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難民の子どもたちに絵を送ろう 企画・提案:Pax IV Hyper.

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1 難民の子どもたちに絵を送ろう 企画・提案:Pax IV Hyper

2 Pax IV Hyper: http://www.paxiv.org
■はじめに  2000年12月に、下記のような活動が、日本連盟ローバース会議により開始された。  「日本連盟ローバース会議の提唱により、「国境なきアーティストたち」の活動支援するとともに、年少のスカウトの描いた絵とクレヨンをセットにした「アートパック」を紛争地域の難民の子どもたちに送ろうというキャンペーンが開始されました。」(ローバース会議ウェブサイトより引用)  この「絵を送るプロジェクト」のために、日本全国のビーバーやカブスカウトから、彼らが描いた絵が集められた。当初の予定では、この集められた絵が、紛争地域の難民の子どもたちに送られる予定であったが、現在のところ集められた絵は、国境なきアーティストの日本事務所に保管されたまま、紛争地域の難民の子供たちには送られておらず、詳細な予定も立っていない。  結果として、このキャンペーンは「絵を集める」ものでしかなく、実際に絵を提供した国内のBVS・CS関係者からの不満と不安の声が出ているのも実情である。ボーイスカウトとしても、是非代表者が直接絵を渡すところまで携わり、それらの結果を国内スカウトに反映させることで教育的な活動となり、今後行われるであろう様々な企画に対してのアプローチとなりえると考察する。  本企画書は、日本で眠っている絵を紛争地域の難民の子どもたちに届け、絵を送るプロジェクトを完遂するために書かれた。このプロジェクトは、すでにローバース会議では活動は終了しているため、Pax IV Hyperが中心となり業務を引き継ぎ、実行することを企画・提案する。 Pax IV Hyper: - 1 -

3 ■背景1:国境なきアーティストとは  ARTISTS WITHOUT BORDERS - 国境なきアーティストたちは、熱意を持った人々が集まった新しい組織です。 世界各地の多くの国々で起こっている民族の再構成の動きや、冷戦終結後にでてきた武力行使によって世界秩序を構築しようとする動き、移民や国際化から生じる社会的・文化的亀裂、内戦による不和などに関心を持つ人が集まっています。 国境なきアーティストたちは、武力衝突の犠牲となっている人々に、アートやエンターテイメントを通して、心の面での手助けをします。人にとって芸術は食料や水と同じくらい必要なものであり、人は芸術を通してカタルシス(catharsis=精神の浄化)を得ることができます。これが、芸術が持つ最も重要な機能です。精神や感情などの心理的な面での癒し(いやし=ヒーリング)において、この芸術を通して得られるカタルシスは、きわめて重要な役割を果たしているのです。 国境なきアーティストたちは、有名、無名にかかわらず、才能あるアーティストの作品を紹介します。無名のアーティストは、人道的支援のために作品を提供することで、自分の作品が世に送り出され、経験を積むことができます。既に名の知られているアーティストも、私たちの人道的支援活動と結び付くことでさらなる名誉と人望を得ることができます。 「国境なきアーティストたち」にボランティア(volunteer member)として、または作品・才能の提供者(contributing member)として参加するアーティストは、無名であっても、著名であっても、優れた才能を共通して持っています。 国境なきアーティストたちは、文化の消滅の危機に瀕している少数民族への関心を高め、世界の文化的多様性を守るために力を注いでいます。 国境なきアーティストたちは、National Geographic Societyの掲げる科学的・文化的目標、国境なき医師団の人道的支援活動、Survival International(先住民族の支援組織)の重要な役割、United Colors of Benettonによるマルチ・カルチャーな広告キャンペーンを組合わせて急速に成長していきます。さらに、才能あふれる芸術を紹介する尊い役割を果たします。 国境なきアーティストたちは、紛争の犠牲者となった人々にアートを運び、直接の人道的支援活動を遂行するボランティアや、世界の文化・民族の多様性を共感しあいながら、平和・相互理解をもたらすワールド・アーティスト、苦境に立つ人々を助けるという人道的義務のために作品と才能を捧げるあらゆる分野の優れたアーティストなどによって構成されています。 (以上国境なきアーティストウェブサイト - 2 -

4 ■背景2:なぜ絵なのか?   「国境なきアーティストたち」は、紛争で傷を負った子どもたちの心を癒し、浄化(カタルシス)するためには芸術に触れ、また、芸術的な表現を行うことが非常に有効な手段であると考えている。「絵」を通じての子どもたちの交流もそのひとつであり、質の高い音楽や芸能を提供する活動も行っている。  この趣旨に賛同した日本の芸術家も多く活動に加わっており、「汎マイム工房」(東京で活動しているピエロとパントマイムのグループ)はユーゴの子どもたちのために、特にベオグラードなどNATOの空爆や経済制裁の被害を受けた地域を巡回した。また現在、沖縄のミュージシャン喜納昌吉氏の現地コンサートも企画されている。   日本のスカウトにとっては、武力紛争のために心身に傷を負った同年代の子どもたちが多くいることを知り、彼らに思いを馳せ、絵に思いを託して伝える活動の中で、世界には信じられないような悲惨な状況があり、その状況下においても、子どもたちは日々生きて成長していることを知るという国際理解の機会となる。また、現地の子どもたちにとっては、おそらく聞いたこともないような遥か極東の国の子どもたちが、自分たちのことを知り、気にかけ、絵や画材を贈ってくれたという事実に励まされ、自分たちも絵を描いて(絵画指導のワークショップも行われる)自分たちの心を返信し交流することができる。  芸術的な活動と言語の違いが障壁とならない交流が実現することになる。 (以上ローバース会議ウェブサイトより引用) - 3 -

5 ■企画概要(期間) 2000-Dec ローバース会議によりプロジェクト開始 2001-May ローバース会議においてはプロジェクト終了? 2001-Sep 準備派遣 2002-? プロジェクト継続? 2001-Jul Pax IV Hyperにより、プロジェクト提案。今回提案するのは、2001-Sepの準備派遣のみであり、それ以降のプロジェクト継続については、準備派遣修了後再度、評価、継続審査を行う必要がある。 - 4 -

6 ■企画概要(プロジェクトサイクル) 現状 今回提案する プロジェクトサイクル 企画 企画 評価 実行 評価 実行 実行 実行
(ローバース会議) (ローバース会議) 評価 絵の収集 (ローバース会議) 実行 評価 評価・反省 スカウト+AWB 絵の収集 (ローバース会議) 実行 予定無し 絵の送付(未完了) (AWB) 絵の送付 スカウト+AWB 実行 実行 AWB=国境なきアーティスト プロジェクトサイクルにおけるポイント:現状のプロジェクトの場合、日本国内でビーバやカブスカウトから絵を収集する作業はローバース会議が行い、その後の絵の送付や紛争地域での絵を渡す作業、さらにプロジェクト全体に関する評価活動が、AWBに完全に任されている。本提案書では、プロジェクトの実行部分である、絵の送付、評価活動についてもスカウトを導入し、プロジェクトサイクルのすべての段階において、ボーイスカウトが関わることを目指す。 - 5 -

7 ■企画:プロジェクト(目的地・人員・日時)
航空運賃の掛らない、日本に比較的近いアジア・中近東での模索の結果、下記の2カ国が実施に適していると判断した。なお、目的地については国境なきアーティストとの協議により、下記の2案に限らず変更しうる。 スリランカ ユーゴスラビア(コソボ) 人員 参加者はボーイスカウト日本連盟におけるユーススカウトを中心とする。 年 齢:18歳以上が望ましい。 人 数:2名から3名 日時 参加対象者であるユーススカウトが参加可能な日時であり、参加者が重複するおそれのある、日本連盟アジア・太平洋提携プロジェクト(バングラデシュ)派遣の日時を考慮の上、2001年9月頃 をプロジェクト実施日時とする。。 - 6 -

8 ■企画:プロジェクト(資金・プログラム)
主な資金の調達は様々な企業であり、各物品をメインの商品としている企業に提供してもらう方向である。例: 画材関係>(株)コクヨなど。   寄付金:スポンサーによる物品・金銭的援助。個人による金銭的援助。   参加費:参加者から徴収する。     募金:募金活動の実施。 プログラム プログラムでは、ただ単純に紛争地域に絵を運ぶだけではなく、ボーイスカウトおよび国境なきアーティスト固有のプログラムを展開したい。提案するプログラムを大きく分けると現地での活動と日本国内での活動に分けられる。現地の活動のメインプログラムはワークショップであり、日本国内の活動はPR活動と事前準備&事後報告になる。 ・ワークショップ:日本のビーバー・カブスカウトに描いた絵を展示し、また難民の子供たちに絵を描いてもらう。画材などは全てプレゼントする。日本国内でもワークショップをビーバー・カブスカウトに国際理解を深めるために実施する。その際に絵を描いてもらう。 ・展覧会(日本国内):現地でのプログラム終了後、日本各地で行う。(フィードバック的な部分)難民のこどもたちの絵をいくつかポストカードなどにし、販売することも考えうる。 - 7 -

9 ■今後の展望 本プロジェクトの実施には、参加者であるユーススカウトの他に、日本連盟(事務局プログラム委員会、ローバース会議等)と国境なきアーティストとの協議が必要である。したがって、本企画書で提案した内容は、あくまで第1案である。 Pax IV Hyperは、今後、日本連盟と国境なきアーティストとの協議・議論を行い、全国の参加ユーススカウトともに、本企画を実行したいと考える。 企画書提出者:Pax IV Hyper Website: 概要:Pax IV Hyperとは、神奈川県のローバースカウトを中心としたユーススカウトコミュニティである。主な活動として、ムート2001サポートプロジェクト、バングラ派遣サポートプロジェクトなどがある。詳しくは、上記のWebsiteを参照されたい。 - 8 -


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