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・・・・・ 題材シート ※資料 指導ユニットのシート構成とまとめ方について

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1 ・・・・・ 題材シート ※資料 指導ユニットのシート構成とまとめ方について
※資料  指導ユニットのシート構成とまとめ方について 1.指導ユニットは、「題材シート」「材料・方法ユニット」「実践記録シート」、以上3種類のシートで構成   されています。材料・方法ユニットには、小学校用と中学高校用があります。 2.まずは、ひとつの題材について、指導のねらいに応じた「材料・方法ユニット」を考えてください。   なので、ひとつの題材に対して、複数の材料・方法ユニットで構成されることになります。   考えられる材料・方法ユニットが決まったら、題材シートに全体の構成をまとめてください。 3.「材料・方法ユニット」は、授業の全体をまとめるのではなく、一つのねらいに応じた指導の工夫を   まとめてください。その際、その指導の内容が、材料をメインとする場合には、材料ユニットとして、   方法をメインとする場合には方法ユニットとして扱い、材料または方法のどちらかを選択してください。 4.材料または方法を選択したら、それぞれの指導の目的に応じて、「発想・構想」「創造的技能」「鑑賞」   のいづれかを選択してください。(小学校はなし) そして、図表などを取り入れながらわかりやすく   まとめてください。また、実践記録シートを作成し、評価や改善点などをまとめてください。 5.それぞれの材料・方法ユニットで扱う材料や方法、造形要素(小学校なし)について、ユニットシート   右側の欄内の主な用語を選択してください。これは福井県造形教育研究会のウェブサイト上で検索   するためのキーワードになります。 題材シート ・・・・・ 材料 ユニット 実践 記録 方法 ユニット 実践 記録 方法 ユニット 実践 記録 材料 ユニット 実践 記録

2 どこで、何を使って?(準備物と場の設定)
作成日:H 小学校  中学校  高校 形式 Ver.H 題材シート   ○○な手(レリーフ)                                丸岡高等学校 反保千佳子 ( 10 )時間扱い 参考指導案 あり / なし 題材のねらい どこで、何を使って?(準備物と場の設定) 関心・意欲・態度 自然土の素材に親しみ、土の様々な可塑性を楽しむ。 【場所】 美術室 【準備物】  (教師)ワークシート、プロジェクター、越前荒土1人2.5キロ、粘土板、切り糸、霧吹き、雑巾、音(トライアングル、新聞紙、ビードロなど)、タイマー、粘土べら、ビニール袋 (生徒)筆記用具、体操服(エプロンなど) 発想や構想の能力 手のモチーフから発想・構想し、主題を生成する。 創造的な技能 主題に迫る土の扱いを工夫し表現する。 鑑賞の能力 半立体の特性を理解し、そのよさを味わう。 生徒の これまでの学び ~小・中の内容の連続性 ・自然土に触れた経験がない生徒がいる ・偶然性から発想する活動は経験している ・触覚的な感覚を楽しむことができる生徒が多い 授業の流れ 指導ユニット                                                コンピテンシーを意識すると・・・ 主体性 感性 課題発見能力 課題解決能力 他者に働きかける力 表現力 積極性・意欲 共感 探究心 企画力 実践力 自己理解 他者・異文化理解 論理的・ 批判的思考 知識・技能の理解や習得 プレゼンテーション能力 未来への責任感 意志力(やり抜く力) 情報活用能力 リーダーシップ 社会参加力 自己調整力 思いやり・やさしさ 思考力・判断力 協調性  作品鑑賞(1h) 材料ユニット 「鑑賞-レリーフの特徴」 参考作例を鑑賞し、ワークシートを活用してレリーフの特徴を理解する。  素材体験ゲーム(1h)  方法ユニット 「丸める、積む、伸ばす」 自然土を使って、丸める、伸ばす、積む、ひねり出す行為から表現の構想を練る。 レリーフのための手のデッサン                     (2h)  方法ユニット 「レリーフのための手のデッサン」 いろいろな角度から手を見て、手のデッサンする。 表情豊かな手の表現の構想を練る。  自然土を使った手のレリーフ制作                (5h)  方法ユニット 「自然土を使って手のレリーフをつくる」 手の表情をより豊かなに表現できるポーズを考え、モデリングを行う。 粘土の可塑性を生かしながら、主題を追求する。 レリーフのならではの量感を大切にしながら完成させる。 次に?さらに?(展開・発展例) 他の素材でモデリングやカービングの方法で表現する。 制作体験後、彫刻作品を深く鑑賞する。 授業作品鑑賞とまとめ(1h)  完成した作品を自分の一番お気に入りの角度で撮影し、鑑賞する。  校内展示 

3 床でも壁でも接地面は同じだから、自立していれば立体かな?
作成日:H 中学校  高校 形式 Ver.H 材料・方法    から     から 発想・構想 創造的技能 鑑賞 鑑賞-レリーフの特徴    丸岡高等学校 反保千佳子 題材名 ○○な手(レリーフ) 導入/展開/まとめ (1)時間目 扱う材料 扱う方法 参考作例(彫刻実物、ミケランジェロ画集) 支援システムで 共有できる資料 ある  なし 【材料】 和紙 折り紙 新聞紙 ボール キャン バス 粘土 金属 針金 繊維 ヒモ ビニール 合成樹脂 プラスチック ゴム 発泡スチロル 石灰 セメント 石膏 ガラス ストロー アクリル板 鉛筆 色鉛筆 木炭 コンテ ペン・ マジック パステル・クレヨン インク 各種 水彩絵の具 ポスターカラー アクリル絵の具 絵の具 日本画絵の具 写真 印刷物 情報機器 ビデオ DVD アートカード 実物 画集 ワークシート 配色カード その他     付けさせる力は?      教師:授業のねらい、生徒:めあて            (評価規準に繋がるもの)     なにをする?       ねらいに対する学習活動     どこで、何を使って?      準備物と場の設定の工夫要点 ・量と面の造形要素に着目しながら、レリーフ表現を鑑賞する力 (量と面の造形要素に着目しながら、作者の心情や意図を感じ取ろうとしている。) ・参考作例を鑑賞したり、実物をみたり(教師作品)、またワークシートを活用してレリーフを理解する 【場所】 美術室 【準備物】 (教師)ワークシート、プロジェクター   (生徒)筆記用具 生徒の これまでの学び ~小・中の内容の連続性~ ・土を用いた造形遊び ・焼き物 ・手の彫刻    どうやって? 授業のねらいの一つとその指導の工夫・要点を対応させる                        ※一時間授業に複数のねらいがある場合、ユニットは複数枚となる。 ・実際の作品を示す、その他参考作品資料を活用 【方法】 素描 塗り・ ペインティング 版画・印刷 線描・ ハッチング 点描 にじみ・ たらし込み とばす・ ドリッピング はじく・ スパッタリング ひっかく・ スクラッチ こする・ フロッタージュ 貼る・ コラージュ ころがす ・ローラー 混ぜる バチック デカルコマニー スタンピング ステンシル・ マスキング ストリング マーブリング 濡らす・ 湿らす 切る・ 切り込む 破る・裂く ・ちぎる 割る・砕く のばす・ 引っ張る ひねる・ ねじる 繋ぐ・結ぶ 巻く・吊す 並べる・ 積む・組む 彫る・削る カービング つける・ モデリング 流し込む 揉む・練る かためる ・まるめる 折る・ まげる 打つ・叩く ・押す 膨らませる 流す・ 落とす 磨く・研く 焼く 撒く・蒔く 仕組み・ からくり 触る・ 触れる 対話 比較 クイズ・ パズル グループ 活動 見立て 連想 テーマ 観察 アースワーク 野外活動 その他  これ(レリーフ作品)は立体、平面どちらに分類されると思いますか? 参考作例  ・ミケランジェロ(ダビデ) ・ジャンボローニャ(サビニの女たちの略奪) ・ベルニーニ(アポロとダフネ) ・ミロのビーナス・サモトラケのニケ・ヘンリームーア(家族)・アルプ(雲の羊飼い) ・ロダン(考える人、花子) ・ピカソ(頭部、レリーフ) *生徒の知っていそうな作家を中心に彫刻全般から作品を選び、最後にピカソのレリーフや授業者の作品のレリーフを紹介する     立体の特徴ってなに? いろいろな立体作品を分類してみて、 レリーフの特徴やよさをあげてみよう 面でつくると絵と同じにもみえるね 床でも壁でも接地面は同じだから、自立していれば立体かな? 形体 色彩 構成 単純化 強調・省略 量感 質感 マチ エール 空間 動勢 マッス 造形の 理論 材料の 工夫 映像表現の視覚的要素 機器の特性 を生かす 表現方法 や編集 レリーフ(土)制作について説明する

4 実践記録 評価と改善点 先生もいくつかレリーフを作ってみましたよ (生徒のコメント)
実践日:平成26年5月28日(水)  対 象:1年 美術Ⅰ (生徒のコメント) ピカソは、絵画だけじゃなくて、レリーフの作品も作っていたんだね ふっくらして、ボリュームが感じられるね (生徒のコメント) 人が3人も絡み合っているなんてすごい 物語が見えてくるね ピカソのレリーフ 先生もいくつかレリーフを作ってみましたよ ジャンボローニャ作 「サビニの女たちの略奪」 評価と改善点  今回の授業では、レリーフの作品だけでなく、彫刻の作品も鑑賞させた。その結果、生徒それぞれ自分なりに鑑賞していたが、彫刻とレリーフの違いに着目しながら鑑賞していた生徒は、3割ぐらいであった。その原因としては、印刷物や映像だけでは、実際のレリーフの特徴を感じ取ることには限界があると感じた。なので、レリーフの理解を深めさせるためには、実物の作品を多く確保することが大切であると感じた。

5 1 2 3 4 材料・方法 どうやって? 授業のねらいの一つとその指導の工夫・要点を対応させる 付けさせる力は? なにをする?
作成日:H 中学校  高校 形式 Ver.H 材料・方法    から     から 発想・構想 創造的技能 鑑賞 丸める、積む、伸ばす    丸岡高等学校 反保千佳子  題材名 ○○な手(レリーフ) 導入/展開/まとめ (2)時間目 扱う材料 扱う方法 自然土を使って、揉む、練る、積む、モデリング 支援システムで 共有できる資料 ある  なし 【材料】 和紙 折り紙 新聞紙 ボール キャン バス 粘土 金属 針金 繊維 ヒモ ビニール 合成樹脂 プラスチック ゴム 発泡スチロル 石灰 セメント 石膏 ガラス ストロー アクリル板 鉛筆 色鉛筆 木炭 コンテ ペン・ マジック パステル・クレヨン インク 各種 水彩絵の具 ポスターカラー アクリル絵の具 絵の具 日本画絵の具 写真 印刷物 情報機器 ビデオ DVD アートカード 実物 画集 ワークシート 配色カード その他     付けさせる力は?      教師:授業のねらい、生徒:めあて            (評価規準に繋がるもの)     なにをする?       ねらいに対する学習活動     どこで、何を使って?      準備物と場の設定の工夫要点 ・主体的に地域の粘土の可塑性を試しながら、素材の特徴を感じ取り、表現の工夫の構想を練る力 (量感やマッスなどの造形要素を意識して、土に対し、いろいろな操作を試しながら、構想を練っている) ・ウォーミングアップとして、丸める、伸ばす活動をする ・1人あたり2.5キロの自然土を使って、音からイメージする形をさまざまな行為から生まれる形で表現する 【場所】 美術室 【準備物】 (教師)越前荒土1人2.5キロ、粘土板、木のヘラ、切り糸、 霧吹き、雑巾、音(トライアングル、新聞紙、ビードロなど)、タイマー  生徒の これまでの学び ~小・中の内容の連続性~ ・土を用いた造形遊び ・焼き物 ・手の彫刻    どうやって? 授業のねらいの一つとその指導の工夫・要点を対応させる                        ※一時間授業に複数のねらいがある場合、ユニットは複数枚となる。                                                                           【方法】 素描 塗り・ ペインティング 版画・印刷 線描・ ハッチング 点描 にじみ・ たらし込み とばす・ ドリッピング はじく・ スパッタリング ひっかく・ スクラッチ こする・ フロッタージュ 貼る・ コラージュ ころがす ・ローラー 混ぜる バチック デカルコマニー スタンピング ステンシル・ マスキング ストリング マーブリング 濡らす・ 湿らす 切る・ 切り込む 破る・裂く ・ちぎる 割る・砕く のばす・ 引っ張る ひねる・ ねじる 繋ぐ・結ぶ 巻く・吊す 並べる・ 積む・組む 彫る・削る カービング つける・ モデリング 流し込む 揉む・練る かためる ・まるめる 折る・ まげる 打つ・叩く ・押す 膨らませる 流す・ 落とす 磨く・研く 焼く 撒く・蒔く 仕組み・ からくり 触る・ 触れる 対話 比較 クイズ・ パズル グループ 活動 見立て 連想 テーマ 観察 アースワーク 野外活動 その他 一番きれいな丸づくりの競争をします 条件は、粘土2.5キロ全部使うこと、時間は2分間です 2.5キロって重いね 土の粘土って触ると気持ちがいい 次は、長い紐を作る競争をします。条件は、丸づくりと同じです どうしたら、長くつながるだろう? 音を聴いて、閃いた行為を粘土にぶつけてみよう①②③の条件は、5分間です 木のヘラ(道具)を使ってもよい ②破壊的な音を聴いたら、とがった形がたくさんみえてきた ③はじける音は、丸めたり、積み重ねたり、組み合わせて表現してみよう ①続いていく響く音を、粘土で表すとどんな形になるだろう? 形体 色彩 構成 単純化 強調・省略 量感 質感 マチ エール 空間 動勢 マッス 造形の 理論 材料の 工夫 映像表現の視覚的要素 機器の特性 を生かす 表現方法 や編集

6 実践記録 評価と改善点 (生徒のコメント) (生徒のコメント) 丸なんて簡単にできると思っていたけれど、なかなか難しいなぁ どんどん伸びるね
実践日:平成26年5月30日(金)  対 象:1年 美術Ⅰ (生徒のコメント) 丸なんて簡単にできると思っていたけれど、なかなか難しいなぁ (生徒のコメント) どんどん伸びるね 途中で、途切れないようになが~くするには、どうするといいだろう? (生徒のコメント) 響く音が聞えてきたぞ 粘土をぐっと引っ張り上げてみよう (生徒のコメント) 僕のイメージする音の形に近づいてきた 評価と改善点  生徒の中には、粘土を立体的な造形素材として扱うことをせずに、粘土にヘラで絵を描くだけの生徒もいた。しかし、ウォーミングアップとして球体と長い紐を作ってみることで、少しずつ粘土を立体的な造形素材として扱うことができるようになっていった。粘土の重みを感じたり、手の平全体を使って丸めたり伸ばしたりすることで、手そのものを道具の一部として扱うことができるようになったと考えらえる。その結果、音を形にする活動では、より量感を感じながら立体的に表現ができるようになったと思う。今後は、生徒が形をイメージしやすいように、音の種類を増やしていきたい。

7 手をぎゅっと握ったときと、力を抜いているとき、同じポーズでも全然違うね
作成日:H 中学校  高校 形式 Ver.H 材料・方法    から     から 発想・構想 創造的技能 鑑賞 レリーフのための手のデッサン          丸岡高等学校 反保千佳子 題材名 ○○な手(レリーフ) 導入/展開/まとめ (3)時間目 扱う材料 扱う方法 手のデッサン 支援システムで 共有できる資料 ある  なし 【材料】 和紙 折り紙 新聞紙 ボール キャン バス 粘土 金属 針金 繊維 ヒモ ビニール 合成樹脂 プラスチック ゴム 発泡スチロル 石灰 セメント 石膏 ガラス ストロー アクリル板 鉛筆 色鉛筆 木炭 コンテ ペン・ マジック パステル・クレヨン インク 各種 水彩絵の具 ポスターカラー アクリル絵の具 絵の具 日本画絵の具 写真 印刷物 情報機器 ビデオ DVD アートカード 実物 画集 ワークシート 配色カード その他     付けさせる力は?      教師:授業のねらい、生徒:めあて            (評価規準に繋がるもの)     なにをする?       ねらいに対する学習活動     どこで、何を使って?      準備物と場の設定の工夫要点 ・手からさまざまな表情を読み取り、主題を生成する力 (いろいろなポーズで手をデッサンしながら、レリーフにしたい手の表情を見つけ出そうとしている) ・デッサンを重ねながら、どんな手を作りたいのかを考える 【場所】 美術室 【準備物】 (教師)画用紙、鏡 (生徒)鉛筆、練りけし、プラスチック消しゴム 生徒の これまでの学び ~小・中の内容の連続性~ ・土を用いた造形遊び ・焼き物 ・手の彫刻    どうやって? 授業のねらいの一つとその指導の工夫・要点を対応させる                        ※一時間授業に複数のねらいがある場合、ユニットは複数枚となる。                                                                           【方法】 素描 塗り・ ペインティング 版画・印刷 線描・ ハッチング 点描 にじみ・ たらし込み とばす・ ドリッピング はじく・ スパッタリング ひっかく・ スクラッチ こする・ フロッタージュ 貼る・ コラージュ ころがす ・ローラー 混ぜる バチック デカルコマニー スタンピング ステンシル・ マスキング ストリング マーブリング 濡らす・ 湿らす 切る・ 切り込む 破る・裂く ・ちぎる 割る・砕く のばす・ 引っ張る ひねる・ ねじる 繋ぐ・結ぶ 巻く・吊す 並べる・ 積む・組む 彫る・削る カービング つける・ モデリング 流し込む 揉む・練る かためる ・まるめる 折る・ まげる 打つ・叩く ・押す 膨らませる 流す・ 落とす 磨く・研く 焼く 撒く・蒔く 仕組み・ からくり 触る・ 触れる 対話 比較 クイズ・ パズル グループ 活動 見立て 連想 テーマ 観察 アースワーク 野外活動 その他    私は「優しい手」を作りたいんだけど、どのポーズがより伝わるかな? 「   「優しい手」「怒りの手」「未来をつかむ手」など、どんな手を表現しようか考えながら、手のデッサンをしてみましょう 優しい気持ちのとき、手に力は入っているかな?  手でポーズをとってみると、小鳥のひなをそっと抱いているようなイメージかな? 手につながる人体全体の様子がイメージできるかな?  手をぎゅっと握ったときと、力を抜いているとき、同じポーズでも全然違うね 形体 色彩 構成 単純化 強調・省略 量感 質感 マチ エール 空間 動勢 マッス 造形の 理論 材料の 工夫 映像表現の視覚的要素 機器の特性 を生かす 表現方法 や編集 握りこぶしだな

8 実践記録 評価と改善点 (生徒のコメント) (生徒のコメント) 平面上だけど、手の肉感を表現したい 誰とも違う自分だけの手を表現したいなあ
実践日:平成26年6月4日(水) 対 象:1年 美術Ⅰ (生徒のコメント) 平面上だけど、手の肉感を表現したい 「喜び」の表情を表現できるといいな (生徒のコメント) 誰とも違う自分だけの手を表現したいなあ どんな手にしよう? (生徒のコメント) 中学校でも手を作ったけど、今回は構造を意識してできた ポーズはありふれているけれど、力強さを表現できるといいな 評価と改善点  顔の表情と同じように、手は人間の感情を表現する豊かな表情を持っている。優しくさしのべようとする手や決意を表すように空に向かって突き上げる手、怒りに震える手など、ときには人間の様々な感情を語ることがある。そのような豊かな表情を持つ手をデッサンすることは、生徒にとっても関心がもてる題材でもある。今回の実践でも、多くの生徒たちが、いろいろな手のポーズを考えながらデッサンしていた。しかし、手の構造的な理解や描写力の課題などによって、自分が描きたいイメージを表現することに苦労していた生徒も多くいた。今後の指導の改善点としては、手の構造の仕組みを丁寧に確認したり、造形的なポイントをつかみながら手の動きやポーズを工夫して、気持ちを込めて表現することを大事にさせたい。

9 1 2 3 4 材料・方法 どうやって? (授業のねらいの一つとその指導の工夫・要点を対応させる) 付けさせる力は? なにをする?
作成日:H 中学校  高校 形式 Ver.H 材料・方法    から     から 発想・構想 創造的技能 鑑賞 自然土を使って手のレリーフをつくる          丸岡高等学校 反保千佳子 題材名 ○○な手(レリーフ) 導入/展開/まとめ (5)時間目 扱う材料 扱う方法 自然土・モデリング 支援システムで 共有できる資料 ある  なし 【材料】 和紙 折り紙 新聞紙 ボール キャン バス 粘土 金属 針金 繊維 ヒモ ビニール 合成樹脂 プラスチック ゴム 発泡スチロル 石灰 セメント 石膏 ガラス ストロー アクリル板 鉛筆 色鉛筆 木炭 コンテ ペン・ マジック パステル・クレヨン インク 各種 水彩絵の具 ポスターカラー アクリル絵の具 絵の具 日本画絵の具 写真 印刷物 情報機器 ビデオ DVD アートカード 実物 画集 ワークシート 配色カード その他     付けさせる力は?      教師:授業のねらい、生徒:めあて            (評価規準に繋がるもの)     なにをする?       ねらいに対する学習活動     どこで、何を使って?      準備物と場の設定の工夫要点 ・土の扱いを工夫しながら、主題に迫る表現の構想を練る力 (土の持つ特性を生かしながら、主題を追求して手の表情を表現しようとする) ・デッサンしながら決定した自分が作りたいと思う「○○な手」を作る ・越前の荒土を使って、「○○な手」をレリーフで作る 【場所】 美術室 【準備物】 (教師)越前荒土1人3キロ(足りない場合は適宜追加する)、粘土板、切り糸、霧吹き、雑巾、 (生徒)手拭きタオル、エプロンなど 生徒の これまでの学び ~小・中の内容の連続性~ ・土を用いた造形遊び ・焼き物 ・手の彫刻    どうやって? (授業のねらいの一つとその指導の工夫・要点を対応させる)                        ※一時間授業に複数のねらいがある場合、ユニットは複数枚となる。                                                                           【方法】 素描 塗り・ ペインティング 版画・印刷 線描・ ハッチング 点描 にじみ・ たらし込み とばす・ ドリッピング はじく・ スパッタリング ひっかく・ スクラッチ こする・ フロッタージュ 貼る・ コラージュ ころがす ・ローラー 混ぜる バチック デカルコマニー スタンピング ステンシル・ マスキング ストリング マーブリング 濡らす・ 湿らす 切る・ 切り込む 破る・裂く ・ちぎる 割る・砕く のばす・ 引っ張る ひねる・ ねじる 繋ぐ・結ぶ 巻く・吊す 並べる・ 積む・組む 彫る・削る カービング つける・ モデリング 流し込む 揉む・練る かためる ・まるめる 折る・ まげる 打つ・叩く ・押す 膨らませる 流す・ 落とす 磨く・研く 焼く 撒く・蒔く 仕組み・ からくり 触る・ 触れる 対話 比較 クイズ・ パズル グループ 活動 見立て 連想 テーマ 観察 アースワーク 野外活動 その他 まずは10キロの粘土を、切り糸で5等分してみよう 切り糸は、ねじったり交差させずに、まっすぐにひこう 粘土は、足りなかったらあとで追加しよう 作品を焼くためには、粘土の空気を抜くことが大事 粘土をしっかり練って、空気を追い出そう 粘土板にたたきつけてもいいよ 10キロの粘土 レリーフは地山をつくることからはじめよう 地山も作品の一部となることを考え、乾燥の段階でひび割れしないように地山の厚さを1cm~1.5㎝にしよう 形体 色彩 構成 単純化 強調・省略 量感 質感 マチ エール 空間 動勢 マッス 造形の 理論 材料の 工夫 映像表現の視覚的要素 機器の特性 を生かす 表現方法 や編集 レリーフのコツは、凸凹の厚みをそのまま表現するのではなく、薄くても厚みを感じさせるように表現を工夫しよう

10 実践記録 評価と改善点 (生徒のコメント) (生徒のコメント)
実践日:平成26年6月13日(金)~6月27日(金) 対 象:1年 美術Ⅰ (生徒のコメント) 手を大きく広げて、夢をつかみたいという思いで制作しました。厚みの薄いなかで微妙な起伏を表現するのにくろうしました。 (生徒のコメント) めざせ、全国制覇!甲子園にでたい。 よく観察して細かく丁寧に作った。 (野球部員) (生徒のコメント) 粗いタッチで勢いを表現した。 (生徒のコメント) 地山に、手全体を入れるのではなく、指に注目して表現した。 評価と改善点  多くの生徒は、主題にそって薄くても厚みを感じさせるような土の扱いをしたり、粘土ならではの表面の処理などを工夫するなどして、レリーフの作品を作っていた。しかし、凸凹の厚みをそのまま表現してしまい、レリーフ表現独特の量感の工夫に至らない生徒もいた。しかし、生徒それぞれにアドバイスをしながら制作を進めていくことで、自分なりに工夫することができるようになった。  生徒たちは、この活動を通して粘土に対する関心が強くなり、またやりたいという意欲も高かった。そのため、平面的な制作だけなく、このような自然の素材を扱った活動も積極的に取り入れていくことは大切であると感じた。

11 1 2 3 4 材料・方法 練る・もむ (粘土体験) 付けさせる力は? なにをする? どこで、何を使って? ねらいに対する学習活動 ○○な手
作成日:H 小学校 形式 Ver.H 材料・方法    から     から 練る・もむ (粘土体験) 題材名 ○○な手 導入/展開/まとめ (1)時間目 扱う材料 扱う方法 粘土(自然土) 支援システムで 共有できる資料 ある  なし    付けさせる力は?     教師:授業のねらい、生徒:めあて(評価規準に繋がるもの)     なにをする?     ねらいに対する学習活動      どこで、何を使って?       準備物と場の設定の工夫要点 ①(関心・意欲・態度)    思いのまま、十分に 土や砂などの感触を体全体で楽 しみながら、造形的な活動に取り 組もうとしている。 ②(発想・構想の能力)   思いついたり、考えたり  ・並べる、積む、伸ばす、つなぐ、 写し取る等の活動を通して、 リズム、量感、空間等の美しさ を感じ、考えている。 ③(創造的な技能) 手や体全体で   ・十分な量の土で、体全体の 感覚を働かせて、土や砂など の扱いを工夫している。 ・他の材料経験を応用して、土 の扱いを試している。 ④(鑑賞の能力) 面白さに気づく ・感じたことを話したり、聞いた りしなら、形や色、表し方の面白さ、 材料の面白さなどに気付いている。 ・水分量で変わる土の質感の変化を触覚で感じ、練る、揉むなどで働きかけながら、土の特徴を理解していく 自然の粘土(越前陶芸村で購入可能)  ・バケツ(足や手を洗うため)  ・タオル(足や手を拭くため)  ・ビニールシートかマルチシート   (床や作業机に敷いて使う)  ・粘土板(水分を早く飛ばすとき必要)  ・粘土を片付けるバケツとビニール袋      どうやって? (授業のねらいの一つとその指導の工夫・要点を対応させる)               ※一時間授業に複数のねらいがある場合、ユニットは複数枚となる。 ①粘土の特徴を理解する ・人工土、油粘土とは違う、自然の土の手触り ・水分量で粘土が変化する感触の違いを体験 (かちかち→どろどろ→ぱりぱり→ぺたぺた) ③身体的感覚を働かせる ・足や手で泥の感触を楽しむ ・練る、もむ行為で、粘土の感触を楽しむ ・体全体で粘土をまとめる ②形、リズムなどの感覚を働かせる。 ・ビニールシートにできる泥の軌跡や、塊を形にして楽しむ中で働かせる ④できたことを取り上げて評価する  ※床や作業机にビニールシートやマルチシートを敷いて十分に活動させる ※外の水場で泥が落とせる場所があるとよい ※土をまとめて、2重にしたビニール袋を入れたバケツに粘土を片付ける(水分が飛ばないようにする) ※遠足で活動を入れたり、他教科と合同で取り組むなどして、時間を確保できるとよい 【材料】 和紙 折り紙 新聞紙 ボール キャン バス 粘土 金属 針金 繊維 ヒモ ビニール 合成樹脂 プラスチック ゴム 発泡スチロル 石灰 セメント 石膏 ガラス ストロー アクリル板 鉛筆 色鉛筆 木炭 コンテ ペン・ マジック パステル・クレヨン インク 各種 水彩絵の具 ポスターカラー アクリル絵の具 絵の具 日本画絵の具 写真 印刷物 情報機器 ビデオ DVD アートカード 実物 画集 ワークシート 配色カード その他 【方法】 素描 塗り・ペインティング 版画・ 印刷 線描・ ハッチング 点描 にじみ・ たらし込み とばす・ ドリッピング はじく・ スパッタリング ひっかく・ スクラッチ こする・ フロッタージュ 貼る・ コラージュ ころがす ・ローラー 混ぜる バチック デカルコマニー スタンピング ステンシル・ マスキング ストリング マーブリング 濡らす・ 湿らす 切る・ 切り込む 破る・裂く ・ちぎる 割る・砕く のばす・ 引っ張る ひねる・ ねじる 繋ぐ・結ぶ 巻く・吊す 並べる・ 積む・組む 彫る・削る カービング つける・ モデリング 流し込む 揉む・練る かためる ・まるめる 折る・ まげる 打つ・叩く ・押す 膨らませる 流す・ 落とす 磨く・研く 焼く 撒く・蒔く 仕組み・ からくり 触る・ 触れる 対話 比較 クイズ・ パズル グループ 活動 見立て 連想 テーマ 観察 アースワーク 野外活動 その他 乾燥した粘土の塊を木槌で 砕いて、水を入れて溶かそう いろいろできるよ(泥で絵を描く/泥を塗り込む/絵を描く、垂らして模様など) 触ったらどんな感じかな 粘土をかためていこう 自然土の魅力! ・水分量で感触や特性が変わる面白さ ・適度な抵抗感や可塑性が指の巧緻性の機会となる(加工粘土でも可) ・入手しやすく、種類が豊富。手や身近な道具で加工しやすい。各自の工夫で平面から立体まで多様な表現が可能(加工粘土でも可) ・発想・構想を刺激する素材 練ったり、もんだり、叩いたり 粘土を団子、紐、形に変えられるよ 塊にしたらバケツに入れて片付けよう

12 材料②土(1・2年)―1 練る・もむ (粘土体験)
※資料 「小学校用ユニットの注意点」 ※旧ユニット形式で説明 材料②土(1・2年)―1   練る・もむ (粘土体験) (土を使った造形活動の評価規準) ①(関心・意欲・態度)    思いのまま、十分に ・土や砂などの感触を体全体で楽しみなが ら、造形的な活動に取り組もうとしている。 ②(発想・構想の能力)   思いついたり、考えたり  ・並べる、積む、伸ばす、つなぐ、写し取る等 の活動を通して、リズム、量感、空間等の美 しさを感じ、考えている。 ③(創造的な技能)    手や体全体で   ・十分な量の土で、体全体の感覚を働かせ  て、土や砂などの扱いを工夫している。 ・他の材料経験を応用して、土の扱いを試し  ている。 ④(鑑賞の能力)    面白さに気づく ・感じたことを話したり、聞いたりしな ら、形 や色、表し方の面白さ、材料の面白さなどに 気付いている。 ねらいに対する学習活動 ・水分量で変わる土の質感の変化を触覚で感じ、練る、揉むなどで働きかけながら、土の特徴を理解していく 準備物  ・自然の粘土(越前陶芸村で購入可能)  ・バケツ(足や手を洗うため)  ・タオル(足や手を拭くため)  ・ビニールシートかマルチシート(床や作業机に   敷いて使う)  ・粘土板(水分を早く飛ばすとき必要)  ・粘土を片付けるバケツとビニール袋 活動例    ・事前に溶かした泥を用意して量を確保    ・乾燥で水分量が減ると、感触も変わる 指導のポイント ①粘土の特徴を理解する ・人工土、油粘土とは違う、自然の土の手触り ・水分量で粘土が変化する感触の違いを体験  (かちかち→どろどろ→ぱりぱり→ぺたぺた) ③身体的感覚を働かせる ・足や手で泥の感触を楽しむ ・練る、もむ行為で、粘土の感触を楽しむ ・体全体で粘土をまとめる ②形、リズムなどの感覚を働かせる。 ・ビニールシートにできる泥の軌跡や、塊を形にし   て楽しむ中で働かせる ④できたことを取り上げて評価する  ※床や作業机にビニールシートやマルチシートを    敷いて十分に活動させる ※外の水場で泥が落とせる場所があるとよい ※土をまとめて、2重にしたビニール袋を入れたバケツに粘土を片付ける(水分が飛ばないようにする) ※遠足で活動を入れたり、他教科と合同で取り組む    などして、時間を確保できるとよい このユニットで扱うところに印をつける 主体的な活動を促す働きかけ 乾燥した粘土の塊を木槌で砕いて、水を入れて溶かそう いろいろできるよ(泥で絵を描く/泥を塗り込む/絵を描く、垂らして模様など) 触ったらどんな感じかな 子どもの活動の予想 乾いてきてぱりぱりしてきたよ この素材を使う理由 粘土をかためていこう 自然土の魅力! ・水分量で感触や特性が変わる面白さ ・適度な抵抗感や可塑性が指の巧緻性の機会となる(加工粘土でも可) ・入手しやすく、種類が豊富。手や身近な道具で加工しやすい。各自の工夫で平面から立体まで多様な表現が可能(加工粘土でも可) ・発想・構想を刺激する素材 練ったり、もんだり、叩いたり 粘土を団子、紐、形に変えられるよ 塊にしたらバケツに入れて片付けよう


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