながら誘導す る。

17 実践塾参加前の状況② 精神症状 デイに通所している感覚があり、 14 時頃になる と荷造りをした鞄や風呂敷包みを持ち、ホール内を 歩きまわり、外に出ようとされる。静止しようとす ると立腹されて職員に手を上げることもあった。 その都度、気持ちの切り替えができるように声かけ しながら付き添い外に出て、納得して帰るまで歩い た。ご家族にも電話対応の協力をお願いした。

18 実践塾での取り組み① 《 現状の評価 》 環境への不適応による情緒不安定 水分不足による脱水、便秘、低活動 による身体の不調 認知能力の低下

19 実践塾での取り組み② 《 金田先生よりのアドバイス 》 水分摂取量のアップ :一日 1500ml ~ 1600ml をキープする。 排便 :下剤に頼らずセンナ茶、オリゴ 糖を使用し排便を促す。 精神的な安定 :人生暦や生活習慣、プ ライドに配慮した関りや、役割りを持っ ていただく

20 実践塾での取り組み③ 《 取り組み 》 一日の水分摂取量の目安 1600ml 下剤を中止 ・コーヒーにオリゴ糖を入れる。 ・家事の後にティータイム ・夜間覚醒時にも水分をすすめる。 ・便秘解消に腹部マッサージ ・浮腫の軽減に下肢のマッサージ

21 《 取り組み 》 「 N さんらしさ」を見つけ、日課に取り 入れた。 掃き掃除 調理の手伝い 裁縫や計算 馴染みのある季節の営み スタッフはその都度、ねぎらいの言葉 や感謝の言葉をかける。

22 取り組みの成果 ・水分摂取量 :一日平均 1500ml ・排泄 :3~4日毎に自然排便 ・入浴 :機嫌良く入浴される ・精神状態 :他者との交流も楽しみ、落ち着いて過ご される。 ご家族の面会を喜ばれ、「気をつけて帰 れよ」と見送られる。

23 学んだこと 認知症と身体は密接な関係にあり、シンプルなケアである 水分、栄養、排便、運動という普段の体調を整えることが 基本 人生暦、生活暦から行動を理解しケアに活かす 不安や思いを共感し傾聴しながら寄り添う プライドやプライバシーに配慮し、恥をかかせたり不愉快 な思いをさせない チームで情報を共有しケアの方向性を一致させる ご家族は大切な存在であり、ケアチームの一員である

24 ご清聴ありがとうございました。


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