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Published byかおり よどぎみ Modified 約 8 年前
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「神奈川県条例」の意義と課題 ・サービス産業も良好な遵守姿勢 ・ただし、分煙の実効性は・・・ ? ・官公庁の喫煙室は撤廃を サービス産業のタバコ煙( PM2.5 )は北京並み 〜従業員の健康を守るために全面禁煙化を〜 産業医科大学 産業生態科学研究所 教授 大和 サービス産業のタバコ煙( PM2.5 )は北京並み 〜従業員の健康を守るために全面禁煙化を〜 産業医科大学 産業生態科学研究所 教授 大和 喫煙率低下 飲食店等のサービス産業を含む全面禁煙化 → 吸いにくい環境づくり 禁煙治療 へ誘導 禁煙化 推進
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北京の PM 2.5 (最大 800μg/m 3 、平均 300μg/m 3 ) PM2.5 :石炭、石油、草木の燃焼から発生 在中国日本国大使館 HP より転載 左の写真が曇っているのは、粉じんが光を乱反射しているため。 工業の発展による工場排煙の増加、急増する自家用車の排気ガス 家庭の暖房、調理に使用される石炭から粉じんが発生。 米国環境基準 35μg/m 3
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タバコ煙の直径は 1μm 以下=典型的な PM 2.5 PM 2.5 : 粒径 2.5μm 以下 花粉 30 μm PM 10 :土埃など粒径約 10μm 以下 RSP :浮遊粉じん、約 7μm 以下 タバコ煙: 1.0μm 以下 非喫煙者の肺 ヘビースモーカーの肺 タバコ煙 (PM1 )は、肺の最深部 =肺胞に到達し、その一部は 呼気に吐出されるほど小さい 大きな粒子は鼻で除去 =花粉症に
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米国東部の6都市研究: PM 2.5 濃度が高いほど、 死亡率、肺がん・心筋梗塞の発生率が高かった P: ウィスコンシン州ポーテジ T: カンザス州トペカ W: マサチューセッツ州 ウォータータウン L: ミズーリ州セントルイス H: テネシー州ハリマン S: オハイオ州 スチューベンビル PM 2.5 濃度の 25μg/m 3 あたりの相対リスクの増加 全死亡で 1.36 倍 ( 95 % CI:1.11, 1.68 ) 肺がん死亡で 1.51 倍 (95%CI: 0.75, 3.09) 心肺疾患死亡で 1.51 倍 (95%CI: 1.16, 2.00) 大気中 PM 2.5 が 10 〜 15μg/m 3 であれば、死亡率に影響なし WHO の空気環境基準 1 年平均: 10μg/m 3 24h 平均: 25μg/m 3
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環境省 微小粒子状物質( PM 2.5 )に関する基準値 2009 年 9 月 9 日告示 1年平均値が 15μg/m 3 以下であり、かつ、 1日平均値が 35μg/m 3 以下であること。 1年平均値が 15μg/m 3 以下であり、かつ、 1日平均値が 35μg/m 3 以下であること。 外出を自粛するレベル: 70μg/m 3 以下 (2013 年) 外出を自粛するレベル: 70μg/m 3 以下 (2013 年)
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わが国のサービス産業の PM 2.5 濃度は WHO 基準の 15 〜 20 倍 全席喫煙の喫茶店: 最高値: 573μg/m 3 平均値: 371μg/m 3 店内 屋外
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「神奈川県公共的施設における 受動喫煙防止条例」へ期待 「国が受動喫煙防止法を作らないなら、 地方自治からリードする」 「タバコ税より、県民の健康の方が大切です」 2010 年 4 月施行 2008 年 2 月、 前神奈川県知事、松沢氏のご挨拶 日本禁煙推進医師歯科医師連盟総会:横浜
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神奈川条例の効果=「あり!」 横浜市関内の繁華街を 5人の調査員で、 1096 店舗の喫煙対策を すべて立ち入り調査
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規制対象の大型店舗 (100m 2 以上 ) は、すべて何らかの 対策を実施:全面禁煙を選択した店舗も多数 馬車道十番館 条例後、個室もバーも禁煙化
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神奈川条例の効果: 居酒屋でも 全席禁煙(喫煙専用室)の対策あり、 チェーン店で神奈川県内の店舗だけ。 喫煙室
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ゲームセンターでさえ対策を実施: 条例は社会に大きなインパクトを与えた 0 喫煙・禁煙フロア喫煙専用ルーム
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ただし、壁とエアカーテンで「分煙」した店舗では効果なし ガラス壁で喫煙席を分離、 出入口にはエアカーテン 禁煙席 喫煙席 天井から床方向に エアカーテン
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喫煙席を壁とドアで仕切った喫茶 店: 排気不足&自動ドアで煙がこもる ため最高 885μg/m 3 =北京並み 禁煙席も外出自粛レベルに。 喫煙席 自動ドア 禁煙席 喫煙席の PM 2.5 最高: 885 μg/m 3 喫煙席の PM 2.5 平均濃度: 441μg/m 3 喫煙席平均: 441μg/m 3 禁煙席も 68μg/m 3 に 北京市内の PM 2.5
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神奈川条例で全席禁煙化、従業員の受動喫煙ゼロ 定点測定 条例で全席禁煙 従業員測定:条例前
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神奈川県 K 市役所、全面禁煙から条例後「喫煙室あり」に後退。従業員の受難 職業的受動喫煙測定 定点測定
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神奈川県 K 市役所喫煙室、業務上の受動喫煙 掃除担当
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飲食店も従業員にとっては職場: 北京のひどい日に相当する PM 2.5 の中で働く人たちを受動喫煙の被害 から保護するために、防じん防毒マスクを着用させるのは非現実的。 神奈川条例の不足点を改善し、日本全土に受動喫煙防止法を! 全面禁煙!
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