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新潟県の蔵元に関する 実証的研究 4年 商学部 国際ビジネス学科 五十嵐あ さひ 4年 商学部 国際ビジネス学科 高沢由佳

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1 新潟県の蔵元に関する 実証的研究 4年 商学部 国際ビジネス学科 五十嵐あ さひ 4年 商学部 国際ビジネス学科 高沢由佳
4年 商学部 国際ビジネス学科 五十嵐あ さひ 4年 商学部 国際ビジネス学科 高沢由佳 4年 商学部 国際ビジネス学科 高橋佑汰 4年 商学部 国際ビジネス学科 陳婉露 4年 商学部 経営学科      小塚吉 貴 4年 商学部 経営学科      後藤雄 太 1 1

2 はじめに 2

3 Ⅰ.清酒の概要 1.清酒の歴史 2.清酒の種類 3.清酒の消費量 3

4 1.清酒の歴史 国税庁によると、清酒の誕生は、 紀元前4世紀頃の縄文時代末期から 弥生時代初期に始まったのではないかといわれている。
時代の変遷とともに徐々に酒造技術は発達し、 明治以降には酒造機械の導入、高度精米技術の開発 などにより、酒質は飛躍的に向上し現在に至っている。 4

5 2.清酒の分類 表Ⅰ-1 資料:国税庁『日本酒(清酒)に関するもの』、『知識ゼロからの日本酒入門』より作成。 5

6 3.清酒の消費量 国税庁統計情報によると、2010年の 全国の清酒消費量は58万9,088klで、
成人一人当たり年間5.7リットルの清酒を飲んで いる。 2010年、都道府県ごとの一人当たりの清酒の 消費量ランキングでは、新潟県が第一位である。 6

7 一人当たりの清酒消費量ランキング 表Ⅰ-2 資料:総務省統計局『人口推計年報』、『国税庁統計情報』より作成。 7

8 1.地場産業 2.新潟清酒の生い立ち 3.新潟清酒の美味しさ 4.新潟清酒の海外輸出
Ⅱ.新潟県の地場産業-清酒 1.地場産業 2.新潟清酒の生い立ち 3.新潟清酒の美味しさ 4.新潟清酒の海外輸出 8

9 1.地場産業 全国酒造組合に加盟している 蔵元は約1,600あり、その中で、 新潟県には94もの蔵元がある。
日本清酒専門機関(新潟県醸造 試験場・新潟県酒造組合)によ る長年の努力が地場産業を支 えている。 9

10 2.新潟清酒の生い立ち (1)「新潟淡麗」について 「淡麗」とは、口当たりがさっぱりとして、 癖がないという意味である。
「淡麗辛口」で飲み飽きせず、 後味のきれいなことが最大の特徴である。 10

11 3.新潟清酒の美味しさ (1)「酒造りのこだわり」 平均精米歩合58.2%と低い数値で、 良質な酒米を贅沢に磨いて造られている。
2004年には、新潟県産の米を100%使用し た 新潟ならではの酒を製造するために 「越淡麗」を開発した。 11

12 (2)「自然環境」 新潟県は、稲作に適した環境で 良質な酒米を作りだしている。 冬は、絶え間なく降る雪が空気を清浄にし、
気温を安定させて醸造を助けている。 12

13 (3)「水のこだわり」 蔵元は、独自の井戸水や湧水などの 水源を持っている。 新潟清酒は軟水で酒造りをしており、
軟水はミネラル分が少なく、口当たりが柔らか く 上品な酒になる。 13

14 表Ⅱ 清酒生産地の出荷量推移 日本酒造組合中央会調 (単位:KL、%)
表Ⅱ  清酒生産地の出荷量推移 日本酒造組合中央会調  (単位:KL、%) 注)1.年度は1~12月、カッコ内は前年比 2.全国の出荷量は国税庁調べの1~7月確数   と中央会調べの8月~9月概数を合計したもの 14

15 4.新潟清酒の海外輸出 2012年度における新潟県の清酒輸出 量は、過去最高の1,375klであった。
2011年度までの輸出量はアメリカが  トップであったが、2012年度には韓 国がトップとなった。 東日本大震災以降、中国への輸出は 原子力発電事故の影響で途絶えてい る。 15

16 1.朝日酒造株式会社 2.大洋酒造株式会社 3.新潟県酒造組合の取り組 み 4.課題 5.今後の展望
Ⅲ.実態調査 1.朝日酒造株式会社 2.大洋酒造株式会社 3.新潟県酒造組合の取り組 み 4.課題 5.今後の展望 16

17 1.朝日酒造株式会社 (1)会社の概要 ・1830年に新潟県長岡市朝日に久保田屋とし て 創業し、1920年に朝日酒造株式会社となっ た。 ・「酒蔵のある里」づくりを目指し、特に 「酒造りは米づくりから」という理念のもと、 ・自然保護活動に力をいれている。 ・「品質第一」を念頭に、酒造業を歩み続ける 新潟県NO.1を誇る規模の蔵元である。 17

18 米づくりに対する取り組み ①酒造りの精神 ・「酒造りは米づくりから」の精神を基に、契 約栽培 農家と連携して、地域一体となった米づくり、 酒造りを行っている。 ・酒米の品質向上や新しい酒米の育成などを推 進 するために、1991年から地元の農家や関連 会社と 連携して米づくりを行っている。 18

19 ・品質の良い清酒を造るために欠かすことのでき ない、 美しい自然環境づくりを徹底して行っている。
②環境づくり ・品質の良い清酒を造るために欠かすことのでき ない、  美しい自然環境づくりを徹底して行っている。 ・これまでホタルの保護など自然保護活動の先頭 に  立ってきた。ホタルの保護活動として、  「教育のホタル」「環境のホタル」「交流(観光) のホタル」  3本の柱を中心に、自然環境保護に取り組んで いる。 19

20 2.大洋酒造株式会社 (1)会社の概要 ・1943年に新潟県村上市の村上税務署管内にあ る 14の蔵元業者が合併して設立した会社である。 ・1945年には酒名「越の魂」を、1950年には酒 名 「大洋盛」を製造・発売し、現在に至っている。 20

21 地域と密着した取り組み ・企業理念である「本物の地酒文化の確立」を 実践している。 ・「お酒、文化、食を通じた地域活性化」を目的と して、 「村上市と共に歩む」という地域と密接した以下 の 取り組みを行っている。 ①地元産へのこだわり(酒米) ②地元住民と交流(ファンづくり) ③観光都市を目指す ④地域ブランド「村上」の確立 21

22 ①地元産へのこだわり(酒米) 酒造りをする上で、関西地方で多く使われ て いる山田錦(酒米)の使用をやめ、 新潟で誕生した越淡麗(酒米)を使用して、 オリジナリティのある新潟清酒を製造して いる。 22

23 ②地元住民との交流(ファンづくり) 地域の住民と「大洋盛を味わう会」、「蔵元見 学会」といった地域の人々との交流を大切にし ている。
会員を募集して2か月に1回、「蔵の一年探訪」  という清酒の頒布会を実施している。 村上市の地域ブランドを確立させるために  地域限定商品である「紫雲大洋盛」(酒名)を  販売している。 23

24 ③観光都市を目指す 大洋酒造が所在している村上市は 観光都市を掲げている。村上市の交流人 口 (観光地に訪れる人の人口)増加を目的と して、
 観光都市を掲げている。村上市の交流人 口   (観光地に訪れる人の人口)増加を目的と して、  町屋再生、お人形さま巡り、屏風まつり へ  積極的に参加をしている。 24

25 ④地域ブランド「村上」の確立 観光産業を育成させる地域ブランドの確 立は、 大手企業のナショナルブランドに対抗し うる
 大手企業のナショナルブランドに対抗し うる  強力な手段となっている。  第一段階は観光産業の育成・発展である。  村上市にしかない資源を有効活用し、そ れを   観光事業と結びつけることが重要である。 25

26 3.新潟県酒造組合の取り組み 県内にある約90の蔵元の地酒500種類を新潟の豊かな料理とともに味わうことができる。
知識を身に付けて、新潟清酒の愛飲者の増加と共に、新潟県全体を理解する人が増加していくことで新潟訪問者の増加につなげることを目的としている。 26

27 4.課題 (1)調査結果 新潟県における清酒と蔵元の現状を理解し、 実態調査を行った結果、蔵元は ①新潟清酒を地域ブランドとして確立させ る
 新潟県における清酒と蔵元の現状を理解し、  実態調査を行った結果、蔵元は  ①新潟清酒を地域ブランドとして確立させ る  ②消費者に知ってもらう取り組みを行う  ということを続けてきていることがわかっ た。 27

28 (2)若者の清酒離れの打開策 ①清酒の愛飲者である年長者が、若年層 に 対して清酒の美味しいさや良さを伝え る。
①清酒の愛飲者である年長者が、若年層 に     対して清酒の美味しいさや良さを伝え る。 ②販売する側が地域行事などを通して、 清酒 について知ってもらう取り組みを 行う。 28

29 (3)清酒消費量増加のために ・スーパーやコンビニで売っている清酒と比べて 高価なものであったため、購入する人は少ない。
 高価なものであったため、購入する人は少ない。 ・消費者は定番商品化した低価格なものを購入する  傾向がある。 蔵元は価格で競争するのではなく、品質と地域ブラン ド力で勝負して販売することが重要となってくる。 29

30 地域ブランドが確立し、 個々の特性が生まれる
5.今後の展望と課題 (1)マーケティング戦略 商品差別化を意識した マーケティング戦略の実行 契約農家と連携し、 地元産の酒米にこだわる 地域ブランドが確立し、  個々の特性が生まれる 地元のイベント等に 積極的に参加する 蔵元自身を地域ブランド として売り込むことができる 30

31 (2)品質の高い新潟清酒 良質な清酒 清らかな水 自然環境の保護 高品質の酒米 地域住民や小・中学校の生徒に 地域環境保全の大切さを学ばせ
維持に努める 清らかな水 自然環境の保護 高品質の酒米 31

32 (3)販路拡大案 新潟淡麗にいがた酒の陣 新潟清酒の海外輸出 開催時は売れるが、その後の購買には繋がっていない
日本各地を会場とした新潟清酒のイベントを行う 新潟清酒の海外輸出 これからも輸出先と友好的な貿易関係を図る必要がある 市場の有望性がある国への販売活動が重要 特に東アジア地域への市場拡大が不可欠 32 32

33 おわりに 33

34 参考文献 秋山裕一著『日本酒』岩波書店,1994年。 尾瀬あきら著『知識ゼロからの日本酒入門』幻冬社,2011年。
木村克己著『日本酒の教科書』新星出版者,2013年。 新潟清酒達人検定公式テキストブック編集委員会編『新潟清酒ものしりブック』新潟日報 事業者,2012年。 日刊経済通信社編『酒類食品統計月報2012年11月号』日刊経済通信社,2012年。 新潟日報社発行『新潟日報』2013年6月21日号。 Oishii JAPAN-世界の見本市・展示会-ジェトロ-JETRO.( messe/tradefair/OishiiJAPAN_35817) 取得 国税 庁.( 取得 国税庁.日本酒に関するもの.( sake.htm) 取得 統計表一覧 政府統計の総合窓口.( stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid= ) 取得 新潟淡麗倶楽部(新潟県酒造組合).(http://niigata-sake.or.jp/) 取得 日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合 会.( 50) 取得 日本酒造組合中央会.( 日本酒の種類.( はてなキーワード.(http://d.hatena.ne.jp/keyword/) 取得 34 34


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