1 ルータ･スイッチ 基礎教育 （基礎編）. 2 Agenda ～基礎編～ シスコ機器との接続方法 IOS とメモリの種類 ルータの起動順序 IOS のアクセスレベル パスワードの設定 インターフェースの設定 show コマンド copy コマンド debug コマンド CDP （ Cisco Discovery.

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1 1 ルータ･スイッチ 基礎教育 （基礎編）

2 2 Agenda ～基礎編～ シスコ機器との接続方法 IOS とメモリの種類 ルータの起動順序 IOS のアクセスレベル パスワードの設定 インターフェースの設定 show コマンド copy コマンド debug コマンド CDP （ Cisco Discovery Protocol ） 設定練習

3 3 シスコ機器との接続方 法 ①コンソールポートからの直接接続 ② Telnet による VTY 接続 ③ TFTP を使った設定ファイル・ IOS のアップ / ダウン ロード

4 4 IOS とメモリの種類 ROM POST （起動時自己診断プログラム） ブートストラップローダ MiniIOS NVRAM 設定ファイル コンフィギュレーションレジスタ フラッシュメモ リ IOS RAM 起動後に IOS や設定ファイルなどを読み込む。 またルーティングテーブル， ARP テーブルなども配置される。

5 5 二つの設定ファイル IOS の設定ファイルは NVRAM 上に保存されています。 IOS 起動後に RAM 上に読み込まれ，ルータはその設定を 使用して稼働します。コマンドにより設定が変更された 場合， RAM 上の設定ファイルが変更されることになりま す。

6 6 ルータの起動順序

7 7 IOS のアクセスレベル ユーザモード ･･･ ログインした時点のモード。ルータの基本的な状態の確認が可能 特権モード ･･･ ルータの設定が可能なモード。詳細な状態の確認やファイルの移動などを 行う グローバルコンフィギュレーションモード ･･･ ルータ全体の設定を行うためモード。名前 の変更など インタフェースモード・ルータモードなど ･･･ それぞれ個別の詳細な設定を行うための モード

8 8 enable パスワードの設定 enable パスワードはユーザモードから特権モードに移行する際に 必要となるパスワードになります。 (config)# enable secret [ パスワード ] … 設定ファイルにパスワードが暗号化されて保存さ れる

9 9 vty(virtual type terminal) パスワードの設 定 Telnet を使って、 VTY 回線上のルータ・スイッチへ接続しよ うとするユーザに対して、パスワードが設定されます。 router(config)#line vty 0 4 router(config-line)#password test router(config-line)#login ← パスワードを test と設 定

10 10 インターフェースの設定 ① (config)# interface [ タイプ ][ ポート ] (config-if)# ip address [IP アドレス ] [ サブネットマスク ] (config-if)# no shutdown ･･･ インタフェースを有効化する

11 11 インターフェースの設定 ② Switch(config)#interface fastethernet 0/1 Switch(config-if)# speed 100 Switch(config-if)# duplex full Switch(config-if)# speed auto Switch(config-if)# duplex auto ← 100/full に設定 ← auto/auto に設定 Switch#show fastethernet 0/1 ← インターフェースの状態 確認 Switch#show interface status ← インターフェース一覧の状態 確認

12 12 show コマンド cisco#show running-config cisco#show startup-config cisco#show version cisco#show ip route cisco#show flash cisco#show process cpu cisco#show debugging ← アクティブな設定情報を表示 ← 起動時設定情報を表示 ← システム ハードウェアの設定、ソフトウェア バージョ ン、 設定ファイルの名前とソース、およびブート イメージ を表示 ← ルーティングテーブルの表示 ← フラッシュ メモリのレイアウトおよび内容を表示 ← ルータ上のアクティブなプロセスに関する情報および CPU 使用率を表示 ← 使用中のルータに対して有効になっているデバッグの 種類に関する情報を表示

13 13 copy コマンド Switch#copy running-config startup-config Switch#write memory Switch#copy start run Switch#copy run tftp Switch#copy start tftp Switch#copy tftp run Switch#copy tftp start ← running-config を startup-config にコピー ← startup-config を running-config にコピー ← running-config を tftp サーバに保存 ← startup-config を tftp サーバに保存 ← TFTP サーバからファイルを running-config にコピー ← TFTP サーバからファイルを startup-config にコピー

14 14 debug コマンド show コマンドの情報表示だけでなく， 現在やりとりされているデータを確認するためのコマンドと して， debug コマンドがあります。 Router# debug [debug 対象 ] Router# debug ip routing ← ルーティング テーブルの更新と ルート キャッシュ更新に関する情報を表示 する Router# no debug [debug 対象 ] Router# no debug all ← 全ての debug を停止

15 15 CDP （ Cisco Discovery Protocol ） 隣接デバイスの情報を確認できるシスコ独自の レイヤ 2 プロトコル。 Router#show cdp neighbors Capability Codes: R - Router, T - Trans Bridge, B - Source Route Bridge S - Switch, H - Host, I - IGMP, r - Repeater Device ID Local Intrfce Holdtme Capability Platform Port ID R2-AGS Ser 1 129 R 2500 Ser 0 R6-2500 Eth 0 144 R 4000 Eth 0 Router#conf t Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. Router(config)#interface s1 Router(config-if)#no cdp enable Router(config-if)#cdp enable ← 隣接デバイスの確認コマ ンド ← CDP の無効 ← CDP の有効

16 16 設定練習 ホスト名： switch03 IP アドレス： 192.168.1.3 ／ 255.255.255.0 ポートの設定： 100/full enable パスワード： enable03 vty パスワード： vty03 ホスト名： switch01 IP アドレス： 192.168.1.1 ／ 255.255.255.0 ポートの設定： 100/full enable パスワード： enable01 vty パスワード： vty01 ホスト名： switch02 IP アドレス： 192.168.1.2 ／ 255.255.255.0 ポートの設定： 100/full enable パスワード： enable02 vty パスワード： vty02 ホスト名： switch04 IP アドレス： 192.168.1.4 ／ 255.255.255.0 ポートの設定： 100/full enable パスワード： enable04 vty パスワード： vty04 Fe0/1 Fe0/2 以下の設定をお願いします。