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曝露防止対策としても有効な 有用性 ーより安全、安心、簡便な ○盛本修司、 株式会社
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経管投与用薬剤注入バッグのの検証 簡易懸濁法を提供ー 敖剛 花、野崎雅男 モリモト医薬
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◆概 要 胃ろう、経鼻胃管など経管投与の患者への投薬の方法として、日本の半数以上の病院において倉田式簡易懸濁法が用いられている。現在は主に懸濁ボトルやシリンジなどを使っていて、確かに従来の粉砕法と比較すると安全、簡便になったが、ボトルやシリンジの再使用や、懸濁液の漏出など、衛生面や作業性、曝露対策において、患者にとっても、薬剤師・看護師にとっても不安が残る。 そこで、当社は高気密で漏出がなく安全で、在宅でも容易に使える新型注入バッグを、昭和大学薬学部の倉田先生と共同開発した。 本製品を用いて薬剤を押しつぶすことにより、従来の簡易懸濁法では適さないとされてきた薬剤を容易に懸濁できることが、実験により確認でき、アンケート調査の結果などから有用性も検証できた。
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注射剤と同じく錠剤、カプセル剤も注意が必要! 粉砕による吸入被曝、懸濁液の漏出による経皮被曝!
◆厚生労働省通達 (2014年5月) 「抗がん剤等に対する曝露防止対策について」 抗がん剤等を取り扱う薬剤師や看護師等の労働者が意図せず、それらの気化した抗がん剤の吸入曝露、針刺し、漏出した抗がん剤への接触による経皮曝露した場合等に健康被害を発症するおそれがあるため、必要な曝露防止対策を実施する必要があります。 記 4.取扱いに係る作業手順を策定し、 関係者に周知徹底 日本医師会 日本薬剤師会 日本病院薬剤師会 日本看護協会 日本病院会 全日本病院協会 日本医療法人協会 日本社会医療法人協議会 日本精神科病院協会 しかし、「簡易懸濁法」という新しい方法が導入されるようになり、粉砕法の問題点が指摘されるようになりました。 これらの問題点が指摘される事に伴い、問題点を解決した「簡易懸濁法」がどんどん導入されてきました。 注射剤と同じく錠剤、カプセル剤も注意が必要! 粉砕による吸入被曝、懸濁液の漏出による経皮被曝! 抗がん剤以外の様々な薬剤の曝露にも注意が必要!
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◆新型注入バッグによる薬剤崩壊手順 特許取得済み ノズルから液漏れなし スプーン等で押しつぶす
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◆使用法が簡単! 《 シリンジ・容器 → バッグへ 》
◆使用法が簡単! 《 シリンジ・容器 → バッグへ 》 ◎従来課題 ①従来は作業手順が面倒なので 退院して粉砕処方に戻る ②懸濁時間がかかり配合変化が懸念 ③用具を繰り返し使用するので作業の バラツキと衛生面でも問題 ★新型注入バッグはすべてを解決し、 経管投与の患者さんに対し 分かりやすく安全な簡易懸濁法を実現!
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◆簡易懸濁法崩壊不良薬剤の新型注入バッグの適用結果
番 号 商 品 名(規 格) (代表的な薬剤) 剤 形 マクロゴール 含有 通過評価 サイズ (Fr.) 55℃ 5分 10分 1 プラビックス錠25mg フィルムC錠 ● 8 ◎ 2 プラビックス錠75mg 3 タケプロンOD錠15 OD錠 4 ミカルディス錠40mg 素 錠 ― ○ 5 アレグラ錠60 6 シングレア錠10mg 7 クラビット錠(100mg) 5mgアリナミンF糖衣錠 糖衣錠 9 25mgアリナミンF糖衣錠 10 50mgアリナミンF糖衣錠 11 レザルタス配合錠HD 12 ☆ メインテート錠2.5mg 13 チラーヂンS錠50μg 14 ビソプロロールフマル酸塩錠2.5mg「日医工」 15 アルタットカプセル75mg 硬カプセル △ 16 イーケプラ錠500mg 17 オーグメンチン250RS 番 号 商 品 名(規 格) (アイウエオ順) 55℃ 5分 10分 18 グリチロン配合錠 ☆ 19 ケタスカプセル10mg ◎ 20 コントミン糖衣錠25mg 21 シメチジン錠200mg「タナベ」 ○ 22 ストラテラカプセル10mg 23 セルセプトカプセル250 24 セレキノン錠100mg ― 25 チオラ錠100 26 チョコラA錠1万単位 27 トフラニール錠25mg 28 パロチン錠10mg 29 ビタミンE錠50mg「NT」 30 フェルムカプセル100mg 31 ベゲタミン錠B 32 ラニチジン錠75mg「タイヨー」 33 リマチル錠100mg 記入例 : ○:投与可能 ◎:指で押し潰し ☆:スプーン等で押し潰し ×:投与困難 △:時間をかければ完全崩壊しそうな状況、またはコーティング残留等によりチューブを閉塞する危険性がある崩壊状況"
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◆『新型注入バッグ』は、不適の薬剤を通過させる!
フィルムC錠や糖衣錠も懸濁できる! 一部の徐放性製剤やマグロコール含有製剤には不適が考えられるので注意が必要。 はい! 新型注入バッグを お使いいただければ 通過します! 御社の薬剤○○は 簡易懸濁法で 通過しますか? ホッ 良かった 調剤薬局 病院
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◆新型注入バッグはインシデントを回避できる
●チューブ閉塞 : 経口から経鼻管へ変更時、懸濁できる薬か確認変更せず閉塞 → 注入バッグは薬剤の溶解の目視が容易なので回避可能 ●誤薬 : チップと分包の氏名の不一致、薬の色が違うことに気づき、取り違えが発覚 → 注入バッグへの分包袋貼付、付属ラベル貼付で防止可能 ●患者誤認 : チップの名前を取り違えて準備、昼の内服がない患者に用意された → 注入バッグへの分包袋添付、付属ラベル貼付で防止可能 ●シリンジ紛失による薬の用意忘れ : シリンジが見当たらず、薬の準備を忘れた → 注入バッグは使い切り、洗浄乾燥不要 ●抗がん剤 : 曝露防止対策が大変 → 注入バッグで安全・安心 TS1、イレッサ、タルセバ、ジオトリフ などを使用している病院もあります n=17 ※これらは新型注入バッグを使用いただいた 病院からのご意見です 注入バッグの方が 使いやすい 88%
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◆新型注入バッグ アンケート集計結果 【N=17 病棟看護師】 シリンジに比べ良い評価が得られた
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◆廃棄コストが 約1/8 !! 医療廃棄物の回収費用:(例)20リットルで \4,500 ※容積比較
25本で 体積:約10リットル 200枚で シリンジ:きれいに並んだ状態 新型注入バッグ ※容積比較 1ケ当りの廃棄コスト比較 ◆シリンジ 4,500円÷ 50本=90円/本 ◆新型注入バッグ 4,500円÷400枚=11.5円/枚 78.5円 の差 ゴミ箱に捨てた状態だともっと差が広がる! (20リットルの場合)
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◆新型注入バッグ導入による経済効果 (1ヶ月比較)
コストダウン 新型注入バッグ ★ 人件費(薬剤師、看護師)のコスト削減! ★ チューブ閉塞・誤薬などのインシデントを解決! ◆用具代: ①経管投与患者が、20名として計算 ②用具(シリンジ等)を 50円/個と仮定し、1週間使用後に廃棄 ③クイックバッグを 100円/個と仮定し、使い捨て 条件) ◆看護師コスト:用具の準備確認用具の洗浄・乾燥、用具の管理注入など ◆インシデント:チューブ閉塞・誤薬などインシデントが1年に2回発生し、100万円/年の損失 ◆薬剤師コスト:調剤、照合、薬剤の粉砕、分包など ◆導入コスト :薬剤リストの作成、システム構築、乾燥機など 708 699 440 ※時間給(厚生労働省平成23年賃金構造基本統計調査統計より引用・算出) 薬剤師:2,400円/時間 = 40円/分 正看護師:2,300円/時間 ≒ 38円/分 [単位:千円]
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【まとめ】 有用性 簡易懸濁法で不適の薬剤が使用可能へ 錠剤を押しつぶせる 2. チューブ詰りを回避 懸濁状態を確認できる
錠剤を押しつぶせる 2. チューブ詰りを回避 懸濁状態を確認できる 3. 抗がん剤などの使用時も安全・安心 気密性が高く、再使用不可能な構造で使い捨て 4. コストダウンも実現 ①廃棄コスト ②時間コスト
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見本 ナースマガジン2016年夏号(7/25発行)で紹介されました
「懸濁の確認がしやすいですし、バッグについている注入口から全量投与できます。気密性が高く薬液の漏れも防げますので、作業中の曝露予防の効果は高いと思います。 また、シリンジ使用の場合は使用後の洗浄や乾燥等の業務が発生しますが、新型注入バッグはその都度廃棄するので、感染予防や業務の削減に加えて廃棄費用の削減といったメリットを感じています。今後はこれらのメリットを正しく理解して正しく応用できる看護師を増やして、院内の態勢を整えていきたいと考えています」 がん化学療法看護認定看護師 勝連 勝さま (医療法人社団圭春会 小張総合病院)
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