Download presentation
Presentation is loading. Please wait.
1
プロジェクト管理 第3回 (2008年10月20日版) タイム・マネジメント コスト・マネジメント
2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
2
プロジェクト管理シラバス 講義計画(2008年度) 09/29 [1] 情報システム開発とプロジェクト プロジェクトとは
10/06 [2] PMBOKの内容-1 スコープ、コミュニケーション 10/20 [3] PMBOKの内容-2 タイム、コスト 10/27 [4] PMBOKの内容-3 品質、人的資源 11/10 [5] PMBOKの内容-4 リスク、調達 11/17 [6] PMBOKの内容-5 統合 12/01 [7]トピックス CMM 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
3
プロジェクト管理シラバス 講義計画(2008年度) 12/08 [8] 演習、事例研究 プロジェクト計画
12/15 [9] 演習、事例研究 進捗管理 12/22 [10] 演習、事例研究 原価管理 01/19 [11] 演習、事例研究 品質管理 01/26 [12] 演習、事例研究 変更管理 01/27 [13] まとめ 02/02 [14] 期末試験 筆記試験 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
4
記述の一般形 X・マネジメント X・マネジメントとは X・マネジメントのプロセス X.1 プロセス X.2 プロセス ・・・・
X.n プロセス 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
5
X・マネジメント X.n プロセスとは X.n.1 プロセスのインプット X.n.2 プロセスのツールと技法
X.n.3 プロセスのアウトプット X.n.3 プロセスのアウトプットに記載される項目 X.n プロセスに関する特記事項 注)X.n.m はPMBOKの章番号、節番号 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
6
6.タイム・マネジメント 6.タイム・マネジメントとは プロジェクトを工期通りに完成させるためスケジュールを計画、管理する種々のプロセス
6.タイム・マネジメントの5つのプロセス 6.1 アクティビティ定義 6.2 アクティビティ順序設定 6.3 アクティビティ資源見積り 6.4 アクティビティ所要期間見積り 6.5 スケジュール作成 6.6 スケジュール・コントロール 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
7
6.1 アクティビティ定義 6.1 アクティビティ定義 WBSに基づいて、実際の作業(アクティビティ)を定義する(ワークパッケージ→アクティビティ) WBSの最下層を詳細の作業に要素分解する 6.1.1 インプット 組織体の環境要因 組織のプロセス資産 プロジェクトスコープ記述書 WBS WBS辞書 プロジェクトマネジメント計画書制約条件 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
8
6.1 アクティビティ定義 6.1.2 ツールと技法 6.1.3 アウトプット 要素分解(1週間程度の作業単位までブレークダウン)
テンプレート ローリング・ウエーブ計画法(段階的詳細化) Rolling Wave Planning 専門家の判断 計画構成要素 6.1.3 アウトプット アクティビティ・リスト アクティビティ属性 マイルストーン・リスト 要求済み変更 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
9
6.1 アクティビティ定義 要素分解の留意点 全体を把握して分解する 管理のしやすさを考慮した細分化(1WK程度) レベルでの重複をなくす
展開されるべき作業レベルを5から9にする プロジェクトの進行とともに詳細化する 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
10
6.2 アクティビティ順序設定 6.2 アクティビティ順序設定 アクティビティ間の順序関係を定める (ある作業を行うには、前段で終わっていなければならない作業がある、これを識別する、すなわち作業依存関係を明らかにする) 6.2.1 インプット プロジェクト・スコープ記述書 アクティビティ・リスト アクティビティ属性 マイルストーン・リスト 承認済み変更要求 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
11
6.2 アクティビティ順序設定 6.2.2 ツールと技法 6.2.3 アウトプット PDM ADM スケジュール・ネットワーク・テンプレート
6.2.2 ツールと技法 PDM ADM スケジュール・ネットワーク・テンプレート 依存関係の決定 リード(進み、先行所要時間)とラグ(遅れ)の適用 6.2.3 アウトプット プロジェクト・スケジュール・ネットワーク図 アクティビティ・リスト更新版 アクティビティ属性更新版 要求済み変更 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
12
6.2 アクティビティ順序設定 依存関係 強制依存関係 ハードロジック、強い依存関係 任意依存関係 ソフトロジック、弱い依存関係
外部依存関係 顧客などプロジェクト外部からの依存関係 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
13
6.2 アクティビティ順序設定 PDM プレシデンス・ダイアグラム法 Precedence Diagram Method
Activity on Node (AoN) ノードにはアクティビティを描き、その間の順序関係を有向辺(→)で結ぶ 4つの順序関係 FS(完了-開始) Finish to Start FF(完了-完了) Finish to Finish 同時に完了 SS(開始-開始)Start to Start 同時に開始 SF(開始-完了) Start to Finish FS(完了-開始)が一般的 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
14
6.2 アクティビティ順序設定 ADM アロー・ダイアグラム法 Arrow Diagram Method
Activity on Arrow (AoA) ノードには日程を描き、その間を結ぶ有向辺の上にアクティビティを描く 順序関係 FS(完了ー開始)およびダミー ダミーは、アクティビティを伴わず、順序関係のみを示す 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
15
6.2 アクティビティ順序設定 PDMの例 例を示す ADMの例 例を示す アクティビティ1 アクティビティ2 アクティビティ1 日付2
日付1 日付2 所要時間1 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
16
6.3 アクティビティ資源見積もり 6.3 アクティビティ資源見積もり 各アクティビティの実行に必要な資源の使用可能性、組織の方針を考慮して、必要な資源の種類と量を算定 6.3.1 インプット 組織の環境要因 組織のプロセス資産 アクティビティ・リスト アクティビティ属性 資源の可用性 プロジェクトマネジメント計画書 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
17
6.3 アクティビティ所要期間見積もり 6.3.2 ツールと技法 6.3.3 アウトプット 専門家の判断 代替案分析 見積もりデータ
プロジェクトマネジメントソフトウェア (Project 2003、2007) ボトムアップ見積り 6.3.3 アウトプット アクティビティ資源に対する要求事項 アクティビティ属性更新版 資源ブレークダウン・ストラクチャ 資源カレンダー更新版 要求済み変更 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
18
6.4 アクティビティ所要期間見積もり 6.4 アクティビティ所要期間見積もり 各アクティビティの所要期間を推定する 6.4.1 インプット
組織の環境要因 組織のプロセス資産 プロジェクト・スコープ記述書 アクティビティ・リスト アクティビティ属性 アクティビティ資源に対する要求事項 資源カレンダー プロジェクトマネジメント計画書 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
19
6.4 アクティビティ所要期間見積もり 6.4.2 ツールと技法 6.4.3 アウトプット 専門家の判断
類推見積り(過去のプロジェクト実績)概算法 係数見積り(基準値による)FP法、標準タスク法 ボトムアップ見積もり標準タスク法 3点見積もり(最頻値、楽観値、悲観値) 確率(4/6、1/6、1/6) 6.4.3 アウトプット アクティビティ所要期間見積もり アクティビティ・リスト更新版 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
20
6.4 アクティビティ所要期間見積もり ソフトウェア開発の見積もり方法 概算法(過去の類似例から工数、コストを見積もる)
積算法(積上げ法)(WBSのワークパッケージ1つずつの工数、コストを見積り、積み上げる) 標準タスク法(積算法を標準化したもの) COCOMO法(人月=3×(LOC)×調整要因) Constructive Cost Model, Line of Code 開発規模から工数への変換 FP法(ファンクションポイント) 機能を5つのタイプに分類してFPを計算、開発規模を推定 COCOMOⅡ法 FP法とCOCOMOの融合 参考図書: 「ソフトウェア開発のすべて」、日本実業出版社 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
21
6.5 スケジュール作成 6.5 スケジュール作成 各作業の開始日、終了日を設定する 各作業の依存関係を示すネットワーク図と 所要期間を考慮して、 フォワードパス 開始日から時間軸を前進して、最早終了日を求める バックワードパス 終了日から時間軸を後退して、最遅開始日を求める 簡便法は、こちらのみを求める 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
22
6.5 スケジュール作成 6.5 スケジュール作成 クリティカルパス 最も所要日数の多いパス このパス上におけるアクティビティの遅延が、プロジェクト全体の遅延になるので注意 余裕のないパス 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
23
6.5 スケジュール作成 6.5 スケジュール作成 トータルフロート (単にフロート、またはスラック) 全体としての余裕 終了日-最早終了日または 最遅開始日-開始日 フリーフロート アクティビティごとの余裕 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
24
6.5 スケジュール作成 6.5 スケジュール作成 これ以外に
ガントチャート(情報システム開発で最もよく使われる) バーチャートともいう 求めたスケジュールを表現する アクティビティごとに開始日から終了日まで水平の直線で表現する 基本的にアクティビティ間の先行関係は、表現しないが、若干の変更で、表現する場合もある 数理的な手法にCPMとPERTがある 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
25
6.5 スケジュール作成 6.5.1 インプット 組織のプロセス資産 プロジェクト・スコープ記述書 アクティビティ・リスト
アクティビティ属性 プロジェクト・スケジュール・ネットワーク図 アクティビティ資源に対する要求事項 資源カレンダー アクティビティ所要期間見積り プロジェクトマネジメント計画書 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
26
6.5 スケジュール作成 6.5.2 ツールと技法 スケジュール・ネットワーク分析 クリティカルパス法(数理解析)
所要期間の短縮(クラッシング、ファスト・トラッキング) シミュレーション 資源平準化の経験則 プロジェクトマネジメント・ソフトウェア カレンダーの適用 リードとラグの調整 スケジュール・モデル 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
27
6.5 スケジュール作成 6.5.3 アウトプット プロジェクト・スケジュール プロジェクト・モデル・データ スケジュール・ベースライン
資源に対する要求事項更新版 アクティビティ属性更新版 プロジェクト・カレンダー更新版 要求済み変更 スケジュール・マネジメント計画書 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
28
6.4 スケジュール作成 スケジュールベースライン 承認されたプロジェクト・スケジュール スケジュールの実績測定、報告の基準となる
CPM(Critical Path Method) 最小の余裕日をもつ作業パスがクリティカルパスである、これを見出す PERT(Program Evaluation and Review Technique) ネットワーク図、各作業の所要期間を与えて、プログラムでスケジュールをもとめる 所要期間見積もりは、3点見積もりの加重平均を使用する 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
29
6.4 スケジュール作成 スケジュール短縮方法 クラッシング(crashing) 所要期間を短縮するのに、追加の工数を投入する 追加投入のコストとスケジュールのトレードオフをはかる ファスト・トラッキング(fast tracking) クリティカルパス上で、ある作業間のFSの依存関係をくずし、前段作業が終了していないのに、後段の作業を開始する 並列作業によってスケジュールを短縮する FSを崩したことによるリスクに注意 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
30
プロジェクト計画の概要 スケジュール技法(日程管理、工程管理)
CPM、クリティカルパス法、 PERT/CPMともいう 作業日程に余裕(フロート)のない経路(パス)を見出す 最早(スタートから)、最遅(終了から)の考え 最早結合点日程、最早開始日 最遅結合点日程、最遅開始日 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
31
プロジェクト計画の概要 各作業の順序関係 各作業の所要日数(時間) アローダイアグラムの作成 全体(作業ネットワーク)としての日程の設定
クリティカルパスの認識 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
32
プロジェクト計画の概要 作業ネットワークの例(ADM, AOA) 1 2 4 3 5 6 7 8 A1 A2 A3 B C1 C2 C3
10 A5 A4 ダミー 0 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
33
プロジェクト計画の概要 作業の例 作業の順序関係 A1 なし A2 A1 A3 A2、A4(ダミー作業が追記される) A4 なし A5 A4 A6 なし B A3、A5、A6 C1 B C2 C1 C3 B 作業の日数の例 A1 2 A2 3 A3 5 A4 6 A5 4 A6 10 B 5 C1 2 C2 4 C3 5 参考プログラム 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
34
プロジェクト計画の概要 A2 3 2 4 7 0 A1 2 A3 5 C1 2 C2 4 ダミー 0 0 A4 6 A5 4 B 5 C3
1 3 5 6 8 A6 10 最早結合点日程: 開始から日数(時間)を計算し、大きいほうを記入 最遅結合点日程: 終了からの作業時間を減算し、小さい時間を記入 クリティカルパスの認識:最早結合日程と最遅結合日程が等しいパス 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
35
プロジェクト計画の概要 6 18 2 A2 3 2 4 7 16 0 A1 2 A3 5 C1 2 C2 4 22 ダミー 0 11 0 6 A4 6 B 5 A5 4 C3 5 1 3 5 6 8 A6 10 最早結合点日程: 開始から日数(時間)を計算し、大きいほうを記入 最遅結合点日程: 終了からの作業時間を減算し、小さい時間を記入 最早結合点日程: 最も長くかかる作業を含めて、最も早くできる日にち(相対日数) 全体の所要日数:22日 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
36
プロジェクト計画の概要 6 18 2 6 3 18 A2 3 2 4 7 0 A1 2 A3 5 16 C1 2 C2 4 22 ダミー 0 11 16 0 6 22 11 6 B 5 A4 6 A5 4 C3 5 1 3 5 6 8 A6 10 最早結合点日程: 開始から日数(時間)を計算し、大きいほうを記入 最遅結合点日程: 終了からの作業時間を減算し、小さい時間を記入 最も遅く着手してもよい日にち(開始からの相対日数 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
37
プロジェクト計画の概要 6 18 2 6 3 18 A2 3 2 4 7 A3 5 16 0 A1 2 ダミー 0 C1 2 C2 4 22 11 6 16 0 22 11 6 B 5 A4 6 A5 4 C3 5 1 3 5 6 8 A6 10 最早結合点日程: 開始から日数(時間)を計算し、大きいほうを記入 最遅結合点日程: 終了からの作業時間を減算し、小さい時間を記入 クリティカルパスの認識:最早結合日程と最遅結合日程が等しいパス 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
38
プロジェクト計画の概要 スケジュール技法(日程管理、工程管理)
4つの順序関係(Finish、Start) FS(Finish to Start)、 FF(Finish to Finish)、 SS(Start to Start)、 SF(Start to Finish) スケジュール短縮方法 クラッシング(crushing) ファスト・トラッキング(fast tracking) 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
39
プロジェクト計画の概要 ガントチャート、バーチャート スケジュール技法(日程管理、工程管理)
作業間の順序関係(依存関係)を表現しない(ネットワークダイアグラムではない) 見やすい よく使われている 実績の表示→イナズマチャート 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
40
プロジェクト計画の概要 ガントチャート、バーチャート 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages xx作成 xx作成 xx作成
41
6.6 スケジュール・コントロール 6.6 スケジュール・コントロール 計画し承認されたスケジュール(スケジュール・ベースライン)通りに作業が進捗するようにコントロールする もし変更が不可避ならば、それを正式化する 6.6.1 インプット スケジュール・マネジメント計画書 スケジュール・ベースライン 実績報告書 承認済み変更要求 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
42
6.5 スケジュール・コントロール 6.5.2 ツールと技法 進捗報告 スケジュール変更管理システム パフォーマンス測定 EVMS
プロジェクトマネジメント・ソフトウェア 差異分析 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
43
6.5 スケジュール・コントロール 6.5.3 アウトプット スケジュール・ベースライン更新版 パフォーマンス測定結果 要求済み変更
提案済み是正処置 組織のプロセス資産、教訓 アクティビティリスト更新版 アクティビティ属性更新版 プロジェクトマネジメント計画書更新版 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
44
6.5 スケジュール・コントロール システム開発時の留意事項 アクティビティ定義
すべてのアクティビティを列挙 機器設置工事関連、 開発環境整備、教育などを見落としがち 顧客、他ベンダー担当分も含める 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
45
6.5 スケジュール・コントロール システム開発時の留意事項 所要期間見積もり 人的資源、開発環境に関する資源、作業場所、予算の確認
過去の類似経験を活用 メンバーのスキルを考慮 システムの特性、技術の成熟度、顧客特性 顧客の参画度合い プロジェクトマネージャが見積もりを確認 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
46
6.5 スケジュール・コントロール システム開発時の留意事項 スケジュール作成 稼働日(休日以外)、稼動時間の考慮
ファストトラッキングを行わない場合の終了日と要求されている終了日 スケジュール・コントロールのルール 2007/10/22 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
47
7.コスト・マネジメント 7.コスト・マネジメントとは プロジェクトを予算コスト内で完成させるための種々のプロセス
7.コスト・マネジメントの4つのプロセス 7.1 コスト見積り 7.2 コストの予算化 7.3 コスト・コントロール 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
48
7.1 コスト見積り 7.1 コスト見積りとは 必要な資源のコストを見積もる 7.1.1 インプット 組織の環境要因 組織のプロセス資産
プロジェクト・スコープ記述書 WBS WBS辞書 プロジェクトマネジメント計画書 (スケジュール・マネジメント計画書) 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
49
7.1 コスト見積り 7.1.2 ツールと技法 類推見積り(トップダウン見積り) 資源単価 ボトムアップ見積り 係数モデル見積り
プロジェクトマネジメント・ソフトウェア ベンダー入札の分析 予備設定分析 品質コスト 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
50
7.1 コスト見積り 7.1.3 アウトプット アクティビティ・コスト見積り アクティビティ・コスト見積り詳細資料 要求済み変更
コスト・マネジメント計画書更新版 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
51
7.1 コスト見積り 見積り方法 見積り精度(1) 類推見積り → 概算法 係数モデル見積り → FP法、COCOMO法
ボトムアップ見積り → WBSから積算法、標準タスク法 見積り精度(1) プロジェクトの進行にともない精度は向上 超概算見積り 概念見積り 予備見積り 確定見積り 管理用見積り 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
52
7.1 コスト見積り 見積り精度(2) 見積り手順 システム開発の場合 単価決め 専門家の判断 見積り コスト・マネジメント計画書作成
初期見積り(予算確保のため) 概算見積り(RFP対応) 詳細見積り(基本設計終了時) 見積り手順 単価決め 専門家の判断 見積り コスト・マネジメント計画書作成 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
53
7.2 コストの予算化 7.2 コストの予算化とは 見積もったコストを正式にし、コスト・ベースラインを設定する 実行予算(限度予算)作成 時間軸上の展開 7.2.1 インプット プロジェクト・スコープ記述書 WBS アクティビティ・コスト見積り アクティビティ・コスト見積り詳細資料 プロジェクト・スケジュール 資源カレンダー 契約 コスト・マネジメント計画書 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
54
7.2 コストの予算化 7.2.2 ツールと技法 7.2.3 アウトプット コスト集約 予備設定分析 係数見積り 限度額による資金調整
コスト・ベースライン プロジェクト資金調達に対する要求事項 コスト・マネジメント計画書更新版 要求済み変更 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
55
7.3 コスト・コントロール 7.3 コスト・コントロールとは コストの統制、ベースラインから逸脱しないように監視、変更の管理
7.3.1 インプット コスト・ベースライン プロジェクト資金調達に対する要求事項 実績報告書 作業パフォーマンス情報 承認済み変更要求 プロジェクト・マネジメント計画書 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
56
7.3 コスト・コントロール 7.3.2 ツールと技法 コスト変更管理システム パフォーマンス測定分析(EVM) 予測
プロジェクトのパフォーマンス・レビュー プロジェクトマネジメント・ソフトウェア 差異マネジメント 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
57
7.3 コスト・コントロール 7.3.3 アウトプット コスト見積り更新版 コスト・ベースライン更新版 パフォーマンス測定結果
完成時予測値(コスト) 要求済み変更 提案済み是正処置 組織のプロセス資産 プロジェクトマネジメント計画書更新版 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
58
7.3 コスト・コントロール システム開発における考慮点 資源計画 所要スキルと所要人数
設備、ハードウェア、ネットワーク、データ投入、情報表示 購入ソフトウェア、開発ツール、検査ツール、購入データ、知的財産権 サービス、保守、教育、導入据付、技術サポート、データ変換作業 プロジェクト作業場所、備品、消耗品 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
59
7.3 コスト・コントロール システム開発における考慮点 コスト見積り 労務費(クラス別単価) 調達費(請負外注費)
設備費(ハードウェア機器) ソフトウェア費(購入ソフト、開発ツール、検査ツール) サービス費(保守費、教育費、セットアップ費) 経費(フロア費、用力費、備品・消耗品) 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
60
7.3 コスト・コントロール システム開発における考慮点 コストの予算化 プロジェクトの見積りコスト プロジェクト受注金額
プロジェクト予定コスト(外注先値引き交渉などの原価削減努力後のコスト)、これをベースラインとする 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
61
7.3 コスト・コントロール システム開発における考慮点 コスト・コントロール アーンド・バリュー・マネジメントを使用
作業の出来高は成果物ベースで評価 費用は期間に連動した費用のみ抽出 作業に要した費用は実績作業期間と作業者の単価をかけて計算する 出来高グラフで表示する 予実対比でプロジェクト完了時のコストを予測 コストが超過しそうであれば、是正処置を講ずる 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
62
第3回のまとめ 今回の内容で、あなたにとって最も勉強になったと思われる知識を重要な順に、3つ以内あげよ
または知識が既知であった場合には重要な順に、3つ以内あげよ レポート用紙1枚 期限:次回の最初に回収 2008年度 プロジェクト管理(3) 62pages
Similar presentations
© 2024 slidesplayer.net Inc.
All rights reserved.