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コンピュータの構造2 (OSとアプリケーション)

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Presentation on theme: "コンピュータの構造2 (OSとアプリケーション)"— Presentation transcript:

1 コンピュータの構造2 (OSとアプリケーション)
授業展開#7 コンピュータの構造2 (OSとアプリケーション)

2 ハードとソフト ハードウエア:CPUやメモリーなど ソフトウエア:OSやアプリケーションなど

3 OS(Operating System) 基本ソフトウエア コンピュータの使い勝手をよくするための手助けのソフトウエアをいう。 OS
 コンピュータの使い勝手をよくするための手助けのソフトウエアをいう。 アプリケーション ソフト1 ソフト2 OS デバイスドライバ / BIOS ハードウエア

4 OSの役割 ハードウエア資源の管理 (キーボードやメモリの管理など) アプリケーションソフトに共通する機能の提供(メニュー表示など)
 (キーボードやメモリの管理など) アプリケーションソフトに共通する機能の提供(メニュー表示など) ファイルシステムの提供  (FDD、HDDなどのファイル管理)

5 コンピュータの起動 電源ON CPUが物理的に設定されている特定アドレスを指定して、実行させる(BIOS ROM)。 BIOSの処理
CPUが物理的に設定されている特定アドレスを指定して、実行させる(BIOS ROM)。 BIOSの処理 IPLの実行 OSの起動

6 BIOS (Basic Input/Output System)
BIOS (Basic Input/Output System) 起動時のBIOSの処理 CPUとバス管理ユニットのチェックと初期化 ディスプレイモニタへの表示処理の開始 各種ハードウェアのチェックと初期化 起動ドライブの検出 ブートストラップローダ(起動プログラム)の起動 パーティションテーブルが検索され、ブートセクターが読み込まれる。 そのOSのファイルシステムが理解され、OS固有の最初のファイルが読み込まれる(ブートセクター内のIPLが行う)。

7 IPL(Initial Program Loader)
IPL(Initial Program Loader) OSを起動するために最初に必要なファイルをハードディスクからメインメモリにロードするためのプログラム。 Windows95/98/Meの場合 IPLによりIO.SYSがロードされ、さらにCOMMAND.COM、 Windowsカーネルの順にロードされる。 WindowsNT/2000/XPの場合 IPLによりNTLDRがロードされる。NTLDRはBOOT.INI、BOOTFONT.BIN を読み込む。ついでNTDETECT.COMによりハードウェアを確認して 最終的にWindowsのカーネルをロードする。

8 OSの歴史 1955年 ノースアメリカン航空、大型計算機用 1964年 OS/360(IBM):大型計算機用OS
1955年  ノースアメリカン航空、大型計算機用 1964年  OS/360(IBM):大型計算機用OS 1970年代 UNIX:ミニコン用OS 1974年  CP/M(デジタル・リサーチ):マイクロコンピュータ用OS 1981年  MS-DOS(マイクロソフト→IBM) 1982年  PC-9801(NEC)N88-BASIC 1984年  マッキントッシュ(アップル):GUI 1985年  ウインドウズ1.0(マイクロソフト):MS-DOSがベース 1992年  ウインドウズ3.1(マイクロソフト):MS-DOSがベース 1995年  ウインドウズ95(マイクロソフト):まともなGUI、マルチタスク 1998年  ウインドウズ98(マイクロソフト) 2000年  ウインドウズ2000(マイクロソフト)(Me) 2001年  ウインドウズXP(マイクロソフト) 2007年  ウインドウズVista(マイクロソフト)

9 OSの種類 UNIX:ワークステーション用OS、ネットワークに強い。安定している。 MS-DOS:16ビットCPU用OS、CUI
マッキントッシュ:GUI ウインドウズX.X:GUI機能 ウインドウズ2000、NT:ネットワーク機能強化 CUI:Character User Interface GUI:Graphical User Interface

10 GUI 1981年 ゼロックス アルトを開発 1983年 アップル リサを発売 1984年 アップル マッキントッシュを発売
1981年 ゼロックス アルトを開発 1983年 アップル リサを発売 1984年 アップル マッキントッシュを発売 1995年 マイクロソフト Windows95 アルト リサ

11 Linux(リーナスのUNIX) フィンランドのリーナス・トーバルズ(Linus Torvalds)が開発・公開。
自由に再配布することのできる, 独立した Unix 系オペレーティングシステム(OS) オープンソース   → 高いセキユリティ

12 マイクロソフト 1975年 MITS社がAltair8800発売
1975年 MITS社がAltair8800発売 ハーバード大学2年生のビル・ゲイツは、ポール・アレンと共にAltairのためにBASICを開発してMITS社に売り込んだ。 アップルⅡ、NEC、など各社にも搭載。 IBMがマイクロソフトにPC用OSの開発依頼。 シアトルコンピュータプロダクツのOSをマイクロソフトが購入、手直しをしてIBMに納入。後のMS-DOSとなる(1981年)。 1985年 Windows1.0を開発する。 1995年 Windows95を発売する。

13 コンピュータ言語 コンピュータに作業をさせるために人間が記述する言葉。 機械語 FORTRAN COBOL BASIC C言語

14 機械語 2進数言語:数字の羅列、人間には分かりにくい ↓
          ↓ ニーモニック:機械語のプログラムを人間が理解できるように簡略化した英単語や記号の組み合わせに置き換えたもの。 アセンブラと呼ばれるソフトウェアを用いてニーモニックを機械語に変換する。

15 アセンブリ言語による計算例 1+2=3の計算例 メインメモリの15番地に1がある。 メインメモリの16番地に2がある。
CPUのレジスタAを使用する。 足しあわせた結果をメインメモリの番地17に格納する。 メインメモリの15番地のデータをレジスタAに入れる。 レジスタAの値とメインメモリの16番地の値を足しあわせて、その結果をレジスタAに入れる。 レジスタAの値をメインメモリの番地17に入れる。 ニーモニック表現 LD  A, (15)  15番地の内容をレジスタAに格納する ADD A, (16)  16番地の内容をレジスタAに加えて、結果をレジスタAに格納する LD (17) A    レジスタAの内容を17番地に格納する ちなみに「LD」は2進数では「00111010」 ニーモニックで書かれたCPU用の言語をアッセンブリ言語という。 機械語と1対1で対応している。

16 高級言語 人間に分かりやすいコンピュータ言語 → コンピュータには負担! FORTRAN:科学技術計算用 COBOL:事務処理用言語
        → コンピュータには負担! FORTRAN:科学技術計算用 COBOL:事務処理用言語 BASIC:初心者向け C言語:UNIX、移植性・汎用性に富む言語。 BASICの例 PRINT 1+2

17 各種アプリケーション コンピュータに仕事をさせるためのソフト ワード:ワードプロセッシングソフト エクセル:表計算ソフト
アクセス:データベースソフト ケミドロー:化学構造式作成ソフト フォトショップ:ペイントソフト IE:ブラウザーソフト

18 演習 OSの機能にはどのようなものがあるか。 現在使用されているOSの例を3つ挙げよ。
TSS(Time Sharing System)とは何か。 アッセンブリ言語とは何か。

19 中間試験について 持ち込み可能なもの   筆記用具   電卓   直筆ノート 範囲   授業全範囲

20 復習 情報とは 情報量(ビット):I(a)=-log2P(a) デジタルとアナログ(A-D変換)
  量子化、ダイナミックレンジ、サンプリング周波数 二進数、16進数(計算) 符号化(計算) 真理値表(論理演算) 情報圧縮:分類と手法   音声、画像(静止画、動画)

21 復習 スイッチング素子:種類と特徴 リレー、真空管、トランジスタ、IC メモリー:分類と特徴 RAM、ROM、キャッシュ、仮想記憶
  リレー、真空管、トランジスタ、IC メモリー:分類と特徴   RAM、ROM、キャッシュ、仮想記憶 記憶装置:種類と容量(計算)   FD、HDD、CD、DVD インターフェース:種類と特徴   シリアル、パラレル

22 復習 OS(機能、種類) プログラミング言語(種類)


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