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Published byありおき みやまる Modified 約 7 年前
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第1回 吉永医院 在宅医療連絡相談会 コンセンサス・ミーティング 褥瘡の対処について 医療法人 社団永仁会 吉永医院 内 科 吉永 治彦
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圧迫の強さ・時間と皮膚の壊死 200mmHg × 2時間、 500mmHg × 20分 で、皮膚は壊死する。 仰臥位での仙骨 150mmHg
200mmHg × 2時間、 500mmHg × 20分 で、皮膚は壊死する。 仰臥位での仙骨 150mmHg → 2時間おきの体位交換が必要 坐位での坐骨結節 500mmHg → 20分おきの体位交換(座りなおし)が必要 Eijinkai Yoshinaga Clinic
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褥瘡の発生機序 Eijinkai Yoshinaga Clinic
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弱い圧迫でも「ずれ」が加わって褥瘡を生じる
Eijinkai Yoshinaga Clinic
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褥瘡の予防 栄養状態 体位交換 → エアマットの重要性 (自分で体位交換できない寝たきり老人) (知覚の低下した老人)
体位交換 → エアマットの重要性 (自分で体位交換できない寝たきり老人) (知覚の低下した老人) 圧迫やずれ → 背抜きの重要性 Eijinkai Yoshinaga Clinic
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治療のポイント 壊死組織のデブリードメントが大切。 壊死組織があるのに薬をつけているだけだと 皮下組織深部の感染(膿瘍)→骨髄炎!
となるケースもある。 Eijinkai Yoshinaga Clinic
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褥瘡の病期と治療 Eijinkai Yoshinaga Clinic
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最近のトレンド 「消毒+ガーゼ」という治療は過去の話 (特に増殖期には) 消毒しない! 滅菌材料は不要。ガーゼではなくラップ使用。
(特に増殖期には) 消毒しない! 滅菌材料は不要。ガーゼではなくラップ使用。 水道水で洗浄。 入浴可(ふさがなくてもよい、ただしよく流す) Eijinkai Yoshinaga Clinic
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被覆材の種類 Eijinkai Yoshinaga Clinic
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当院での治療方針と具体的薬剤 ① 早期のデブリードメントで壊死組織を除去 ② (膿がある場合)ユーパスタ軟膏 (=消毒+増殖を促す)
① 早期のデブリードメントで壊死組織を除去 ② (膿がある場合)ユーパスタ軟膏 (=消毒+増殖を促す) ③ (増殖期以降は消毒せず)デュオアクティブ (=ハイドロコロイト) ④ ハイドロサイト (=ポリウレタンフォーム) ⑤ ドレッシングテープのみ Eijinkai Yoshinaga Clinic
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下肢の褥瘡は要注意 閉塞性動脈硬化症(ASO)や糖尿病や血行障害があると、 壊死組織をデブリードメントできない!
Eijinkai Yoshinaga Clinic
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まとめ 予防が重要 早期発見が重要 治療では早期のデブリードメントが重要 消毒しない。乾燥させず浸潤環境で治す。
(自力で体位交換できない人、痛みを訴えない人に注意し、 体位交換。エアマットも考慮) 早期発見が重要 治療では早期のデブリードメントが重要 消毒しない。乾燥させず浸潤環境で治す。 Eijinkai Yoshinaga Clinic
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