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電子書籍と電子ブックリーダー 情報機器工学3班 奥村 秋間 小林 藤田 脇田
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まずは定義から・・・ 電子書籍とは 印刷・製本・流通の経費削減 省スペース 書籍をデジタルな文字情報、デジタル画像情報に変換した電子ファイル
☆流行りのコンテンツ事業 ☆ハイパーリンク・動画・音声・振動を併用したコンテンツも ☆無料あり ☆ウェブからダウンロードして読む感じ 電子ブック、デジタル書籍、 デジタルブック、Eブック、オンライン書籍 ともいう 印刷・製本・流通の経費削減 省スペース を 図って誕生した
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長所と短所 長所 短所 ☆読者がインターネットに接続すれば、書籍がすぐ買える ☆本棚いらず
☆供給者側(出版社に相当)でも、在庫確保と資産コスト、 絶版による販売機会の喪失が避けられる ☆環境面でもいいところ→紙・在庫・流通・店舗などの負荷軽減 短所 ☆ブックオフに売れない ☆書店が消える? ☆購入してもダウンロード期間がある(大抵1年)消えたら終わり ☆違法コピー、海賊版の流通 ☆環境面では電力消費や電子機器の廃棄による負荷発生
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電子書籍を読むには 電子ブックリーダー 電子書籍はソフトウェアであるコンテンツだけを指す ハードウェアがないと読めない
ハードウェアである電子書籍再生用の端末機器を 電子ブックリーダー という
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第二次世界大戦以前から・・・ 第二次世界大戦以前からすでに新聞や雑誌などの形態ではなく電子機器のディスプレイで閲覧するという考えが存在していた? 電子書籍業界に詳しい hon.jp によれば 1935年発行の「Everyday Science and Mechanics」誌にマイクロフィッシュという写真フィルムを使った読書デバイスを提唱するイラスト記事が発見されたらしい 英語版Wikipediaによれば 電子書籍の起源は1949年 イタリアの言語学者Roberto Busa神父が米IBM社 と共同で行なった英文解析実験までさかのぼるとされる マイクロフィッシュ 設計図面などの保存に使用する写真フィルム
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電子書籍と端末の変遷 第1世代「外部メディア利用型」 第2世代「コンテンツ内蔵型」 第3世代「3G通信経由ダウンロード型」
Wikipediaでは第1〜3世代に分けられている 第1世代「外部メディア利用型」 第2世代「コンテンツ内蔵型」 第3世代「3G通信経由ダウンロード型」
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電子書籍と端末の変遷 第1世代「外部メディア利用型」
電子書籍と端末の変遷 第1世代「外部メディア利用型」 世界初の電子書籍 1990年 ソニーが電子ブックリーダー「データディスクマン」を発表 8 cmのCD-ROMを記録メディアに利用=ディスクマン 1993年 NECが「デジタルブックプレイヤー」を発表 5.6型モノクロ液晶画面と数個のボタンで操作する サイズなど含めて今日のキンドル(Kindle) と似た形態 デジタルブックという専用データを読み込む ディスクマンさん デジタルブックプレイヤー
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電子書籍と端末の変遷 第2世代「コンテンツ内蔵型」
電子書籍と端末の変遷 第2世代「コンテンツ内蔵型」 インターネット利用が一般化した2000年前後 青空文庫がテキストファイルによるコンテンツの提供開始 日本国内において著作権が消滅した文学作品、 あるいは著作権者が許諾した文学作品を公開している インターネット上の電子図書館 ☆著作者自身によるウェブ上での配布も 2000年以降 コンテンツの課金方法が確立 小説以外にコミックや雑誌、写真集なども扱われるようになる
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電子書籍と端末の変遷 第3世代「3G通信経由ダウンロード型」
2008年 アマゾンのキンドルが3G通信(Wispernetというネット通信)を介した ダウンロード型の販売モデルを初めて構築 キャリアはスプリント・ネクステル(ソフトバンクが買収したあの携帯業者) 2009年11月 国際版キンドル登場 日本国内ではドコモとソフトバンクが回線を提供 キンドル1
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電子書籍の利用形態 1、インターネットからダウンロードして閲覧 2、ストリーミングで閲覧 3、著作権保護優先の方式
Wikipediaでは次の3つに分けられている 1、インターネットからダウンロードして閲覧 2、ストリーミングで閲覧 3、著作権保護優先の方式 電子書籍データを端末に一部、またはすべてダウンロードするが、閲覧する ためにはインターネット上のサーバに接続していることが必要な形式 サーバから情報をダウンロードして、キャッシュとして保存 一時ファイルは閲覧中は開かれたままで、静的なデータとしては保存できない。
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日本の電子書籍の普及状況 電子書籍市場はすごく小さい 新たなプラットフォーム=スマートフォンやタブレット端末
電子書籍ビジネス調査報告書2012 より 新たなプラットフォーム=スマートフォンやタブレット端末 出版市場全体の規模 1兆7321億円 うち 雑誌/マンガ/写真集 8057億円 電子書籍市場はすごく小さい
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ちなみに海外は・・・ 上の5か国の電子書籍のシェアは2 %以下らしい アメリカは6人に1人が電子ブックリーダーを持っているらしい
(漫画など除く) IGAS2011 eBook Forum 電子書籍の各国の動向より 上の5か国の電子書籍のシェアは2 %以下らしい アメリカは6人に1人が電子ブックリーダーを持っているらしい
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電子書籍普及への課題 ☆著作権保護とユーザーの利便性の両立 ☆情報格差 ☆出版社・書店の影響
ダウンロードした端末以外で閲覧できないようにするハードウェア・キー 購入したコンテンツは特定の機器に縛られて他へ移動できない 閲覧キーが損壊すると、見れなくなる ☆情報格差 全ての人が情報機器を持って閲覧できる環境に在るとは限らない ☆出版社・書店の影響 電子書籍が流通→電子書籍出版社が直接著作者から出版権を購入し販売 出版社や書店は大打撃を受ける 他には=>視認性、携帯性、廉価性、利便性などの実現
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電子書籍普及への取り組み 2012年は電子書籍元年 by ダイヤモンドオンライン ☆環境整備が急速に進んだ 次はコンテンツの充実がカギ
☆環境整備が急速に進んだ 安価な電子書籍専用端末の発売、書籍の電子化を支援する「出版デジタル機構」の発足 次はコンテンツの充実がカギ 紙の書籍の年間新刊出版数が8万点に対し 各電子書店で購入できる作品数は5万~10万点程度 電子化していないベストセラー作家も(村上春樹など)
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代表的な電子ブックリーダーの紹介 製造中止も含む
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シグマブック あのパナソニックが2003年7月に発表 2004年2月20日に発売した端末 ☆シグマブック独自のファイルフォーマット、
あのパナソニックが2003年7月に発表 2004年2月20日に発売した端末 ☆シグマブック独自のファイルフォーマット、 eBookJapanのebi-jファイル、.txt、.bmpに対応 ☆単三の乾電池2本で3~6カ月使用できるらしい ☆電源を切っていても内容は表示されたまま 重量 300g ☆見開きの画面 モノクロしか表示できないにも関わらず価格は3万円台 いまいちパッとせず
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リブリエ あのソニーが2004年4月24日に発売した端末 ☆独自形式のファイルフォーマットのみ対応 ☆メモリースティックかUSBでデータ転送
☆朗読機能がある ☆使用環境は Windowsのみ ☆コンテンツはTimebook Townからのレンタルのみ ☆モノクロ表示にも関わらず価格は4万円台 コンテンツが少ないうえレンタルのみであること、.txtやPDFに対応していないことなどから販売数が伸びず、2007年5月をもって生産終了 Timebook Town も2009年2月28日をもって閉鎖
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ワーズギア あのパナソニックが2006年に発売した端末 ☆シグマブックの後継機 ☆ディスプレイはサイズ5.6インチ
☆ディスプレイはサイズ5.6インチ 1024x600ドット、解像度211dpi ☆XMDF、.book、.txtに対応 ☆電子書籍は「最強☆読書生活」というサイトにて配布 ☆Windows PCにてアクセスし、SDカードへダウンロードする形式 またしても売れない(販売台数2400台) 2008年3月 電子書籍端末の製造終了、 同年9月30日 配信サービスも終了 最強☆読書生活は始まらなかった
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ソニー・リーダー 名前の通りソニー製のブックリーダー、リブリエの姉妹機 ☆PCでダウンロードした電子書籍を本体とUSB接続した
内蔵メモリかリムーバブルメディアに転送したものを カードリーダーにセットして閲覧する方式 ☆DOC、RTF、PDF、JPEG形式などに対応 ☆Wi-Fi内臓の機種ではWeb閲覧可能 ☆電子書籍は以下のサイトで購入可能 リーダーストア 楽天イーブックストア(Raboo) 紀伊國屋書店 - BookWebPlus 2012年モデルでは、本機から別の端末で続きのページから読める同期機能を搭載 Android搭載スマートフォンで続きを同期できるように 価格は1万~2万円
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GALAPAGOS シャープの電子ブックリーダーと電子書籍配信サービスの名称 2010年12月10日 メディアタブレット発売
2010年12月10日 メディアタブレット発売 2010年12月20日 GALAPAGOS Stationの提供を開始 2011年 9月30日 販売を終了 GALAPAGOSブランドは調べても いまいちよく分からないが、うまくいってないらしい こんなやつ
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kobo Touch カナダのKobo社が開発したブックリーダー Kobo社は2012年1月11日に楽天の子会社に
2012年7月19日 楽天より発売 ☆グレースケール ☆内部メモリ2GB、micro SDも使える ☆コンテンツはkobo イーブックストアからダウンロード ☆Wi-Fi接続でネットができる ☆本体はブルー、ライラック、シルバー、ブラックのカラーバリエーション ☆重量は185gと軽い 価格は6980円
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リディオ 凸版印刷グループが販売するブックリーダー BookLive、三省堂書店、NEC、UQコミュニケーションズ
2012年12月10日 発売 ☆印刷会社の電子ブックリーダー ☆無料WiMAX通信が可能 通信料無料で書籍選び、購入、読書まで行うことが可能 ☆BookLive!サービス専用 ☆6インチモノクロ ☆内蔵メモリ4GB ☆重量170g ☆BookLive!のID登録でスマホ、タブレット、PCに同期される ☆フロントライトがない→薄暗いところでは読めない 価格は8480円
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Kindle Fire HD キンドルとは・・・ Amazon.comが製造・販売する世界で一番売れている電子ブックリーダー
2012年 12月18日 日本での発売開始 ☆AndroidベースのOSを搭載7インチカラー液晶と タッチパネルを搭載したタブレット ☆ステレオスピーカー搭載 ☆Wi-Fiでネットに接続可能 電子書籍を読むだけじゃない ☆内部メモリは16GBか32GB ☆Bluetooth 対応 キーボードなどのワイヤレスアクセサリを利用可能 ☆Amazon の電子書籍・音楽・動画コンテンツのストアと密接に統合 価格は15,800円 (16GB), 19,800円(32GB)
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電子辞書も・・・ 広義でいうと電子辞書も電子ブックリーダー 国語辞典や英和辞書などの電子コンテンツを閲覧するための専用端末
電子化された辞書が数十冊 ケータイみたいな形状 SHARP Brain 1月末発売 DAYFILER カラータッチパネル
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おわり
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