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株価変動のニューテクニカル分析を説明しましょう

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Presentation on theme: "株価変動のニューテクニカル分析を説明しましょう"— Presentation transcript:

1 株価変動のニューテクニカル分析を説明しましょう
             関西大学総合情報学部山名年浩教授研究グループ  資本主義経済は株式会社制度の発展と共にあります。金融ビッグバンと情報化の中で地球規模での株式取引が始まろうとしています。  資金の管理や増殖はまさに自己責任の時代に入ってきました。  ところで、従来の株価の予測は同じ客観的データを基にしながら結果は全てが異なっていた。この原因は主観的要素が混入していたことにあります。    また、上下の転換点の予測はほとんどなされていませんでした。  科学的手続きで、これらの難点を克服する新たな方法をここに提議しましょう。 ・ペイオフの簡単な説明(1000万円以上は金融機関は保証してくれませんよ~ってやつ。) ・年金(老人が増えて年金がまわってこないかもよ~ってやつ。) ・他国に比べて預金が圧倒的に多いのが日本の特徴。しかし、これから変わっていかなければいけないという説明をつける。

2 このニューテクニカル分析はこの両者の特徴を包み込んで数値分析を駆使した新しい分析なのです。
研究室からの情報発信!  今までの「予想」を乗り越えて・・・   従来は景気の動向やその企業の業績をもとに株価を予想するファンダメンタル分析と株価のチャートから今後(目先または長くて半年)の動きを予想するテクニカル分析がありました。   しかし、前者はすぐに結果が出ない。後者は上昇と下降の転換点は見出しがたいし、結局はアナリストやむ予想屋の主観がもっともらしく語られるばかり・・・。    このニューテクニカル分析はこの両者の特徴を包み込んで数値分析を駆使した新しい分析なのです。

3 移動勾配図から売場や買場を見出す(一次元位相図)
Ch1  ニューテクニカル分析の仕組み            本研究は関西大学重点領域研究の指定を受けています 3つのフィルターにかけた納得のいく方法 まったく新しい主観の混じらない客観的な分析 各銘柄と分析方法には相性がある スペクトル図と音の発生で生命力のある株を掘り出す 高い予測の精度 確実な利益の確保 h-t分析で持続的によく上がる株を見出す この①と②の分析で予測に適した株かどうかを振り分けます 移動勾配図から売場や買場を見出す(一次元位相図) 逆ウォッチ曲線から売場や買場を見出す この③と④の分析で株の売り場と買い場を確定します(月単位) まったく新しい主観の混じらない客観的な分析です  この研究結果は学者向けの論文発表とわかりやすくした投資家向けの本とHPにします。

4 4つの分析をスケッチしておきましょう 1 その株価の安定性=生命力を判定する! ① スペクトル分析 ② h-t分析
1 その株価の安定性=生命力を判定する! ① スペクトル分析    ランダムに変化する曲線はさまざまなSinカーブやCosカーブの合成と考えて、どの周波数がどれだけのパワーを持っているかを明示します。この中で1/fのゆらぎを持つものだけが生命力のある株なのです。 ② h-t分析   早く(時間tが短く)、高く(株価の上昇額や上昇率h)上る株を掘り出します。もちろん、仕手性の強い株をチェックすることもできます。 2 売買のタイミングを浮き彫りにする! ③ 位相図分析   次の時点でどの方向(+方向かー方向か)へどれだけの勢いで変化するかを移動勾配というものを取って分析します。それぞれの株には習性があること、そして数ヶ月ごとの変動が明らかになります。 ④ 逆ウォッチ曲線   株価の1/3は(縦軸を株価に、横軸を売買株数に取った平面では)時計と逆周りの動きを示します。売買時期が示されます。

5 Ch2 スペクトル図と音の発生  株価の変動はまったくランダムです。このような不規則で複雑(ランダム=でたらめ)に見える曲線はさまざまなサインカーブの集まりと見てスペクトル分析という方法があります。 ソニーの株価のスペクトル図 パワー=振幅の二乗 100 1k 10k  周波数

6 スペクトル図が示す生命力のある株を 求めることができます
スペクトル図が示す生命力のある株を  求めることができます 周波数ごとのパワー 1/fになるものは1kから10kまでの間に20デシベル下がるもの     1/√fのゆらぎ=雑音 1/fのゆらぎ=生命力あり 1/fnのゆらぎ=たいくつな音か無音   100  1k 10k 周波数(Hz)

7 TDK、アドバンテスト、HOYA、ゴールドクレスト、イオン ホンダ、伊勢丹、キヤノン、すかいらーく など
例:京セラ(-20.5デシベルの波形) ここでは、株価の音も聞いていただきましょう ☆スペクトル図による他の優良銘柄  TDK、アドバンテスト、HOYA、ゴールドクレスト、イオン  ホンダ、伊勢丹、キヤノン、すかいらーく など

8 ソニー トヨタ自動車 松下電器 武田薬品 日経平均 ダウ平均
 さらに、株価の音を聞いてみてください (株価や経済データを音に変えたのは山名研究室が最初です) ソニー トヨタ自動車 松下電器 武田薬品 日経平均 ダウ平均

9 Ch3 早く高く上がる株が出てくる h-t分析とは (波動工学からの応用です)
株価がどのくらいの期間でどれだけ上昇するのか どのくらいの期間でどれだけ下降するのか tー hー h+ ◆h-t分析とは 株価がどれくらいの期間でどれだけ上昇するか、またどれだけ下落するか、 を分析したもの、予測をするのに役立つ。 今回の分析では、株価の代わりに移動勾配を使った。 その理由は、移動勾配の方が滑らな線になって、長期的な変動が予測しやすくなるから。 t+

10 h-t分析の方法 これによって、観測期間中の急上昇、急下落が平均化されます。 この比較で役立つ3点は
<h-t分析に使う記号の意味> ①h+とは ボトムからピークまでの間に上昇した価格。 ②h-とは ピークからボトムまでの間に減少した価格 ③t+とは ボトムからピークまでにかかった時間。 ④t-とは ピークからボトムまでにかかった時間。 ◆h-t分析の方法 ・プログラムは3回生が作ってくれたのを使った。 ・分析はエクセルを使ってる。 ・まず移動勾配を求める ・次に、1ヶ月間で移動勾配の数値がどれだけ上昇したか、下降したかを出す。 ・h+がどれだけ上昇したか、h-がどれだけ下降したか、を表す。 ・表ではどこにでてるか説明。 ・t+は、上昇するのにかかった時間、t-は、下降するのにかかった時間を表す。 これによって、観測期間中の急上昇、急下落が平均化されます。 この比較で役立つ3点は  ・ 他の企業との比較を一目で出来ること。  ・ 長期売買か短期売買かを価格や傾向が似た銘柄でも区別ができること。  ・ 安定的な株か、リスク的な株であるかの識別が可能になることです。

11 高期待ランキングTOP50の h-t分析比較 ①~④の領域について 45℃の直線について 領域②期待銘柄 三谷商事(株) 川西倉庫(株)
高期待ランキングTOP50の                  h-t分析比較 ①~④の領域について 45℃の直線について 領域②期待銘柄   三谷商事(株)   川西倉庫(株) ◆比較方法の説明をしていく ・グラフは、日本証券新聞社の格付け速報にのってる高期待銘柄ランキングのtop50を使って比較してる。  横軸に1ヶ月あたりの上昇価格を、縦軸に1ヶ月あたりの下落価格をとってる。 ◆①から④の領域について ・4つの領域では、②が一番いい領域。 ◆45度の直線について ・45度の直線では、直線より下にある点は上昇する傾向が高く、直線より上は、下落する傾向が高い。 ◆top50で期待できる銘柄は、2社

12 Ch4 一次元位相図について  時間と共に連続的に変化する変量Xに関して、横軸にXの値をとり、縦軸に一次微分のdX/dTに代位できるものとして移動勾配をとってその軌跡を描きます。これを一次元位相図と呼びます。  位相図を作成するうえで、この「次にどの方向へどのくらい移動するか」を示す微分係数は大変役立つ。しかし微分係数をとるためにはグラフという連続した点をとることが必要です。  今回の分析では、各々の企業の株価データより移動平均と移動勾配を算出し、   Xの連続量から              : 移動平均   微係数dX/dTに代位できるものとして: 移動勾配  を両軸にとって一次元位相図を作成します。

13 移動勾配と位相図 一次元位相図における変数は一つ。仮にその変数をXとして、データXを横軸に、そしてその微分係数dX/dTを縦軸にとったものを一次元位相図と呼ぶことにしよう。ここではデータXをそのまま使う代わりに移動平均を、微分係数の代わりに移動勾配を使い、時間の経過とともに推移する点の軌跡を描きます。 点の動きはゼロ軸の上では右にシフトし、下では左にシフトするという時計まわりの現象が起こる。これは、縦軸である移動勾配がゼロより上つまり正のときは、データは次の時期には上昇し(だから横軸では右にずれる)、勾配がゼロより下、つまり負の場合には、データが次の時期には減少する(同じく左にずれる)ことを図で表したものだからです。 位相図は大きく成長型、衰退型、循環型、らせん型の4種に分けることが出来ます。

14 一次元位相図に使う計算式(ここでは5項の例です)
移動平均  移動平均は、時系列データの一定の項数を部分的に計算し、逐次1期ずつずらして連続的な系列を得るものです。     AT=(XT―2+XT―1+XT+XT+1+XT+2)/5 移動勾配  移動勾配は、移動平均の勾配を逐次求め、勾配系列を得るものである。ここでは5項移動勾配の式を示す     BT=(-2XT―2-1XT-1+1XT+1+2XT+2)/10   注:移動勾配の式にはXTを入れません。前後の勢いを測るためです。

15 一次元位相図の種類(上下の変動が繰り返される循環型とらせん型が予測に適しているのです)
成長型位相図 衰退型位相図  成長型位相図と全く対照的な位相図  循環型位相図  らせん型位相図

16 高期待銘柄トップ50(「格付速報2005」日本証券新聞社より)を実証してみました
有力企業   (株)セキド、日新商事(株)、(株)大和、山喜(株)、(株)建設技術研究所、上原成商事(株)、ゼット(株)、三信電気(株)、三谷商事(株)、川西倉庫(株)、象印マホービン(株) 、ソマール(株)、(株)長大、中央魚類(株)(以上14社) 予測しやすい企業  都築電気(株)、コーアツ工業(株)、(株)ソルコム、北陸瓦斯(株)、大日本コンサルタント(株)、(株)光陽社、(株)エルクコーポレーション、(株)堀内カラー、(株)イエローハット (以上9社)

17 大企業銘柄の場合の実証では 予測しやすい企業 有力企業
  山陽特殊製鋼(株)、富士通(株)、SBIホールディングス(株) (以上3社) 予測しやすい企業 (株)千趣会、(株)日本航空、キリンビール(株)、トヨタ自動車(株)、シャープ(株)、武田薬品工業(株)、旭化成(株)、(株)松屋フーズ、(株)吉野家ディー・アンド・シー (以上9社)

18 Ch5 逆ウォッチ曲線とは 株価 A点=売場 A点、B点から 1期過ぎた時点が 実際の売買タイミングです。 B点=買場 出来高
 逆ウォッチ曲線は縦軸に株価を横軸に出来高(売買株数)を取ったグラフです。予測の道具としては優れものです。  まず、下の模式図を見ましょう。B点A点では、逆ウォッチ曲線からどのようなことが読み取れるでしょうか。 次の模式図に示されるように、A点のように株価が上昇するバブル経済のような大相場では株価は引き続き上昇していても出来高(売買株数)が減少し始めると、株価が下落する低迷相場に入る予兆になります(1990年から91年の動きを見よ)。また、B点のように株価が引き続き下落していても、出来高(売買株数)が増加し始めるとやがては株価が上昇する兆しになります。現在の動きをまずは年足で確認し、続いて月足であとづけると進行方向が把握しやすくなります。なお両軸とも(移動平均ではなく)原データでとる方が読み取りやすくなっています。 株価 A点=売場 A点、B点から 1期過ぎた時点が 実際の売買タイミングです。 B点=買場 出来高

19 予測のしやすい形 トルネード型 ベーシック型 新光商事(株)、三谷商事(株)、トミヤマアパレル(株)、カメイ(株)
 新光商事(株)、三谷商事(株)、トミヤマアパレル(株)、カメイ(株)  (株)サンテック、川西倉庫(株)、加藤産業(株)、 (株)堀内カラーがこれらの例です

20 予想困難な形 おたまじゃくし型 L字型 逆L字型

21 Ch6 以上をプログラム化した 株価の取得及び分析
著作権 関西大学山名研究室  このプログラムではYahooファイナンスの株価データを取り込み、4つのフィルターにかけた分析結果を一瞬で示すことが出来ます  なおこの分析には、マイクロソフト社のExcelが必要です

22 分析方法 最初に銘柄コード、日足・週足・月足の選択、分析期間、何項移動勾配を行うかを入力します。 移動勾配 エンド スペクトル 分析 h-t
スタート  最初に銘柄コード、日足・週足・月足の選択、分析期間、何項移動勾配を行うかを入力します。 逆ウォッチ曲線の 作成 移動勾配 転換点・ 売買タイミングの 予測 エンド 株価データ の取得 並び替え・ 分割データの 削除 スペクトル 分析 h-t 分析

23 開始をクリックすると下図のようにYahooファイナンスから株価情報を取得してきます。
株価のデータを入手する スタート 開始をクリックすると下図のようにYahooファイナンスから株価情報を取得してきます。 逆ウォッチ曲線の 作成 移動勾配 転換点・ 売買タイミングの 予測 エンド 株価データ の取得 並び替え・ 分割データの 削除 スペクトル 分析 h-t 分析

24 エンド 取得した情報は日付が 降順となっているため、 昇順に並べ替えをし、 分析には使わない 分割情報を削除します。 移動勾配 スペクトル
スタート 逆ウォッチ曲線の 作成 移動勾配 転換点・ 売買タイミングの 予測 エンド 取得した情報は日付が 降順となっているため、 昇順に並べ替えをし、 分析には使わない 分割情報を削除します。 株価データ の取得 並び替え・ 分割データの 削除 スペクトル 分析 h-t 分析

25 ※分析ツールをアドインしておかなければなりません
フーリエ解析とIMABS関数を用いてパワースペクトルを算出します。 スタート 逆ウォッチ曲線の 作成 移動勾配 転換点・ 売買タイミングの 予測 エンド 株価データ の取得 並び替え・ 分割データの 削除 スペクトル 分析 ※分析ツールをアドインしておかなければなりません h-t 分析

26 この数値の絶対値が1に近いほど生命力のある銘柄だと判断できます。
スタート 逆ウォッチ曲線の 作成 移動勾配 転換点・ 売買タイミングの 予測 エンド  この数値の絶対値が1に近いほど生命力のある銘柄だと判断できます。 株価データ の取得 並び替え・ 分割データの 削除 スペクトル 分析 h-t 分析

27 エンド 移動勾配 スペクトル 分析 h-t 分析 スタート 株価データ の取得 転換点・ 売買タイミングの 予測 並び替え・ 分割データの
逆ウォッチ曲線の 作成 移動勾配 転換点・ 売買タイミングの 予測 エンド 株価データ の取得 並び替え・ 分割データの 削除  上図のh-t分析の欄に表示されているように株価上昇・下降時の平均(hの平均)と平均上昇・下降率(hの平均%)、それにかかった平均期間(tの平均)、平均上昇・下降率を平均期間で割ったものが算出され投資に適しているかを判断します。 スペクトル 分析 h-t 分析

28 調整後終値と出来高から逆ウォッチ曲線を作成する。右に張り出した点を転換点とします。
スタート 株価データ の取得 並び替え・ 分割データの 削除 スペクトル 分析 h-t エンド 転換点・ 売買タイミングの 予測 移動勾配  調整後終値と出来高から逆ウォッチ曲線を作成する。右に張り出した点を転換点とします。 逆ウォッチ曲線の 作成

29 調整後終値から各項の移動勾配を計算します。
スタート 株価データ の取得 並び替え・ 分割データの 削除 スペクトル 分析 h-t エンド 転換点・ 売買タイミングの 予測 移動勾配 調整後終値から各項の移動勾配を計算します。 逆ウォッチ曲線の 作成

30 このようなグラフが現れ、ここから次の転換点を予測できます。転換点は逆ウォッチと同じく右に張り出した点です。
スタート 株価データ の取得 並び替え・ 分割データの 削除 スペクトル 分析 h-t エンド 転換点・ 売買タイミングの 予測 移動勾配  このようなグラフが現れ、ここから次の転換点を予測できます。転換点は逆ウォッチと同じく右に張り出した点です。 逆ウォッチ曲線の 作成

31 今までの分析から算出した転換点が下図のように表示されます。
スタート 株価データ の取得 並び替え・ 分割データの 削除 スペクトル 分析 h-t エンド 今までの分析から算出した転換点が下図のように表示されます。 転換点・ 売買タイミングの 予測 移動勾配 逆ウォッチ曲線の 作成

32 この分析の優位性 ファンダメンタル分析的優位性 テクニカル分析的優位性 その他の優位性 投資タイミングを測ることができます
企業体質を株価の変動から数値的に測ることができる h-t分析や逆ウォッチ分析により長期的な保有が可能です テクニカル分析的優位性 投資タイミングを測ることができます その他の優位性 新しい手法であるため(世に広まっていないため)より確実に理論的根拠に基づいた結果なのです。

33 この分析の留意点 月足で移動勾配をとることがその株の特徴を見出すのに最適なため、少なくとも2ヶ月のタイムラグが発生すること
 月足で移動勾配をとることがその株の特徴を見出すのに最適なため、少なくとも2ヶ月のタイムラグが発生すること データ数が少ないとエラーを検出すること(大量のデータを扱うことが望ましい・・・特に、音を発生させる場合)

34 分析結果の一例  分析結果から優良であると思われる10銘柄を選出し、観測点から実際の株価の上昇率を同期間の日経平均株価の上昇率と比較したものが下の表です。  10銘柄中7銘柄で日経平均を上回るパフォーマンスを発揮する銘柄選択ができていることが見て取れます。

35 当面の売り銘柄と買い銘柄  参考までに同じ観測点から売り場を迎えていない銘柄(表上)と、2006年3月時点での今後買い場を迎えるであろう銘柄(表下)を示しておきましょう。


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