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情報社会に参画する態度(2) 情報科教育法 11 回目 2005/6/25 太田 剛.

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1 情報社会に参画する態度(2) 情報科教育法 11 回目 2005/6/25 太田 剛

2 目次 情報化と社会 社会の中の情報システム 情報システムのしくみ 情報化の影響 情報化社会の光と影 おまけ

3 日々進歩・変化している情報システムを扱います。
1.情報化と社会 日々進歩・変化している情報システムを扱います。

4 米クレジットカード情報流出事件を扱う。 ・常に最新の情報で考える。 ・生徒にとっては、テレビ・新聞などで話題になり、興味を引き易い。 ・旬な話題として、テレビ、インターネットなどで生徒が情報を集め易い。 ・生活に直結して問題である。

5 米クレジットカード情報流出事件 (1) 社会の中の情報システム: どのような情報システムが社会で使われているか。 => クレジットカードを使用したシステムはどのようなものか。どのように社会で使用されているか。

6 米クレジットカード情報流出事件 (2) 情報システムのしくみ: 情報システムはどのような構成になっているか。 社会で使用されている情報システムはどのように仕組みになっているか。 => クレジットカードをサポートする情報システムはどのようなものか、運用に対するシステムの特徴は。

7 米クレジットカード情報流出事件 (3) 情報化の影響: 情報システムによって社会や生活はどのように変化するか。情報システムは、どのように影響しているか。 クレジットカードによって社会や生活はどのように変化しているか。 カード社会、キャッシュレス社会

8 米クレジットカード情報流出事件 (4) 情報化の影: 情報化の影の部分とその対応。 => クレジットカードによって社会や生活に悪影響や犯罪が発生するか。またその場合の対応方法はどうするか。

9 選択30問 次のページの問題DBから出します http://www.ceres.dti.ne.jp/~gohome/Rika200411/
.前期試験について 選択30問 次のページの問題DBから出します

10 2.社会の中の情報システム

11 米クレジットカード情報流出事件 (1) 社会の中の情報システム: どのような情報システムが社会で使われているか。 => クレジットカードを使用したシステムはどのようなものか。どのように社会で使用されているか。

12 クレジットカード・電子商取引はどのようなものか
1.クレジットカードの歴史 1950年 アメリカのダイナーズ 1061年 丸井のクレジットカード 現在 国内での発行枚数  平成5年2億2千枚  平成15年2億6千枚 2. クレジットカードの機能 ショッピング機能   平成15 年26.6兆円 キャッシング機能   平成15 年7.6兆円

13 クレジットカード・電子商取引はどのようなものか
2.クレジットカードのしくみ

14 クレジットカード・電子商取引はどのようなものか
3.クレジットカードの仲間 クレジットカード 後払い プリペイドカード 前払い Suica, 携帯さいふ デビットカード 即時払い ポイントカード サービス キャッシュカード 銀行ATM 複合カード= 上記のカードの組み合わせ

15 クレジットカード・電子商取引はどのようなものか
4.各種カードの利用 1) 現金を持たずに買い物ができるようになった  後払い、分割払い = クレジットカード 2) 通販、オンラインショッピングでの支払い  クレジット番号、名前、有効期限だけで購入 3) 銀行の入出金が楽になった  キャッシュカードのATMでの利用 4) 買い物をするとポイントがたまるようになった。  ポイントカードなどの充実

16 2.情報システムのしくみ

17 米クレジットカード情報流出事件 (2) 情報システムのしくみ: 情報システムはどのような構成になっているか。 社会で使用されている情報システムはどのように仕組みになっているか。 => クレジットカードをサポートする情報システムはどのようなものか、運用に対するシステムの特徴は。

18 情報システムのしくみ: 1. カードの認証 1)従来: 本人のサインの確認 2) システム化 オンラインでの確認 3) 最新
 1)従来: 本人のサインの確認  2) システム化  オンラインでの確認  3) 最新  ICカード化と生体情報認証 「CAFIS」(Credit And Finance Information System)

19 情報システムのしくみ: 2. インターネット上の安全な通信 通常の通信だと他人に内容を見られる可能性がある。 暗号化による通信。
 通常の通信だと他人に内容を見られる可能性がある。  暗号化による通信。  SSL(Secure Socket Layer)

20 情報システムのしくみ: 2. インターネット上の安全な通信 SSL(Secure Socket Layer)を確認しよう。
2. インターネット上の安全な通信 SSL(Secure Socket Layer)を確認しよう。 鍵のところをダブルクリック

21 情報システムのしくみ: 3. インターネット上の安全なクレジット取引 SET(Secure Electronic Transaction)

22 ・個人の生活と社会全体がどのような影響をうけるか考える。
3.情報化の影響 ・個人の生活と社会全体がどのような影響をうけるか考える。

23 米クレジットカード情報流出事件 (3) 情報化の影響: 情報システムによって社会や生活はどのように変化するか。情報システムは、どのように影響しているか。 クレジットカードによって社会や生活はどのように変化しているか。 カード社会、キャッシュレス社会

24 情報化の影響: 授業案 (永野先生: ) (事例1)学習課題:カード社会における生活のシミュレーション
授業案 (永野先生: ) (事例1)学習課題:カード社会における生活のシミュレーション 家計管理の立場から短期の生活設計を考える。実生活では、給料の銀行振込みや公共料金等の銀行引落しが一般化される傾向にあり、そのために家計管理は非常に複雑化している。さらに、クレジットカードを使用した商品の購入が増加し、ますます家計管理の重要性が問われている。このような現状を把握するとともに、家計管理の必要性を認識させ、計画的な生活を実践させることは大切である。また、商品購入をする際の意思決定や、クレジットを利用するときに必要な知識・態度を体験的に学習させることは重要である

25 情報化の影響: 授業案 (永野先生: ) (事例1)学習課題:カード社会における生活のシミュレーション
授業案 (永野先生: ) (事例1)学習課題:カード社会における生活のシミュレーション 学習目標 (1)カード社会、キャッシュレス時代がもたらした変化について理解する。 (2)クレジットカードの仕組みや利用する際に必要な知識について学習する。 (3)健全な商品購入や消費ができるような実践力を養う。 (4)家計の長期化・金融化に伴う問題点について考える。 (5)家計管理の必要性について学習する。

26 情報化の影響: 授業案 (永野先生: ) (事例1)学習課題:カード社会における生活のシミュレーション
授業案 (永野先生: ) (事例1)学習課題:カード社会における生活のシミュレーション 学習目標 ・カード社会やキャッシュレス時代がもたらした家計の変化について話し合う。 ・銀行口座の給料振込や公共料金の引落について実態を調べる。 ・生活シミュレーションゲームソフトを用いて1年間の単身生活をシミュレートする。 ・体験をもとに、クレジット返済の妥当な金額や割合の具体的な数値について話し合う。 ・生活シミュレーションゲームソフトへ再度取り組む。 ・シミュレーションゲームでの結果を報告し合い、互いに評価し合う。 ・家計を管理するために必要なデータや家計簿の役目について話し合う。

27 ・米クレジットカード情報流出事件 をもとに考えてみる。
3.情報化社会の光と影 ・米クレジットカード情報流出事件 をもとに考えてみる。

28 米クレジットカード情報流出事件 (4) 情報化の影: 情報化の影の部分とその対応。 => クレジットカードによって社会や生活に悪影響や犯罪が発生するか。またその場合の対応方法はどうするか。

29 カード社会・電子商取引の影 1. カードおよびカード情報の偽造 米情報流出事件のようにカード関連会社からの情報の盗難・流出 スキミング カード使用時の情報コピー 店員、空き巣、読み取り装置への取り付け フィッシング スパイウェア、偽Webサイト カード情報生成

30 カード社会・電子商取引の影 2.企業の情報の盗難・流出を防ぐ 企業・個人のモラル 企業でのセキュリティ規則 物理的なアクセス、要員、チェック ITのしくみによる防御 ネットワーク、ハードウェアのセキュリティ ネットワーク犯罪のとりしまり 警察庁 サイバー犯罪対策

31 カード社会・電子商取引の影 3.カード犯罪を個人としてどのように防ぐか 本人が注意して防ぐ。 どうしようもない場合を減らす、防ぐ。

32 カード社会・電子商取引の光と影 4.カード時代を生き抜く かしこいカードの選び方、使い方 カード破産をしないために。

33 カードを安全or賢く使おう。 今回の米カード情報流出事件の発生において、自分のカードが不正に利用されていないか確認する方法を調べなさい。
又は 加入するカードの賢い選択方法について調べなさい。 上記どちらかの課題について調べてメールする。 締め切り 7/10  で提出 件名 理科大課題0625: 氏名 学籍番号 同一件名で 理由有りパス又は遅延も受付ます。

34 小中学校用の素材や教材もばかにできません。
いろいろな情報源 小中学校用の素材や教材もばかにできません。

35 NIE Newspaper in Education、「教育に新聞を」 ・新聞をそのままつかう。 日本新聞教育文化財団 インターネットNIE 朝日新聞 - ののちゃんのNIE 教育に新聞を -


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