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第1回
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はじめに 研究のテーマを考えているとき、 ある本に、「サーバはすべての技術が終結するクロスポイント(十字路)なのではないか」と書かれていた。
はじめに 研究のテーマを考えているとき、 ある本に、「サーバはすべての技術が終結するクロスポイント(十字路)なのではないか」と書かれていた。 それなら、サーバの勉強をしてみようと思い、 研究のテーマを「サーバの構築」にした。
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サーバとは・・・ コンピュータネットワークにおいて、クライアントコンピュータに対して、自身の持っている機能や情報を提供するコンピュータのこと。 学術、ビジネス、エンタテイメント、公共サービスなどあらゆる分野において、サーバは無数のクライアントからのリクエストに昼夜を問わず応えて、サービスを提供している。
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サーバの種類 Webサーバ メールサーバ FTPサーバ DNSサーバ データベースサーバ アプリケーションサーバ ファイルサーバ など
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TCP/IP 現在のインターネットを支える通信の仕組みの中で代表的なものが、TCP/IPと呼ばれる。
アメリカで軍事用に開発されていたネットワークが、学術目的の全国ネットワーク(ARPANET)を経て、現在のインターネットに発展する過程で開発されたもの。
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TCP/IP TCP/IPでは4つの層に分けられる。
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アプリケーション層 Webブラウザや電子メールソフト、FTPソフトなどのアプリケーションソフトウェアを使用する場合、これらのソフトウェアと最終的にサーバアプリケーションソフトがこのアプリケーション層に位置する。 アプリケーション層のプロトコルは多くの種類がある。 HTTP WebブラウザとWebサーバとの間におけるデータのやりとり SMTP メールの送信に関するデータのやりとり POP、IMAP メールソフトがメールサーバからメールを受信する仕組み FTP コンピュータ間でファイルの転送を行うための仕組み
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トランスポート層 トランスポート層のプロトコルはTCPとUDP
トランスポート層 トランスポート層のプロトコルはTCPとUDP アプリケーション層のプログラムが生成したデータのかたまり(パケット)をTCPやUDPにより、コンピュータ内部において仮想的に複数用意されるデータの出入口(ポート)から送受信される。 TCPは確実性を優先する。 UDPは送信速度を優先する。 TCP、UDPによりコンピュータ上にある複数のポートも使い分けられる。 ポート番号は0番から65535番まである。 0番から1023番までは、特定のプロトコルが使用するものとされている。(Well Known Port)
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インターネット層 インターネット層では、トランスポート層から受け取ったセグメントに宛先と送信元コンピュータのIPアドレスなどを含むIPヘッダを付加する。
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ネットワークインタフェース層 インターネット層から受け取ったデータを電気信号に変換し、物理的に伝送する
ネットワークインタフェース層 インターネット層から受け取ったデータを電気信号に変換し、物理的に伝送する NICにはMACアドレスが割り当てられている。 NICのドライバソフトウェアは、インターネット層から受け取ったデータにEthernetヘッダを付加して、宛先となるNICに信号を届ける。 Ethernetヘッダには送信元、宛先となるコンピュータのMACアドレスが含まれる。
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ネットワークセグメントとルーティング IPアドレスにはサブネットマスクという値が組み合わされ、ネットワークアドレス部とホストアドレス部に分割される。 サブネットマスク値が1の部分がネットワークアドレス部、0の部分がホストアドレス部となる。 ネットワークアドレスが異なるホスト同士が通信を行うためには、ルータが必要になる。 10進法で表現したIPアドレス 10進法で表現したサブネットマスク 2進法で表現したIPアドレス 2進法で表現したサブネットマスク
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参考資料 『サーバがわかる本』 (小関裕明)
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