マイクロソフト株式会社 エバンジェリスト 高添 修

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1 マイクロソフト株式会社 エバンジェリスト 高添 修 http://blogs.technet.com/b/osamut

2 2 担当するテクノロジーや製品 とりあえず“高添”で検索してください。とりあえず“高添”で検索してください。 たぶん 日本で2番目に有名な 高添です。 最新OS Windows 7 Windows Server 2008 R2 System Center Virtual Machine Manager System Center Operations Manager System Center Data Protection Manager System Center Configuration Manager Opalis System Center Service Manager Exchange Server 2010 SharePoint Server 2010 Lync Server 2010 Office Communication Server 2007 Hyper-V App-V VDI Dynamic IT 仮想化基盤 自動化技術 省電力技術 Office 365 Windows Intune 運用管理基盤 ITIL Operations Framework メッセージングシステ ム Enterprise Voice リアルタイム コラボ レーション チャット 情報共有 File Classification Infrastructure Direct Access Remote Desktop Service ハイブリッドクラウド プライベートクラウド ・・・・

3 3 8年間続けているのは Dynamic IT 戦略

4 4 仮想化の枠組み 自動化自動化 自動化の枠組み 仮想環境仮想環境物理環境物理環境 モデル化 と スクリプト プロセス運用プロセス運用

5 5 それでは・・・ 「マイクロソフトの自動化のルーツ」 から見ていきましょう！

6 6 Merc.StageShuttleJob Cache HTTP SQL Feed Store Feed Store DSS FTP 必要なリソース 運用ポリシー 運用特性 既存、あるいは 新しいシステムの モデルを作成 モデルに則した システム運用 モデルに則した自動的なリソース 確保とシステム構成 ストレージ サーバーネットワーク ITライフサイクルをつなぐ 共通定義モデル (System Definition Model =SDM)

7 7 仮想化 が要素技術として必要だった ただ、マイクロソフトにとって 仮想化がゴールではなかった 2003 年 マイクロソフトは 仮想化技術を 買収 2003 年 マイクロソフトは 仮想化技術を 買収

8 誰でも使える仮想化 高速でシンプルな仮想環境をすぐに構築可能 徹底的な省電力化 1台からデータセンターまでフルサポート 高速でシンプルな仮想環境をすぐに構築可能 徹底的な省電力化 1台からデータセンターまでフルサポート 親 パーティション 管理環境 (ゲストOS) ハードウェア (仮想化技術) Hypervisor型 仮想機能 子 パーティション ゲストOS アプリ ５ アプリ ６ アプリ ７ 子 パーティション ゲスト OS アプリ １ アプリ ２ アプリ ３ アプリ ４ ドライバ 管理ツール Hyper-V 多種多様なハードウェア Windows スキルの活用

9 9 ＜WS2008 R2＞＜WS2003R2 x64＞ 同じマシン上に2種類の OSをインストールした状態 Intel Xeon X5560 2.8GHz (2CPU + Quad Core + Hyper Threading) 12GB メモリ Intel Xeon X5560 2.8GHz (2CPU + Quad Core + Hyper Threading) 12GB メモリ OSの軽量化、コアパーキングやP-State 調整・・・

10 売れてる仮想化を知りたい方のために ちょっと技術的に！

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12 12 管理ツールも OS 標準

13 13 ゲストOS、 エディション 最大プロセッサ （コア）数 Windows Server 2008 R2 、Standard / Enterprise / Datacenter / Web4 Windows Server 2008 (x86) 、Standard / Enterprise / Datacenter / Web4 Windows Server 2008 (x64) 、Standard / Enterprise / Datacenter / Web4 Windows Server 2003 SP2 (x86) 、Standard / Enterprise /Datacenter / Web2 Windows Server 2003 SP2 (x64) 、Standard /Enterprise /Datacenter2 Windows 2000 Server SP4（x86）、Server / Advanced Server1 Windows 7 (x86) 、Professional /Enterprise/ Ultimate4 Windows 7 (x64) 、Professional /Enterprise/ Ultimate4 Windows Vista SP1 (x86) 、Business /Enterprise / Ultimate2 Windows Vista SP1 (x64) 、Business / Enterprise/ Ultimate2 Windows XP SP3 (x86)、Professional2 Windows XP SP2 (x86)、Professional1 Windows XP SP2 (x64)、Professional2 SUSE Linux Enterprise Server 10 SP3 (x86)4 SUSE Linux Enterprise Server 10 SP3 (x64)4 SUSE Linux Enterprise Server 11 (x86)4 SUSE Linux Enterprise Server 11 (x64)4 Red Hat Enterprise Linux 5.2/5.3/5.4/5.5（x86）4 Red Hat Enterprise Linux 5.2/5.3/5.4/5.5（x64）4 ※ 統合サービスにより最適化される OS

14 14 Windows Server 2008 VSP Windows カーネル アプリケー ション Windows （Hyper-V 統合 サービス） Windows カーネル VSC ハードウェア Windows Hypervisor 親パーティション VM サービス WMI Provider VM ワーカー プロセス OS ISV / IHV / OEM Hyper-V Microsoft / XenSource /Novell ユーザー モード カーネル モード 提供元 : IHV ドライバ VMBus アプリケー ション Linux Linux VSC Hypercall Adapter VMBus 子パーティション アプリケー ション ゲストOS （その他） エミュレーション

15 15 Hyper-V 統合サービス = IS (Integration Services) Hyper-V 用の最適化モジュール Linux IS v2.1 for Windows Server 2008 R2 の提供 サポートしているゲスト OS Red Hat Enterprise Linux 5.2, 5.3, 5.4,5.5 （x86/x64） SUSE Linux Enterprise Server 10 SP3（x86/x64） SUSE Linux Enterprise Server 11（x86/x64） Linux IC のオープンソース化 Linux 側にて標準で Hyper-V 対応 Linux Kernel version 2.6.32 にて対応済み

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17 17 論理プロセッサ（コア）数 – 1, 2, 4 リソースコントロール 複数の仮想マシン間の影響を回避するための設定 仮想マシンのリソース予約率（%） 仮想マシンのリソース利用上限（%）

18 使用環境：AMD Opteron 2435(2.6GHz/6Core) x 2 Hyper-V 2.0で 47%の性能向上 使用環境：Intel Xeon L5520(2.26GHz/4Core) x 2 Hyper Threading フル活用 高い仮想化集約率 仮想CPU数が物理CPUコア数を 超えてもパフォーマンスが向上

19 19 Hyper-V でもできます。 設定ファイルを修正すれば。。。 サポート対象外です サポート対象外です 設定ファイルを修正すれば。。。

20 20 マシンA マシンD 用途に応じて最適な仮想ディスク形式を選択可能 差分ディスクという選択 (容量可変VHDの一種) (利用例) VHDブート、VDI 等 種類特徴メリットデメリット 仮想ディスク イメージ (VHDファイル ) 最大2TB 容量可変 Dynamically Expanding VHD 実データ量に応じて ファイルを拡張 ディスク領域の効率利 用とファイル展開のス ピード化 フラグメント化による パフォーマンスへの 影響 容量固定 Fixed-Size VHD 実データ量に関係なく 指定した容量の VHDファイルを利用 高いパフォーマンス常に大きなデータ領域 の確保が必要 物理ハードディスク Pass Through Disk 物理ディスク(LUN)を マウント ・より高いの パフォーマンス ・2TB 以上の ディスクを作成可 ・スナップショット 機能利用不可 ・低い可搬性 差分B マスター VHD 差分A マシンC 差分C 差分D 基準

21 21 Hyper-V 1.0 vs 2.0 (Write) Hyper-V 2.0 の可変 VHD ファイルでは、 Hyper-V 1.0 の固定 VHD とほぼ同等のパフォーマンスを実現 (MBps) 1000 100 10 0 64k Sequential Write4k Random Write 物理 固定 VHD (2.0) 固定 VHD (1.0) 可変 VHD (2.0) 可変 VHD (1.0) ( マイクロソフト社内調べ ) ほぼ同等

22 22 ベース VM VHD ベース OS VHD ベース Role VHD 3つの VHD を 1つの 仮想マシン として起動 11 階層毎のライフサイクル管理 が可能に 各 VHD のアタッチ・デタッチが、 迅速な仮想マシン管理を生む ・再起動できれいになる ・データやアプリなど独自性排除 ・Elevated Privilege には注意 差分 VM VHD (C：) 差分 OS VHD (D：) 差分 Role VHD (E：) 22 33

23 23 エミュレーション （統合サービス無) Hyper-V 対応 （統合サービス有）

24 24 ロールバックとロールフォワード 複数のチェック ポイントを設け、 任意のチェック ポイントに戻すことが可能 仮想マシンがオンライン状態でも実行可能 ボリューム シャドーコピー サービス（VSS）対応 ※ 世代管理は.AVHD ファイル (差分ディスク) により行われる。 スナップショット １ (OS インストールと設定) スナップショット ２ (アプリケーション環境構築済み) スナップショット ３ (検証シナリオ １) スナップショット ６ (検証シナリオ２) スナップショット ７ (検証シナリオ ２ パターン １) スナップショット ４ (検証シナリオ １ パターン １) スナップショット ５ (検証シナリオ １ パターン ２) 利用したい ポイントに 復元可能

25 25 仮想スイッチ機能の提供 3 種の接続構成 外部・内部・プライベート VLAN のサポート VMQ という新しい仕組みも 仮想ネットワーク （仮想スイッチ） 物理 NIC １ 仮想マシン 仮想 NIC 管理 OS 仮想 NIC 仮想マシン 仮想 NIC 物理 NIC ２ Hyper-V ネットワークについて 理解を深めるビデオ http://technet.microsoft.com/j a-jp/hyper-v_5mins02.aspx Hyper-V ネットワークについて 理解を深めるビデオ http://technet.microsoft.com/j a-jp/hyper-v_5mins02.aspx

26 26 メモリ容量小さくスタート必要に応じて増減メモリ容量小さくスタート必要に応じて増減 Windows Server 2008 R2 SP1

27 27 余れば回収 DM VM 使用中 550 MB 空き 回収したメモリを他の VM に追加して有効活用 徐々に利用 DM VM 空き 1024 MB 使用中 ひかえめに起動 DM VM 空き 1024 MB 使用中 回収 不足したら メモリを追加 DM VM 使用中 1500 MB 空き 追加 NewNew

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29 29 Storage Area Network Hyper-V 2.0 共有ディスクが必要 ・SAN ・iSCSI Target ※ 実ファイル置き場 共有ディスクが必要 ・SAN ・iSCSI Target ※ 実ファイル置き場 クラスタの共有ボリューム (Cluster Shared Volumes) 有効化すると設計が容易に！ クラスタの共有ボリューム (Cluster Shared Volumes) 有効化すると設計が容易に！ オンメモリデータ移行 フェールオーバークラスター(FC)とHyper-V の組み合わせで実現 仮想マシンがフェールオーバー対象にもなる！！ フェールオーバークラスター(FC)とHyper-V の組み合わせで実現 仮想マシンがフェールオーバー対象にもなる！！ フェールオーバークラスター (FC) 必須

30 30 状態 構成情報 稼働中のマシンを止めずに物理マシン間を移動 サーバー 1 サーバー 2 メモリ 構成情報 状態 オンライン メモリ 30

31 標準の管理ツールじゃあ物足りない方へ

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33 33 System Center Virtual Machine Manager (SCVMM) すべての処理が PowerShell ベース 仮想OS Hyper-V １ Hyper-V 2 （Server Core） Hyper-V 3 Virtual Server VMWare ESX 仮想OS ライブラリ (テンプレート) ベース１ ベース２ ベース３ ベース４ 集中コントロール機構 仮想OS

34 34 Windows PowerShell ベースのスクリプティング基盤 OS/System Center/Azure/Office 365 にも採用 GUI 設定画面 管理対象 コマンドや スクリプト 管理対象 PowerShell エンジン PowerShell Cmdlets 業務システム業務システム GUI ツール GUI 設定画面 PowerShell スクリプト 管理対象

35 35 SAN 等 (ストレージ) ホスト 1 (構成) ホスト 1 (構成) 構成・構成変更管理 (Configuration Manager) 仮想環境統合管理 (Virtual Machine Manager) 稼働監視と自動処置 (Operations Manager) 稼働監視と自動処置 (Operations Manager) バックアップと復元 (Data Protection Manager) ドメイン コントローラ アプリ 仮想OS (構成) 仮想OS (構成) 仮想OS (構成) 仮想OS (構成) 仮想OS (構成) 仮想OS (構成) アプリ ホスト 2 (構成) ホスト 2 (構成) アプリ 仮想OS (構成) 仮想OS (構成) 仮想OS (構成) 仮想OS (構成) 仮想OS (構成) 仮想OS (構成) アプリ ホスト 3 (構成) ホスト 3 (構成) アプリ 仮想OS (構成) 仮想OS (構成) 仮想OS (構成) 仮想OS (構成) 仮想OS (構成) 仮想OS (構成) アプリ ホスト 4 (構成) ホスト 4 (構成) アプリ 仮想OS (構成) 仮想OS (構成) 仮想OS (構成) 仮想OS (構成) 仮想OS (構成) 仮想OS (構成) アプリ PowerShell 管理対象の拡大 1. 仮想＆物理 2. UNIX & Linux 3. ハードウェア 4. クラウド 管理対象の拡大 1. 仮想＆物理 2. UNIX & Linux 3. ハードウェア 4. クラウド

36 36 Operations Manager と連携したキャパシティと健康状態の監視 管理者への推奨アクションの提示、または、自動処理

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38 38 1H CY10 2H CY10 1H CY11 2H CY11 Avicode

39 39 物理マシン展開 省電力機能 仮想マシンの 役割管理 ストレージ管理 Xen のサポート

40 40 Hyper-V (VHD Boot 可能) Azure Hyper-V (VHD Boot 可能) Azure Hyper-V (VHD Boot 可能) SCVMM V-Next Azure Platform 仮想マシン (VHD) Azure Role (VHD) On-Premis SCVMM Azure Fabric Controller VHD ベースの展開 (PowerShell) VHD 差分ディスクとスタートアップ (PowerShell) 現在 ＝ VHD 依存のインフラ管理 Server App (仮想アプリ) 今後 ＝ インフラ ＋ アプリ層の自動管理の推進 ※ 同一技術がもたらす可能性が見て取れる

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42 42 フェデレーション/同期 製品やサービスは多様化 場所への依存度は低くなる 連携/移動/分散/統合を常に意識 テクノロジの統一が重要に！ マイクロソフト 以外にありません Visual Studio/.NET 仮想化/VHD

43 43 ハードウェアハードウェア ハードウェアハードウェア 管理環境管理環境 Hyper-V 2.0 仮想マシン 物理マシン上の VHD ＜仮想環境＞＜物理環境＞ 仮想マシン VHDファイル 物理マシン VHDファイルから起動 Hyper-V 利用も可能 ※ 差分で起動も可能

44 44 Hyper-V はすぐにでも！ とりあえず評価版で検証！？ Hyper-V Server 2008 R2 自宅利用も！ ゴールは自動化！ IT を IT らしく使いこなしましょう！ ラスベガスでお会いしましょう？？？

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