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Published byあきみ いしなみ Modified 約 8 年前
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勤労観,職業観をはぐく む キャリア教育 プロジェクト研究キャリア教育 勤労観 職業観
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なぜ 今 キャリア教育なの か 学校から社会への移行を めぐる課題 ① 就職・職業をめぐる環境の激 変 ・ 新規卒業者に対する求人状況の変動 ・ 就職希望と求人希望との不適合の拡 大 ・ 雇用システムの変化 ② 若者自身の資質等をめぐる課 題 ・ 勤労観,職業観の未熟さ ・ 社会人・職業人としての基本的資 質・能 力が未成熟 ・ 社会の一員としての意識の希薄さ 子どもたちの生活・意識の 変容 ① 子どもたちの成長・発達上の 課題 ・ 身体的な早熟傾向に比して,精神 的・社会的自立が遅れる傾向 ・ 働くことや生きることへの関心,意 欲の低下 ② 高学歴社会におけるモラトリ アム 傾向 ・ 職業について考えることや,職業の 選択 ・決定を先送りにするモラトリアム 傾向の 高まり ・ 進路意識や目的意識が希薄なまま, 進 学・就職する者の増加 「小学校・中学校・高等学校 キャリア教育推進の手引-児童生徒一人一人の勤労観,職業観を育てるために-(平成 18 年 11 月文部科学省)」より
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なぜ 今 キャリア教育なの か フリーター・ニート,離職率の問題 マザーテレサの言葉 「この国(日本)には貧困はない。あるのは『孤独と怠惰』です … 」 ① 社会構造の変化を見据えた進路指導をしてこなかっ た。 ② 「 10 年後・20年後」の児童生徒像を見据えた進路 指導を してこなかった。 なぜこうなったか?(進路指導の面か ら)
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資料出所:内閣府「平成 15 年版国民生活白書」「若年無業者に関する調査(中間報告)」( 2005 年 3 月) 厚生労働省「平成 19 年版労働経済の分析(労働経済白書)」
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「労働政策審議会職業能力開発分科会 第4回若年労働者部会 第 8 次勤労青少年福祉対策基本方針関係 (平成 18 年 9 月 厚生労働省職業能力開発局キャリア形成支援室)」より
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「労働政策審議会職業能力開発分科会 第4回若年労働者部会 第 8 次勤労青少年福祉対策基本方針関係 (平成 18 年 9 月 厚生労働省職業能力開発局キャリア形成支援室)」より
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「労働政策審議会職業能力開発分科会 第4回若年労働者部会 第 8 次勤労青少年福祉対策基本方針関係 (平成 18 年 9 月 厚生労働省職業能力開発局キャリア形成支援室)」より
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「労働政策審議会職業能力開発分科会 第4回若年労働者部会 第 8 次勤労青少年福祉対策基本方針関係 (平成 18 年 9 月 厚生労働省職業能力開発局キャリア形成支援室)」より
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「労働政策審議会職業能力開発分科会 第4回若年労働者部会 第 8 次勤労青少年福祉対策基本方針関係 (平成 18 年 9 月 厚生労働省職業能力開発局キャリア形成支援室)」より
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「労働政策審議会職業能力開発分科会 第4回若年労働者部会 第 8 次勤労青少年福祉対策基本方針関係 (平成 18 年 9 月 厚生労働省職業能力開発局キャリア形成支援室)」より
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「キャリア」とは 個々人が生涯にわたって遂行する様々な 立場や役割の連鎖及びその過程における 自己と働くことの関係付けや価値付けの 累積。 「経験」と「価値観」の 蓄積 「小学校・中学校・高等学校 キャリア教育推進の手引-児童生徒一人一人の勤労観,職業観を育てるために- (平成 18 年 11 月文部科学省)」より
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キャリア教育とは 児童生徒一人一人のキャリア発達を 支援し,それぞれにふさわしいキャリ アを形成していくために必要な意欲・ 態度や能力を育てる教育。 端的には 児童生徒一人一人の勤労観,職業観 を育てる教育 「小学校・中学校・高等学校 キャリア教育推進の手引-児童生徒一人一人の勤労観,職業観を育てるために-(平成 18 年 11 月文部科学省)」より
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キャリア発達とは 発達とは生涯にわたる変化の過程であり,人が環境に 適応する能力を獲得していく過程である。その中で, キャリア発達とは,自己の知的,身体的,情緒的,社 会的な特徴を一人一人の生き方として統合していく課 程である。 一人一人の能力や態度,資質は, 段階を追って育成される 「小学校・中学校・高等学校 キャリア教育推進の手引-児童生徒一人一人の勤労観,職業観を育てるために-(平成 18 年 11 月文部科学省)」より
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キャリア発達とは 小学校 中学校 高等学校 進路の探索・選択に かかる基盤形成の時 期 現実的探索と暫定的 選択の時期 現実的探索・思考と 社会的移行準備の時 期 ・自己及び他者への積 極的関心の形成・発展 ・身のまわりの仕事や 環境への関心・意欲の 向上 ・夢や希望,憧れる自 己イメージの獲得 ・勤労を重んじ目標に 向かって努力する態度 の形成 ・肯定的自己理解と自 己有用感の獲得 ・興味・関心等に基づ く 勤労観, 職業観の 形成 ・進路計画の立案と暫 定的選択 ・生き方や進路に関す る現実的探索 ・自己理解の深化と自 己受容 ・選択基準としての勤 労観,職業観の確立 ・将来設計の立案と社 会的移行の準備 ・進路の現実吟味と試 行的参加 「小学校・中学校・高等学校 キャリア教育推進の手引-児童生徒一人一人の勤労観,職業観を育てるために-(平成 18 年 11 月文部科学省)」より(一部改変)
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『高校生が 100 人の村だった ら』 高校入学: 100 人 卒業: 92 人中途退学:8人 大学 ( 短大 ) : 41 人専門・専修: 26 人就職: 15 人次の進路決まらず: 10 人 卒業: 37 人 中退:4人 3年以内に7人離職 中退:3人 就職: 17 人 大学等:4人 次の進路決まらず:2人 大学院等:5人 就職: 20 人 次の進路決まらず: 12 人 3年以内に7人離職 (平成 15 年度国民生活白書をもとに作 成) フリーター・ニートの予備軍 60 人が 進路変更をしている 〈引用〉明石 要一 著 『キャリア教育がなぜ必要か-フリーター・ニート問題 解決への手がかり』 2006 年 10 月 明治図書
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従来の進路指導からキャリア教育 へ 従来の進路指導 キャリア教育の中心はキャリア発達の考え 方 マッチング 現時点でのよりよいマッチングの発見 進路選択Ⅰ 進路選択Ⅱ 進路選択Ⅲ 生涯にわたってのキャリア発達とキャリアの充 実
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キャリア教育の目指すもの 子どもたちの社会的自立・ 職業的自立に 向けて 子どもたちが「生きる力」を身に付け,社会の激し い変化 に流されることなく,それぞれが直面するであろう 様々な課 題に柔軟にかつたくましく対応し,社会人,職業人 として自 立していくことができるようにする。 「小学校・中学校・高等学校 キャリア教育推進の手引-児童生徒一人一人の勤労観,職業観を育てるために-(平成 18 年 11 月文部科学省)」より
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引用・参考文献,資料 文部科学省 『小学校・中学校・高等学校 キャリア教育推進の手引-児童生徒一 人一人 の勤労観,職業観を育てるために-』 平成 18 年 11 月 『キャリア教育推進に関する総合的研究協力者会議報告書』 平成 16 年 1 月 厚生労働省 職業能力開発局 キャリア形成支援室 『労働政策審議会 職業開発分科会第4回 若年労働者部会第 8次勤労青 少年福祉対策基本方針関係』 鳥居 徹也 著『フリーター・ニートにさせないキャリア教育の授業』 学陽書房 2007 年4月 明石 要一 著『キャリア教育がなぜ必要か-フリーター・ニート問題解決への手が かり-』 明治図書 2006 年 10 月 山崎 保寿 編・著『キャリア教育で働く意識を高める 小・中学校場面別導入例』 学事出版 2006 年 9 月 社会実情データ図録(Gogle http://www2.ttcn.jp/~honkawa/3450.html ) 岩手県立総合教育センター 『キャリア教育の基本的なとらえ』 『キャリア教育の進め方』 内閣府 『平成 15 年版国民生活白書』『若年無業者に関する調査(中間報 告)』 2005 年 3 月 厚生労働省 『平成 19 年番労働経済の分析(労働経済白書)』
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