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XML ゼミ 独習 XML ~ 第 6 章 XHTML~ 6.1 XHTML の概要 6.2 XHTML の構造 谷津 哲平
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XHTML とは 目的： XML 仕様のドキュメントを従来の Web ブラウザで表示する Extensible Hyper Text Markup Language ※ XML と同様に規則は厳格 HTML の多くのタグが利用できるだけでなく， XML で利用可能な ソフトウェアや仕様も活用することができる
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XHTML の特徴 現在は HTML から XML へ移行するためのものでなく， Web ドキュメントの一つの形態として定着 HTML は見た目に影響を与える XML は意味，性質をタグで定義する HTML より明確な意味を持つ Web ページを XML で記述すると 検索，変換，その他の方法で利用する際に HTML より価値が増す
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XHTML の用途 テキスト形式や HTML は記述された情報の意味や定義があいまいで Web 上の膨大な情報が有効につかえていない ※ XHTML は従来の Web ブラウザのような既存のソフトウェアで 効果的に利用できるように考えられている 例えば HTML における というタグは 「表題」を意味するのか 「書名」「称号」「肩書き」「資格」なのか判断できない
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XHTML Basic XHTML は XML とその関連仕様全体よりも規模が小さいため 実装が容易だが携帯機器や家電製品にとってはまだ複雑 携帯電話， PDA( 携帯情報端末 ) ，ポケットベル Web ブラウザ搭載の家庭電化製品 PC に比べ資源に制約がある これらの機器に Web コンテンツを配信できるようにする マークアップ言語『 XHTML Basic 』が策定
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XHTML 文書の例 （ドキュメントの内容） 名前空間の指定 DOCTYPE 宣言
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XHTML の規則 ・ドキュメントのルート要素より前に， DOCTYPE 宣言が 1 個必要 ・ W3CXML1.0 の規則に従う ・ドキュメントのルート要素は ・ドキュメントのルート要素は， xmlns 属性を使って XHTML 名前空間「 http://www.w3.org/1999/xhtml 」を指定する
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DOCTYPE 宣言 XHTML1.0 では，次の３種類のいずれかの DOCTYPE 宣言が必要 <!DOCTYPE html PUBLIC “-//W3C//DTD XHTML 1.0 Strict//EN” “DTD/xhtml1-strict.dtd”> <!DOCTYPE html PUBLIC “-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN” “DTD/xhtml1-transitional.dtd”> <!DOCTYPE html PUBLIC “-//W3C//DTD XHTML 1.0 Frameset//EN” “DTD/xhtml1-frameset.dtd”> XHTML1.1 では，次の DOCTYPE 宣言が必要 <!DOCTYPE html PUBLIC “-//W3C//DTD XHTML 1.1//EN” “http://www.w3.org/TR/xhtml11/DTD/xhtml11.dtd”> 古いバージョンの Web ブラウザと互換性を考慮しない Web ブラウザの多くのタグを従来どおりの意味で使用 フレームを利用できる
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XHTML の空白と CDATA スペース ( ) ，タブ ( ) 復帰 (
) ，改行 (
) フォームフィード ()… 改ページ機能付き ゼロ幅スペース ()…xml:space 属性の値を無効化 XML で定義 空白 スクリプトやスタイルの要素は の中に書く CDATA <![CDATA[ ・・・スクリプトの内容・・・ ]]> 注釈文
![XHTML の空白と CDATA スペース ( ) ，タブ ( ) 復帰 ( ) ，改行 ( ) フォームフィード ()… 改ページ機能付き ゼロ幅スペース ()…xml:space 属性の値を無効化 XML で定義 空白 スクリプトやスタイルの要素は の中に書く CDATA <![CDATA[ ・・・スクリプトの内容・・・ ]]> 注釈文](http://images.slidesplayer.net/40/11051122/slides/slide_9.jpg "XHTML の空白と CDATA スペース ( ) ，タブ ( ) 復帰 ( ) ，改行 ( ) フォームフィード ()… 改ページ機能付き ゼロ幅スペース ()…xml:space 属性の値を無効化 XML で定義 空白 スクリプトやスタイルの要素は の中に書く CDATA <![CDATA[ ・・・スクリプトの内容・・・ ]]> 注釈文")
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XHTML 文書の表示 XHTML 文書は状況に応じて HTML 文書にも XML 文書にもなる 拡張子を html として保存拡張子を xml として保存 ※すべての XHTML ファイルを扱うプログラムがこのように解釈するわけで はない 拡張子を xhtml として保存
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他の名前空間との共用 XHTML 名前空間は，ほかの XML 名前空間と共に使うことができる <!DOCTYPE html PUBLIC “-//W3C//DTD XHTML 1.1 plus MathML 2.0//EN” “http://www.w3.org/TR/MathML2/dtd/xhtml-math11-f.dtd”> （ MathML を使った式の表現）
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課題 ● XHTML 文書を作成し，拡張子を「 xhtml 」「 xml 」 「 html 」に したときのブラウザでの表示の違いをそれぞれ確認す る
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