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鹿児島県環境学習会 霧島市国分北小学校PTA

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Presentation on theme: "鹿児島県環境学習会 霧島市国分北小学校PTA"— Presentation transcript:

1 鹿児島県環境学習会 霧島市国分北小学校PTA
「新興感染症」と「人畜共通感染症」 新型インフルエンザの現状と対策 鹿児島県環境学習アドバイザー 鹿児島大学農学部獣医公衆衛生学教室 岡本嘉六 新興感染症: かつては知られていなかった、この間に新しく認識された感染症で、局地的に、あるいは国際的に公衆衛生上の問題となる感染症(世界保健機関 WHO の定義)。 主な新興感染症 ( ● :人畜共通感染症) ライム病 クリプトスポリジウム レジオネラ エボラ出血熱 カンピロバクター 大腸菌O-157 HIV(エイズ) 日本紅斑熱 1976 1977 1982 1983 1984 猫ひっかき病 ハンタウイルス症候群 牛海綿状脳症 高病原性鳥インフルエンザ ニパウイルス ウエストナイル熱 重症急性呼吸器症候群 新型インフルエンザ 1992 1993 1996 1997 1998 1999 2002 2009 2002 2001 2003 1996

2 大気と水に恵まれた地球で生命が誕生し進化してきた
大気中ガス濃度 炭酸ガス CO2 酸素 O2 46 35 光合成を行うラン藻類(シアノバクテリア) 27 10 緑藻類などの真核生物 5.1 脊椎動物の出現 脊椎動物の上陸 3.7 人類の出現 500万年前 陸上植物の出現 4.4 ほ乳類の出現 2.1 地球誕生 原始生物 地球にも寿命があり、地殻活動などの環境変化により絶滅した種もいる。人類は? ダーウィンの著書 1859年 「種の起源」 進化論 ミラーの実験 「化学進化」 原始大気と放電でアミノ酸ができる パスツールの実験 1862年 「生物は生物からしか生まれない」

3 人類の進化 約5000年前、世界各地に文明が発生する。 年代 (万年前) 分類 概要 発見年/発見場所 類人猿 猿人 原人 旧人 新人
2000 500 130 100 50 40~25 15~4 4 プロコンスル プロコンスル 類猿人からの分化 ホモ・エレクトス ジャワ原人 北京原人 ホモ・サピエンス ネアンデルタール人 クロマニヨン人 1948年/ビクトリア湖ルシンガ島 ミトコンドリアDNAの分析 大脳の発達(850ml) 「言語の発達・火の使用」 1888年/ジャワ島/石器と火の使用 1929年/中国・周口店/石器と火の使用 古代ホモ・サピエンス 1856年/ドイツ・ネアンデル谷/中期旧石器時代 1868年/フランス/後期旧石器時代 猿人 原人 大脳の発達(850ml) 「言語の発達・火の使用」 石器 旧人 新人 プロコンスル: チンパンジーと人類の共通の祖先 110万年前アフリカを出発した原人は、地球各地に広く生活の場を求めて広がっていった。 ユーフラテス川沿岸で1万2000年前の定住村落遺跡の発掘から、150種を超える植物の種子が発見された。9500年前ころ農耕は西アジア各地に広がった。 約5000年前、世界各地に文明が発生する。

4 人類の出現から500万年の間に、何世代経たか?
20歳で子供を生むと仮定すると・・・ 5,000,000年 ÷ 20年 = 250,000 世代 細菌は1年間に、何世代生まれ変わるか? 一般的に20分で1回分裂する(世代交代) 60分 20分 × 24時間 = 365日 26,280 世代 腸炎ビブリオのように、もっと早く(10分で1回)分裂する菌もいる。 ウイルスは細菌よりさらに早い! 繁殖(世代交代)によって、生物は進化する 細菌の種類は無数にある。 ⇒ 生物の進化は誰も止められない!  数年に一度、新たな病原体が出現することは、生物の進化を考えると不思議ではない。  誰かが悪いことをしているから、「新興感染症」が現れる訳ではない。

5 インフルエンザ世界流行の歴史 高病原性鳥インフルエンザH5N1 1997香港、 2003~世界各地 H2N2 H2N2 H1N1 H1N1 H1N1v 2000万人 以上死亡 H3N8 H3N2 1895 1905 1915 1925 1955 1965 1975 1985 1995 2005 2010 1889 旧ロシア風邪 1900 旧香港風邪 1918 スペイン風邪 1957 アジア風邪 1968 香港風邪 1977 ロシア風邪 2009 新型インフルエンザ 10~40年毎に新型が登場している。 中世の暗黒時代をもたらした ペスト(人畜共通感染症) は、欧州の人口の半分約2500万人を殺したが、短期間に多数を死亡に至らせたスペイン風邪は、ペスト以上の脅威であった。

6 ヒト 豚 鳥 馬 H 1,2,3 1,3 1-16 3,7 N 1,2 1-9 7,8 インフルエンザウイルスの模式構造
遺伝子 インフルエンザウイルスの模式構造

7 ヒト型インフルエンザ・ウイルスは、ブタ型インフルエンザ・ウイルスと近縁である。
ノイラミニダーゼ遺伝子解析による系統樹 種々の動物から分離されたインフルエンザ・ウイルスの遺伝子配列を基に系統樹解析すると、A型インフルエンザ・ウイルスは、発生学的に全てその起源を鳥インフルエンザ・ウイルスに持つと考えられている。 ヒト型インフルエンザ・ウイルスは、ブタ型インフルエンザ・ウイルスと近縁である。 JRA競走馬総合研究所 「馬インフルエンザ」より

8 インフルエンザの感染機序、ウイルスの再集合
 浸入門戸となる細胞のレセプターは、ヒトとブタは共通するが、鳥を含むその他の動物のレセプター(α2-3)はヒト(α2-6)と異なる。鳥型ウイルスはヒトのレセプターから原則として入れない。  鳥型ウイルスがブタに感染してブタ型ウイルスと遺伝子交雑(再集合)することによって、ヒトに感染し得る新型ウイルスができると考えられてきた。

9 インフルエンザ・ウイルスの流行模式 「種の壁」を越えることは、頻繁に起きるものではないが・・・・ ?? 通常は同一動物種内での流行
水禽類(カモなど) α2-3 H1~H15 (α2-3) ブタ α2-3、α2-6 ニワトリ α2-3 ウマ α2-3 H1、H3 (α2-3、α2-6) H5、H7 (α2-3) H3、H7 (α2-3) ?? 通常は同一動物種内での流行 ヒト α2-6 H1、H2、H3 (α2-6) ウイルスのH型 (αレセプター対応) 動物種 αレセプター 矢印の形と太さは、感染の頻度を示す インフルエンザ・ウイルスの流行模式

10 1997年5月 香港においてヒトへの初めての感染が起きた
H7 H5 H9* 1980 1997 鳥の新型インフルエンザ 1996 2002 1999 2003 1955 1965 1975 1985 1995 2005 高病原性鳥インフルエンザ(H5N1) 1997年5月 香港においてヒトへの初めての感染が起きた

11 高病原性鳥インフルエンザH5N1のヒト感染(2003年~2009年)
国名 累積患者数 累積死亡数 致命率 本年患者数 本年死亡数 インドネシア 141 115 81.6 ベトナム 111 56 50.5 4 エジプト 83 27 32.5 36 中 国 38 25 65.8 7 タ イ 17 68.0 カンボジア 8 87.5 アゼルバイジャン 5 62.5 トルコ 12 33.3 イラク 3 2 66.7 ラオス 100.0 パキスタン 1 ナイジェリア ミャンマー 0.0 バングラデシュ ジブチ 438 262 59.8  47 12  2003年に始まったH5N1のヒト感染は6年余でわずか500名余り。 しかし、致命率は60%と驚異的! WHOはこのH5N1がヒトからヒトへと感染する能力を得て世界流行することを恐れた!

12 2種類のウイルスが、1個の細胞内に同時に侵入する
ブタ型ウイルス H1、H3 (α2-3、α2-6) 水禽類ウイルス H1~H15 (α2-3) α2-3 レセプター α2-6 レセプター 細胞質 細胞膜 :H(ヘマグルチニン) :N(ノイラミニダーゼ) ブタ鼻粘膜細胞 新型ウイルス誕生までのステップー1 2種類のウイルスが、1個の細胞内に同時に侵入する

13 ブタ鼻粘膜細胞 細胞質 新型ウイルス誕生までのステップー2 エンベロープが溶けて、それぞれ8分節のRNAが細胞質に出てくる

14 新型ウイルス誕生までのステップー3 ウイルスRNAを基に、 逆転写酵素により、一旦DNAができる 分節の交換など
遺伝子組み換えはこの過程で起きる このDNAを基に、ウイルスRNAが複製されるが、多くの変異株は生活能力を欠如し、生き延びるのはごく一部 新型ウイルス誕生までのステップー3 ブタ細胞の成分と酵素を利用して、ウイルス複製が同時進行する

15 ブタでの確率よりはるかに低いことだけは確かである
ヒト型ウイルス H1、H2、H3 (α2-6) トリ型ウイルス H1~H15 (α2-3) α2-3レセプターのないヒトの細胞に 無理やり侵入する α2-6 レセプター 細胞質 ヒト呼吸器系細胞 ヒトで新型ウイルスが誕生する可能性 どの程度の確率で起きるか分からないが、 ブタでの確率よりはるかに低いことだけは確かである

16 新矢恭子,河岡義裕:ヒト体内におけるインフルエンザウイルスのレセプター分布
ヒトにおけるインフルエンザ・ウイルスのレセプターの検索を行った。上部気道にはヒト型(α2-6)のみだったが、呼吸器の深部(呼吸細気管支と肺胞細胞の一部) にはトリ型(α2-3 )が豊富に存在していた。 トリ型ウイルスも肺に達すればヒトに感染できることが判明した! 新矢恭子,河岡義裕:ヒト体内におけるインフルエンザウイルスのレセプター分布 ウイルス 第56 巻(2006)

17 ヒトの肺細胞にα2-3レセプターが分布していることが判明! α2-3レセプターのないヒトの細胞に 無理やり侵入する
ヒト型ウイルス H1、H2、H3 (α2-6) 水禽類ウイルス H1~H15 (α2-3) ヒトの肺細胞にα2-3レセプターが分布していることが判明! α2-3レセプターのないヒトの細胞に 無理やり侵入する α2-6 レセプター 細胞質 ヒト肺胞細胞 ヒトで新型ウイルスが誕生する可能性 既存の香港型、ソ連型インフルエンザに感染した患者が、H5N1に重複感染することで遺伝子組換えが起きる可能性が高い! どの程度の確率で起きるか分からないが、 ブタでの確率よりはるかに低いことだけは確かである

18 H5N1は季節性インフルエンザほどヒトに感染しない
くしゃみ: 上部気道(鼻)の炎症・刺激による ⇒ 遠くへ飛ぶ 咳: 気管支や肺の炎症・刺激による ⇒ 遠くへ飛ばない 季節性 肺炎を起こしても、くしゃみは出ない。 新型

19 新矢恭子,河岡義裕:ヒト体内におけるインフルエンザウイルスのレセプター分布
高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)に感染した場合致命率が高いのは、上部気道症状なしで、突然、肺炎から始まることによる。 新矢恭子,河岡義裕:ヒト体内におけるインフルエンザウイルスのレセプター分布 ウイルス 第56 巻(2006)

20 吸入した粒子は、鼻咽頭の複雑な気流のために粘膜面に衝突・沈着するが、小さなものはカーブを回りきって肺に達する。
ウイルス粒子は微小であるが、剥き出し状態で空中にあるのではなく、水滴や塵埃の中に含まれている。咳やクシャミの水滴は蒸発により粒径が小さくなるが、塵埃はそのようなことはない。 空中に漂っている鶏糞が吸入されても、その大半は鼻咽頭に沈着し、肺に達する機会は少ないと考えられ、これがH5N1で濃厚感染が必要とされる根拠である。

21 世界流行インフルエンザ H1N1 2009の誕生 × ⇒ × ⇒ × ⇒ × ⇒ 古典的 ブタH1N1 季節性 ヒトH3N2 2種混合
トリ H?N? 3種混合 H3N2 PB2 PB1 PA HA NP NA MP NS 97-98 98 × × × 北アメリカ地域で ヒト⇔ブタ 軽症 新型 H1N1 2009 ユーラシア ブタH1N1 3種混合 H1N1 3種混合 H1N2 古典的 ブタH1N1 PB2 PB1 PA HA NP NA MP NS 09 2000 - ×

22 WHO発表(10月30日発表、10月25日現在、update 72)
新型インフルエンザH1N の流行状況 WHO発表(10月30日発表、10月25日現在、update 72)  WHO地域 症例数 死亡数 粗致命率 アフリカ地域(AFRO) 13,536 75 0.55 アメリカ地域(AMRO) 174,565 4,175 2.39 東地中海地域(EMRO) 17,150 111 0.65 ヨーロッパ地域(EURO) >64,000 >281 0.44 南東アジア地域(SEARO) 42,901 605 1.41 西太平洋地域(WPRO) 129,509 465 0.36 世界全体 441,661 5,712 1.29 前週 414,945 4,999 1.20 追加数 26,716 713 2.67 死亡数 患者数  アメリカ地域(南北アメリカ)は、患者数で40%、死亡数で73%を占めている。日本を含む西太平洋地域は、患者数は約30%だが死亡数は8.1%と、粗致命率は低い。  実際の感染者数はこの100~1000倍であり、致命率は0.1%以下とされている。

23 週間死亡数 累積死亡数

24 リスクは? これまで、季節性インフルエンザで、何人死亡しているか、知っていますか?
 これまで、季節性インフルエンザで、何人死亡しているか、知っていますか?  リスクは、相対的に評価するものであって、個々の健康危害要因を「危険か 安全か」という二者択一の物差しで計るものではない。  現段階で、新型インフルエンザの死亡数は、季節性インフルエンザに比べてかなり少ない。  しかし、感染が広がり、強毒化する可能性は排除できない。

25 青壮年の死亡が多いことが、新型インフルエンザをより深刻なものとしている。
確認または擬似患者の 年齢別罹患率(10万人当り) 年齢別入院率(10万人当り) 米国で7月24日までに医療機関に掛った43,771名を年齢別罹患率にまとめた。一般的に考えて、幼児が外出する機会はそれほど多くなく、学校で感染した兄姉が家庭に持込んでいるものと推定される。 青壮年の死亡が多いことが、新型インフルエンザをより深刻なものとしている。 年齢別死亡数(全268名中)

26 デンマークがインフルエンザA (H3N2)ウイルスの
ミンクへの感染を世界獣疫局(OIE)に報告 10月23日: 当該施設は毛皮生産用ミンク農場である。クシャミや咳などの上部気道の臨床徴候があった後、肺炎に進行した。 15,000頭の内200頭が発症し、80頭が死亡した。 10月30日: 同じく毛皮生産用ミンク5農場で、74,000頭の内673頭が死亡した。 インフルエンザA (H3N2)は、季節性インフルエンザ(香港型)でもある。 デンマークは養豚先進国である。 ウイルスの塩基配列から、このウイルスが新たなヒト・動物再集合体と推定された。HAとNA遺伝子はヒト型に類似した配列である。それ以外の6個の分節はブタ型の遺伝子に最も近い。このことから、新型のブタ・インフルエンザ・ウイルスがミンクに感染した可能性が高い。ヒトへの感染性は不明だが、ヒト型様の表面抗原を持っている可能性は排除できない。

27 畜産関係者は生物学的安全対策を万全に! 畜産関係者への支援を!
畜産関係者は生物学的安全対策を万全に!  感染期間の家畜の世話を依頼する順序として、次の案で相手方の事前了解を取付けておこう。 1.親戚、知人に頼む。 2.地域の同業者に頼む。 3.組合、団体等の応援を頼む。 畜産関係者への支援を!  ノルウェーの20農場でヒトからブタへの感染が起きた事態を吟味してみよう。大半の農場は小規模経営であり、従業員が少なくインフルエンザに罹っても休むことができなかった可能性が高い。感染した家畜の症状は軽度であり、畜産経営への直接的打撃となるものではないが、家畜に感染が広がることによる他のウイルスとの再集合の結果、強毒株の誕生に繋がる恐れがある。 このような畜産農家が置かれた厳しい状況を理解し、家族経営農家であってもインフルエンザ感染した場合に休めるように、地域的支援が必要とされている。

28 ● 食に関する指導の年間指導計画(第6学年)
〈重〉食事の重要性  〈健〉心身の健康  〈選〉食品を選択する力 〈感〉感謝の心  〈社〉社会性  〈文〉食文化 4月 社会 大昔のくらしをのぞこう〈文〉 9月 理科 生き物のくらしとかんきょう〈重〉 5月 家庭 朝食に合うおかずを作ろう〈重〉〈選〉 10月 体育(保健) 病気の予防〈健〉 6月 他教科(国語) 生き物はつながりの中に〈感〉 2月 理科 人とかんきょう〈社〉 4月 給食の時間 楽しく食事をしよう ○給食当番の活動 ・安全、衛生面の配慮 6月 給食の時間 梅雨時の食事に気をつけよう ○梅雨時の健康と食事 ・食中毒の予防 自然界には危険がいっぱい(ナチュラル志向はアブナイ!) 安全に食べる(調理の際の清潔、迅速、温度管理。調理後は常温保管しない。食中毒菌が増えても味は変わらない。) 

29 自然毒の脅威との戦いが人類史の一側面 文化(Culture;耕す) ボツリヌス毒 破傷風毒 ジフテリア毒 パリトキシン テトロドトキシン
50%致死量 μg/kg mouse 産生・保有 ボツリヌス毒 破傷風毒 ジフテリア毒 パリトキシン テトロドトキシン サキシトキシン 0.0001 0.3 0.6 8.7 10 細菌 イソギンチャク類 フグ、ヒョウモンダコ 二枚貝 文化(Culture;耕す)  人間が改良を加えてきた物心両面の成果、とくに西洋では精神的生活に関わるものを「文化」とし、「文明」と区別する。危害を取り除いて<安全に食べる>ことが文化であり、「ナチュラル=非文化」は危険です。 青酸カリ 10,000 ギンナン中毒: 国内で過去約80人の患者が学会報告され、うち約30人が死亡 ボツリヌス毒の1億倍食べないと死なない 青酸配糖体:アミグダリン(ウメ、アンズ、モモ)、ドーリン(イネ科) ファゼオルナチン(アオイマメ)、リナマリン(キャサバ) 青酸配糖体を含む生薬: キョウニン(杏仁)、トウニン、ショウキョウ

30 フグ14名、キノコ9名、グロリオサ2名、トリカブト1名、細菌7名
死亡者の大半は家庭の食事 (2003~2008) 死亡数  内家庭  その他 植物性 動物性 細菌性 2003 6 4 販売店 仕出屋 2 キノコ イヌサフラン 3 フグ3 1 2004 5 3 販売店 不明 1 キノコ 2 フグ2 2005 7 6 飲食店 4 キノコ3 トリカブト 2 フグ2 1 2006 5 4 仕出屋 3 キノコ2 グロリオサ 1 フグ 2 2007 7 6 その他 4 キノコ2 グロリオサ 3 フグ3 2008 4 3 販売店 フグ3 1 34名中26名が家庭の食事で死亡! フグ14名、キノコ9名、グロリオサ2名、トリカブト1名、細菌7名

31 主な毒成分はアルカロイドの一種、アコニチンで、全草(特に根)に含まれる。食べると嘔吐・呼吸困難などから、摂取後数十分で死亡する。即効性で、解毒剤はない。トリカブトによる死因は、心室細動ないし心停止である。 1986年には「トリカブト保険金殺人事件」が起きている。 トリカブト グロリオサ きれいな花には棘(毒)がある。 美人には手を出すな! 英語でGlory Lily(栄光のユリ)、Flame Lily(炎のユリ)。和名で、ユリグルマ、キツネユリとも言い、観賞用栽培が広がっている。 球根はヤマノイモやナガイモに似ているが、コルヒチンやグロリオシンという毒がある。

32 安心立命 安全性 宗教 科学 世界観 生命観 科学と宗教は 車の両輪 生 き る 仏教 キリスト教 自然科学 イスラム教 社会科学 人文科学
仏陀釈迦牟尼の教え キリスト教 イエスの教え 自然科学 生物学、医学、農学、工学、・・・ 宗教 科学 イスラム教 マホメットの教え 社会科学 法学、経済学、・・・ 人文科学 歴史、心理学、文学、・・・ 現実によって動く心の世界の解明と導き 2000年変わらぬ世界 世界観 現実にある事象の解析と解決方法の提示 日進月歩の世界 生命観


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