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2004/2/10 修士論文発表 微量元素分析による古寛永通宝の産地同定 京都府立大学大学院 人間環境科学研究科 環境計測学研究室 辻 祥子 考古学的遺物 新寛永通宝古寛永通宝 寛永通宝 手に入りやす い! 文献が残ってい る! 適切なアブゾーバーの 選択 スペクトルに特徴 相関係数を使った分類 金属遺物.

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1 2004/2/10 修士論文発表 微量元素分析による古寛永通宝の産地同定 京都府立大学大学院 人間環境科学研究科 環境計測学研究室 辻 祥子 考古学的遺物 新寛永通宝古寛永通宝 寛永通宝 手に入りやす い! 文献が残ってい る! 適切なアブゾーバーの 選択 スペクトルに特徴 相関係数を使った分類 金属遺物 歴史上の国家を 知る手がかり ? PIXE 法 (particle induced X-ray emission)

2 2004/2/10 修士論文発表 研究概要 目的 PIXE 法を用いた古寛永通宝の産地同定 試料 古寛永通宝 特徴 Co + V フィルターを使用 内部を見るために表面をフライスで切削 試料点数を増やした 産地が15箇所と少ない 作成期間が約30年間と 短い {

3 2004/2/10 修士論文発表 井之宮銭 沓谷銭 仙台銭 水戸銭 芝銭 鳥越銭 御蔵銭 吉田銭 高田銭 松本銭 建仁寺銭 岡山銭 竹田銭 長門銭 坂本銭 古寛永通宝産地図 井之宮 × 2 井之宮縮寛 × 6 井之宮不明 × 3 1982年 岡山県二日市遺跡で井之宮 銭縮寛が未完成の状態で発見される

4 2004/2/10 修士論文発表 表 裏 古寛永通宝

5 表面2点比較 前処理 内部の元素分布を見るために フライスで 300 ~ 400 ミクロン切 削

6 2004/2/10 修士論文発表 内部2点比較 古銭の固有値として 内部のデータを使用

7 2004/2/10 修士論文発表 測定環境 加速器 入射粒子 真空度 検出器 ビーム径 アブゾーバー 計数率 ビーム電流 前処理 奈良女子大学理学部 タンデム - バンデグラフ型加速器 2.5 MeV プロトンビーム ~ 10 -7 Torr 台 Si(Li) 検出器 ・ Ge 検出器 2 mmφ Co(20  m) と V(15  m) ~ 400 cps ・ ~ 1400 cps 4.0 ~ 7.0 nA ・ 30 ~ 70 nA フライスで酸化層が無くなるまで切削した 後 5 分間のアセトン洗浄 アルミ製フォルダーに伝導性テープで固定

8 2004/2/10 修士論文発表 井之宮比較

9 スズリッチ

10 ヒ素リッチ

11 井之宮&2グループ比較 縮寛は 2 つのグループに分かれる 井之宮はスズリッチグループに属 する

12 2004/2/10 修士論文発表 井之宮不明比較

13 井之宮不明&2グループ比較 井之宮不明はヒ素リッチグループに 属する 不明はすべて縮寛と推測される

14 2004/2/10 修士論文発表 クラスター分析 0 2.5 57.51012.51517.5 20 井之宮1 井之宮2 縮寛3 縮寛6 縮寛5 縮寛1 井之宮不明1 縮寛2 縮寛4 井之宮不明3 井之宮不明2 スズリッチヒ素リッチ 井之宮1 井之宮2 縮寛3 縮寛6 縮寛5 縮寛1 井之宮不明1 縮寛2 縮寛4 井之宮不明3 井之宮不明2 スペクトルで分けた時の分類表 一致する! ( ×10 20 )

15 2004/2/10 修士論文発表 岡山6と2グループ比較 岡山6は スズリッチグループに属 する

16 2004/2/10 修士論文発表 岡山2・7と2グループ比較 岡山2・7は ヒ素リッチグループに属す る 縮寛が井之宮銭座で作られたの か 岡山銭座で作られたのかは不明

17 2004/2/10 修士論文発表 まとめⅠ * 古寛永通宝を PIXE 法を用いて分析 * 井之宮銭、縮寛、井之宮不明、岡山に注目 実験 * 試料点数を増やしてデータの信頼性を高めた * 表面を切削してコイン内部を分析 結果 * 内部と表面では内部のほうが元素分布が均一である * 井之宮銭全体では2つのグループに分けることができる * 3つの井之宮不明はすべてヒ素リッチグループに属する * 岡山銭9サンプル中、2サンプルはヒ素リッチグループと、 1サンプルはスズリッチと一致する

18 2004/2/10 修士論文発表 まとめⅡ 考察 * 鉄、ヒ素、スズの量の違いから、井之宮のグループ分けが出来る * 岡山と井之宮との関連性 井之宮銭 縮寛スズリッチ (縮寛3・5・6) 岡山2・7 縮寛ヒ素リッチ (縮寛1・2・4) 縮寛 岡山6 * 井之宮不明はすべて井之宮縮寛であると推測される

19 2004/2/10 修士論文発表 岡山・二日市遺跡での発見 意図的に様々な銭座の 鋳放し銭を集めた?仮説 岡山:スペクトルにまとまりがない。 鋳直しが行われてた? 井之宮:スペクトルにまとまり がある はっきりと2つのグ ループ 鋳直しはされていない? 鋳造時期に関係がある? 井之宮縮寛は井之宮銭座で作られた。 なんらかの理由でさまざまな銭座の未完成銭が岡山銭座に集め られた。 あくまでも仮説! 1636 年 古寛永通宝鋳造開始 1637 年 岡山銭座鋳造開始 1639 年 井之宮銭座鋳造開始 1640 年 古寛永通宝鋳造 一旦停止 1654 年 古寛永通宝鋳造再開 古寛永通宝 略年表 1659 年 古寛永通宝鋳造終了 井之宮銭縮寛 松本銭太細 坂本銭高頭通 水戸銭正字 芝銭不草銭 岡山二日市遺跡での発見

20 2004/2/10 修士論文発表 産地図 古銭 表面スペクトル 内部スペクトル 測定環境 井之宮 ヒ素リッチ スズリッチ 井之宮&2グループ比較 井之宮不明 不明&2グループ比較 はじめに 岡山2・7と2グループ比較 まとめⅠ まとめⅡおしまい 岡山6と2グループ比較 クラスター分析 研究概要 仮説

21 2004/2/10 修士論文発表 研削前と研削後

22 感謝 ご清聴 ありがとうございました


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