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新入職員研修 2004 年 4 月 19 日 筧 直之・井上 拓弥. CALL システムについて ◆ CALL とは何か CALL とは Computer Assisted Language Learning の略で、語学教育における コンピュータによる学習支援のことをいう。 コンピュータを導入することで文字、音声、静止画、動画といった複数のメ.

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1 新入職員研修 2004 年 4 月 19 日 筧 直之・井上 拓弥

2 CALL システムについて ◆ CALL とは何か CALL とは Computer Assisted Language Learning の略で、語学教育における コンピュータによる学習支援のことをいう。 コンピュータを導入することで文字、音声、静止画、動画といった複数のメ ディアを 統合的に扱え高度なマルチメディア語学学習環境が実現する。 従来の LL と一体化したものを CALL ラボと呼ぶこともある。 ◆ CALL の特徴 ・ LL ではカセット、ビデオなど機器が別々だったものが、 CALL ではすべてひ とつの 画面上でコントロールが可能 ・ノンリニアなアクセスが可能 (早送り巻き戻し等の時間ロスがない) ・教材作りや編集も自由自在 ・インタラクティヴ(「対話的」) である。 (主体的に学習に取り組む姿勢の確立)

3 ~明治大学が期待する CALL システムとは ~ ソフトウェア CALL 自習室・自宅学習への対応 教材の作成環境、授業への活用 Web Based Traning ( WBT ) 認証等のカスタマイズが可能 「 PC@LL 」+「作って教材」 を導入した 場合 出欠管理や成績管理がしたい。。。

4 CALL と WBT との関係 ・アナログ素材を、すぐにデジタル化して授業で使いたい。 ・出席している生徒を把握したい。 ・授業中に、ディクテーションやペア学習などを取り入れたい。 ・授業で使った素材をもとに、課題を出したい。 ・課題に対する学生の学習進捗状況を把握したい。 教員 ・授業中に、音声の再生速度を自由にコントロールしたい。 ・授業後にも、何度も繰り返し聞きたい。 ・自習室や自宅からでも、学習したい。 学生 ・認証に関するトラブルを少なくしたい。 ・多数の PC やサーバの管理を容易にしたい。 ・教員に分かりやすいソフトを導入したい。 職員 WBT (作って教材) 自習用 CALL ( PC@LL ) 授業中 運用管理 利用促進 別のもの 連携?

5 検討事項 ① PC@LL + WEB ベース ◆カードリーダーによる認証 ※できれば、図書館と同様にしたい → 中林さん作成予定?(管理面を考えると Windows Server2003 ) ◆自宅からの Web アクセス → 公開レベル 2 +モバイルアカウント ( VPN ) クライアントソフトは何も必要なし? ◆学習履歴ソフトの実用性 → CSV 化できるだけ? ◆認証 → 認証は共通認証アカウントを使用 Web サーバにカスタマイズが必要

6 PC@LL (カード認証システム) 新教育棟.CALL 教室 カード認証サーバ ( WS2003 ) 教研ネット ・学籍番号 ・氏名 ・ Ident キー(作 成) ・カードをさして認証する ・ CALL サーバに対する 認証はなしにする PC@LL. コンソール PC@LL.Web PC@LL.Web サーバ ( WS2003 ) Com-DB (学籍データ) ・もれてる人 ・忘れた人用の 特別カード のデータを追加する 事務 DB 共有ネット http, https プロキシサーバ( Sun ) ・レベル2認証 チェック レベル2 ユーザ 年2回年2回 ・ Identd サーバ(常駐)

7 検討事項 ② ◆自宅からの Web アクセス → 公開レベル 2 +モバイルアカウント ( VPN ) ◆認証 → 認証は共通認証アカウントを使用 Web サーバにカスタマイズが必要 ◆ Oh-o! Meiji システムとの連携 → 共通認証シングルサインオン使用により実現 Cookie の公開範囲の変更が必要? 作って教材( WBT )

8 自宅 モバイルネット 共有ネット 共通認証アカウント com-web 、 com-key 教研ネッ ト PC@LL WEB ベー ス 作って教材( WBT ) 自宅からのアクセス ( PC@LL 、 WBT ) http https 学内ネットワーク ②直接 Web サーバ もしくは oh-o!Meiji サーバへアクセス ①モバイル接続( VPN ) ③共通アカウント 認証 ( cookie 使用) http https 公開レベル 2

9 SCORM とは e ラーニングのプラットフォーム( LMS )とコン テンツの標準規格 目的は、 LMS とコンテンツ・学習履歴を分離す ること – コンテンツとシナリオ構造のデータ形式( XML ) –LMS とのインタフェース SCORM 認証商品は、約15 http://www.elc.or.jp/scorm/itiran.htm A社A社 B社 C社 教材コンテンツ A社A社 B社 C社 B社 A社A社 LMS 学習履歴

10 SCORM 対応と作って教材との比較 ○ × コンテンツが多い ホームページビルダーなど を用いてコンテンツを作成 できる 数年後に LMS の鞍替えがで きる 汎用性、自由度が大きい分、 簡単に使えないかも 大規模なシステム oh-o!meiji の機能と重複する 価格が高い 簡単なテンプレート入力に よるコンテンツ作成 生徒の受講履歴管理、統計 分析機能の充実 自宅で教材作成が可能 価格が安い(百万円 /200C ) LMS の鞍替えができない コンテンツ数が少ない コンテンツ作成の自由度が 小さい SCORM 対応 LMS 作って教材 WBTシステムは、使いやすさや価格等を考慮し、 SCORM まで対象を広げて、じっくりと調査すべき

11 … と思ったのですが、 「標準化」という方向性は間違っていな いが、 – なかなか ” 標準化 ” されていない – コンテンツ制作者は、結局「各 LMS 用の SCORM 教材」を作成している ( SCORM 非公式コミュニティ: http://www.exense.co.jp/scorm/ より) http://www.exense.co.jp/scorm/ SCORM 自体は、教師や生徒には関係ない – 教師や生徒の使い勝手を考えるべき 感触を探りながら小規模で始めるのが大 事 – 関心のある教員+生徒+システム課を中心に 「作って教材」は、使い勝手・機能・価格の面で ○

12 検討事項 ③ -1 ◆利用者支援活動 (1)教員向け説明会の実施 → マニュアル作成・利用ガイドラインの作成 (2)教室アシスタントによるサポート → 授業期間中の教室への常駐サポート (3)教室の有効活用に関する相談 → 教材開発の技術的なサポート 、ワークショップ開催 以前は施設を提供するというスタンスだったが今回は? (4)教員・学生の方々へのヒアリング → 利用者の要望などを定期的にアンケートなどでヒアリング 和泉システム課として

13 検討事項 ③ - 2 和泉システム課として(続 き) ◆システムの運用・管理(サーバ: 5 台 クライアント:約 200 台) (1)機器障害時の対応 サーバ、先生機が障害時の対応策 (2)データの保護 バックアップ運用 (3)サーバ、クライアントのアップデート(セキュリティ、バージョン アップ) → 瞬快?作業は和泉システム? (4)クライアントの環境復元の仕組み → 瞬快?(アカデミーコモン次第 近々結果報告予定) ◆機器のスペック → 最大使用負荷を想定し、ベンダーに判断を依頼 同時最大使用数・教材のデータサイズ・教材の保存期間 等々

14 ご清聴ありがとうございました m(_ _)m


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