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1 経済情報入門Ⅱ(三井) 社会資本整備と政策評価. 2 1 .身近な社会資本:都市の河川管 理 2 .政府予算と社会資本整備 3 .社会資本整備の推移-分野別・地域別配分 - 4 .政策評価-費用便益分析- (4-1) 時間短縮便益 (4-2) 安全性向上の価値 5 .防災対策と住民の行動 (5-1)

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1 1 経済情報入門Ⅱ(三井) 社会資本整備と政策評価

2 2 1 .身近な社会資本:都市の河川管 理 2 .政府予算と社会資本整備 3 .社会資本整備の推移-分野別・地域別配分 - 4 .政策評価-費用便益分析- (4-1) 時間短縮便益 (4-2) 安全性向上の価値 5 .防災対策と住民の行動 (5-1) 防災対策が住民行動に与える影響 (5-2) 住民の行動が政府の政策に与える影 響 ← 時間に余裕があれば

3 3 <東京都河川分布図> ( 出所 ) 東京都建設局

4 4 ● 歳出内訳 2.政府予算と社会資本整備 (出所)財務省 HP 【一般会計予算(平成20年 度)】

5 5 ● 歳入内訳

6 6 ● 主な経費の伸率

7 7 <公共事業関係費と公的固定資本形成の関係> 公共事業関係費 公的固定資本形成 公共事業関係建設投資 国の事業地方単独用地補償費 公共事業 以外土木 政府 非住宅 機械費等 (注)用地補償費=用地費+補償 費

8 8 ● 公共事業関係費予算の推移

9 9 ● 公共事業関係費予算の内訳

10 10 ● 公的固定資本形成対GDP比(一般政府ベース)

11 11 3 .社会資本整備の推移-分野別・地域別配分 - 生活基盤型社会資本= 内閣府 (2002) 『日本の社会資本』のデータを用いて社会資本を分類す る。 公共賃貸住宅+下水道+廃棄物処理 +水道+都市公園+文教 第 2 次産業基盤型社会資本=道路+港湾+航空+工業用水 防災基盤型社会資本=治山+治水 第 1 次産業基盤型社会資本=農業+漁業

12 12 1960 年代=第 1 次および第 2 次産業基盤型社会資本の増加率が相対的に大き い。 1970 年代=生活基盤型社会資本の増加率が相対的に大き い。 1980 年代と 1990 年代=全ての分野の社会資本で増加率が小さい

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19 19 問題1 道路 A 道路 B 個人 2 個人 1 2 時間 1 時間 30 分 2 時間 1 時間 個人 1 の時給= 2000 円 個人 2 の時給= 3000 円

20 20 問題1(続き) <個人1について> 短縮時間= 1 時間 時給= 2000 円 ⇒ 時間短縮の便益=?円

21 21 問題1(続き) <個人1について> 短縮時間= 1 時間 時給= 2000 円 ⇒ 時間短縮の便益= 2000 円 × 1= 2000 円

22 22 問題1(続き) <個人1について> 短縮時間= 1 時間 時給= 2000 円 ⇒ 時間短縮の便益= 2000 円 × 1= 2000 円 <個人2について> 短縮時間= 0.5 時間 時給= 3000 円 ⇒ 時間短縮の便益=?円

23 23 問題1(続き) <個人1について> 短縮時間= 1 時間 時給= 2000 円 ⇒ 時間短縮の便益= 2000 円 × 1= 2000 円 <個人2について> 短縮時間= 0.5 時間 時給= 3000 円 ⇒ 時間短縮の便益= 3000 円 ×0.5 = 1500 円

24 24 問題1(続き) <個人1について> 短縮時間= 1 時間 時給= 2000 円 ⇒ 時間短縮の便益= 2000 円 × 1= 2000 円 <個人2について> 短縮時間= 0.5 時間 時給= 3000 円 ⇒ 時間短縮の便益= 3000 円 ×0.5 = 1500 円

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26 26 「時間の価値」-「楽しみの価 値」 ⇒ 楽しい仕事の賃金率 = 過小評価 移動時間短縮便益=その結果増やせる仕事の時間 × 賃金率 ⇒過大評価 時間の価値 = 税引後の賃金率 ⇒税引前の賃金率を用いると過大評 価 「賃金率 × 短縮時間」で時間短縮便益を評価す ると過大評価になるか過小評価になるかを検討し よう。

27 27 トンネルの多いバイパス道路の便益 = 「時間短縮便益」-「景色を楽しむ便 益」 ⇒ 危険な仕事の賃金率 = 「時間の価値」+「危険を負うことへの補 償」 ⇒ 過大評価 「賃金率 × 短縮時間」で時間短縮便益を評価す ると過大評価になるか過小評価になるかを検討し よう。 過大評価 「平均賃金率(時給)」=「日給」 ÷ 「1日の労働時間」<「残業 の賃金率」であるとしよう。 「平均賃金率」で便益評価 ⇒ 過小評価

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