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Published byれれ かんざとばる Modified 約 8 年前
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オープンソースにひそむ問題 山本 晋一郎 愛知県立大学
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議論の流れ 準備 肯定 : 下流行程を対象とした研究には追い 風 – 上中流には ? – オープンソースに関する 20 の課題は ? 疑問 : アカデミック論文にしにくい ( 権藤 ) –LALR(1) 並みの発明をすれば... – 理屈よりも実践か !?
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Open-source Software (part 1) アイデア もし, Internet 上のプログラマたちが,あるソフト ウェアのソースを変更,再配布できるならば,そ のソフトウェアは伝統的な方法で開発されている ソフトウェアよりも早いペースで進化するだろう. ( Apache, Perl, BIND… で学んだ経験より) この経験的な成功事例を商業ソフトウェ アの世界に適用しよう
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Open-source Software (part 2) 定義 Free Redistribution Source Program ソフトウェアは実質的な形としてソースプログラ ムを含む必要がある. Obfuscated source program や 中間形式は許されない. Derived Works 派生物や修正を許すこと.それらを元のソフト ウェアと同じライセンスで配布することを許すこ と.
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Open-source Software (part 3) 定義 (Cont.) No Discrimination 特定の人やグループを排除してはいけない.特定 の分野を排除してはいけない. プログラムの部分に対しても同じライセンスが適 用されること. 他のライセンスを破ってはいけない. ライセンス例: GNU GPL, BSD, X consortium...
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Open-source Views (part 1) Hacker’s View ( 技術編) Open-source の技術的な側面は理解している 今までの Internet はこうやって発展してきた Eric S. Raymond: “The Cathedral and the Bazaar” Microsoft: “Halloween Documents” Hacker’s View ( 経済編) Why You Won’t Starve ?
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Open-source Views (part 2) Hacker’s View ( マーケティング編) Free Software と何が違うか ? CEO や CTO は Free Software を使わないが, Open- source Software なら使う
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Open-source Views (part 3) Business View ( 技術編) 信頼性は確保できるのか ? ソフトウェアハウスのメリットは ? 開発効率の向上,低いオーバヘッド ソフトウェア流通業者のメリットは ? 顧客との親密さ,より広い市場 Support Seller, Loss Leader, Widget Frosting, Accessorizing
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議論の流れ 準備 肯定 : 下流行程を対象とした研究には追い 風 – 上中流には ? – オープンソースに関する 20 の課題は ? 疑問 : アカデミック論文にしにくい ( 権藤 ) –LALR(1) 並みの発明をすれば... – 理屈よりも実践か !?
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ソフトウェア工学との関係 不特定多数の SE 研究者が,実世界のソフト ウェアをサンプルとして研究できる 検証や追試が可能となる 成果物の履歴にリアルタイムでアクセスする ことが可能となる ( プロセスに関する研究題 材 ) 分析・設計ドキュメントは不足している ( ソー スプログラムのみが配布・流通 )
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オープンソースに関する 20 の課題 (1) 古典的開発プロセスとオープンソース の開発プロセスの定量的な比較 – 定性的な分析『伽藍とバザール』は行われ ているが,信頼性の高い定量的な比較研究 は ? ソフトウェア産業へのオープンソース 的開発形態の適用 – 修正なく適用できるのか ? – どのような修正が必要か ? – 部分的に適用することは可能か ?
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オープンソースに関する 20 の課題 (2) 大規模な分散開発支援環境 – 分散した開発者集団のための開発支援環境 大規模に分散した開発者集団のためのバージョ ン管理,構成管理,バグ追跡,ドキュメント管 理,テスト支援環境など – コミュニケーション環境 大規模に分散した開発者集団のための意思決定 を支援する環境.
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オープンソースに関する 20 の課題 (3) 利用者からのフィードバックを支援する環 境 – 利用者との密接な関係 ( オープンソースの特徴 ) を強化する試み リモートのユーザビリティ・テスト環境 リモートの対話的デバッガ リモートの実行トレース・ダンプ 利用状況のログ採取 利用環境の detect 自動バグレポート送付機能
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オープンソースに関する 20 の課題 (4) ソフトウェアの検索と再利用 – 他のソフトウェアに含まれる機能部品群を検 索 – 適用箇所に合わせて修正 – オリジナルの変更を通知 –Semantic Diff –Clone Code Detection –CPAN, RAA
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オープンソースに関する 20 の課題 (5) 中上流工程への展開 – 中上流工程の成果物の公開促進 要件定義の過程を示すドキュメント 設計ドキュメント – 中上流工程の成果物の蓄積・検索・再利用 – ソースプログラムと設計ドキュメントの対応 づけ
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オープンソースに関する 20 の課題 (6) クリアリングハウス – 「手形交換所, ( 物資・情報などの ) 中央集 配 [ 保管 ] 機関,情報 [ 集散 ] センター」 「資料及びデータを収集し,保存し,報知 し,利用できるようにする機関」 SourceForge : CVS リポジトリ, FTP ディレクト リ,ディスクバックアップ,バグ追跡システム, パッチ管理システム, Web サイト・ホスティン グ,メーリングリスト,メッセージ・フォーラ ム,独自ドメイン 次世代の SourceForge は ?
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オープンソースに関する 20 の課題 (7) 会場の皆さんより募集 –Light Weight Process – スクリプト – テスト – 国際化 –Web
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議論の流れ 準備 肯定 : 下流行程を対象とした研究には追い 風 – 上中流には ? – オープンソースに関する 20 の課題は ? 疑問 : アカデミック論文にしにくい ( 権藤 ) –LALR(1) 並みの発明をすれば... – 理屈よりも実践か !?
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